痴漢疑われたと勘違いし線路逃走
18日夜、埼玉県川口市のJRの駅で35歳の男がホームから線路内に立ち入ったとして逮捕されました。
男は直前に、飲み物を誤って服にかけたことをめぐって面識のない女性とトラブルを起こしていて、警察の調べに対し「痴漢の犯人と間違われたと勘違いして逃げてしまった」と供述しているということです。
逮捕されたのは、自称、さいたま市の無職、大塚聡容疑者(35)で、18日夜10時20分すぎ、川口市のJR川口駅のホームから線路内に立ち入ったとして鉄道営業法違反の疑いがもたれています。
警察によりますと大塚容疑者は直前に、電車内で寝ていた際、面識のない女性のコートに飲み物を誤ってかけたことをめぐってトラブルになり、女性とともに川口駅で降りたということです。
その後、線路に立ち入り、駅の外に逃走しましたが、JRの関係者に取り押さえられ逮捕されたということです。
女性は「痴漢行為はなかった」と話しているということですが、警察の調べに対し、大塚容疑者は「痴漢の犯人と間違われたと勘違いしてパニックになり逃げてしまった」と供述しているということです。