転職活動をしているきはるです。
あなたは「転職エージェント」という人材紹介サービスを使ったことがありますか?
転職エージェントとは、登録無料の転職サービス。あなたにピッタリの求人を探してくれたり、面接対策・日程調整までしてくれる転職活動のコンサルタントです。
私はこの約1か月、転職エージェントになりたい一心で転職活動をしてきました。なぜ転職エージェントかと言うと、前々から「キャリアで悩んでいる人の役に立ちたい」という想いがあったからです。
そのために4社の転職エージェントに登録して、20社ほどの人材紹介の企業を受けております。 なので、選考を受けるにつれて転職エージェントのことにかなり詳しくなりました。
そして、ある事実に気づいてしまいました・・。
ほとんどの転職エージェントは「求職者のために」という想いで仕事をしていません\(^o^)/
転職エージェントになりたい私に対しては、転職エージェントも面接官も「求職者に尽くす人は採用しない」と正直に教えてくれます(笑)
当然ですが、転職エージェントはボランティアではありません。言ってしまえば、転職エージェントは営業マンです。自社の利益が最優先!!
この事実は、求職者も理解しておくことが大切です。
転職するなら転職エージェントに登録するほうが効率的です。しかし、「悩みを聞いてもらいたい~」という気持ちで転職エージェントを利用してはいけません。
では、転職エージェントをどうやって見るべきか。説明していきます。
転職エージェントの使い方で一番意識すべきこと
結論から言います。
転職エージェントを利用する時は、面接と同じくらい緊張感を持ってやり取りしろ!!
- ハキハキ話す
- 論理的に話す
- 転職意欲を見せる
- 連絡はすぐに返す
これらを意識するだけで転職エージェントからの対応が大きく変わります。
「嘘をついて話せ」ということではありません。弱々しい姿を見せるのは望ましくない。何かに悩んでいたとしても、頭の中を整理してから相談しましょう。
転職エージェントの利益の仕組み
転職エージェントが収益を得る仕組みを説明します。
転職エージェントは、求職者を就職させてはじめて企業から報酬がもらえます。金額は、求職者の初年度年収の30~35%です。(年収500万円で就職させたら約150万円)
つまり、転職エージェントのメインのお客様は報酬を貰う求人企業です。「求職者のために」という想いを持つ転職エージェントもいますが、優先順位は「自社>求人企業>求職者」で考えています。
したがって、転職エージェントはあなたに寄り添う「お悩み相談カウンセラー」ではないということです。あなたを企業に売ってくれる「業者」と思ってください。あなたに価値を感じたら高値で企業に取引してくれます。
転職エージェントの立場になって考える
想像してみてください。ある転職エージェントの元に2人の求職者が訪ねてきたとします。
①ハキハキしたAさん
私は〇〇のような仕事をしたいと思ってます!!
前職では△△の実績を上げていました!!
これから宜しくお願い致します!!
②フワフワしたBさん
今の仕事に悩んでるんですけど、私はどうすればいいですかねぇ~?
2人は全く同じ経歴だとします。
あなたが転職エージェントなら、この2人にどのような対応をしますか??
普通の転職エージェントならAさんに手厚く対応して、Bさんはほとんどスルーです。Bさんには良い求人があっても案内しない可能性があります。
「ひどい!」と思うかもしれませんが、転職エージェントの立場で考えてみてください。
転職エージェントは求職者を就職させなければ報酬を得られないので、転職するかわからないBさんに割く時間はもったいない・・。 Bさんのグダグダに振り回されている間にAさんを他社のエージェントに取られたら最悪です。
また、転職エージェントにとっては求人企業がお客様です。フワフワした求職者を送り込むことで求人企業に迷惑を掛ける危険があります。
Bさんのタイプは、面接に遅刻したり、内定をもらっても現職を辞めれなかったり、就職してもすぐ退職したり、よくあるそうです。仮にこんなことがあれば転職エージェントの評判が悪くなります。
したがって、転職エージェントはハキハキしてる求職者を好むわけです。転職エージェントと良好な関係を築きたいならAさんになりましょう!!
転職エージェントの正しい使い方
転職エージェントは、求職者が本気なら全力でサポートしてくれます。味方になれば彼らほど心強い存在はありません。
そのためにも、一社だけでなく複数の転職エージェントに登録しましょう。
応募できる求人数を増やすことが一番の目的ですが、転職エージェントが複数人いることで、個々のエージェントがよりあなたに本気になってくれます。
そして「この転職エージェントは使えないな」って思ったらすぐに切ることができます。ビジネスで対応してくる相手にはこちらもビジネスで対応しましょう。そうしなければ、双方に良好な関係を築けません。
転職エージェントはどこを選ぶ?
では、複数選ぶとしてもどこの転職エージェントサービスに登録するべきか?
まず、求人数が多い大手は絶対です。それ以外は自分の求めるサービスによって選びましょう。
大手の人材紹介サービス各社の強み
人材紹介サービスはかなりの数がありますが、それぞれに得意分野があります。
こちらは一例です。
迷ったらトップ3の「リクナビ」「DODA」「JACリクルートメント」に登録しておけば良いでしょう。
リクナビとDODAを「システム的な対応」と悪く言う人もいますが、こちらが真剣に転職意向を伝えたら素晴らしいスピード感で仕事してくれます。ビジネスとして求職者を扱うからこそ頼りになることもあるのです。
ちなみに私は「JACリクルートメント」が一番オススメ。外資系やハイクラス求人に強みがありますが、その他の求人も数多く保有してます。また、他の大手人材紹介企業と違って「両面型」という営業スタイルなので、紹介してくれる求人情報がかなり濃いのが特徴です。
おまけ:こんな人材紹介サービスも
また、複数のサービスに登録するなら「お祝い金」をもらえるところに登録しておくのも手です。
「Nexstar」はフェイスブックから簡単に登録できます。もしこのサービスから就職することができれば30万円をもらえます。
▼詳しくを見る▼
転職エージェントと「ビジネス」をしよう!
いかがでしたでしょうか?
何度も言いますが、転職エージェントは「お悩み相談カウンセラー」ではなく「営業マン」です。こちらもビジネスライクで付き合うことで良いパートナーとなります。
ハッピーな転職をしたいなら賢く転職エージェントを利用しましょう!!
ではでは