■メガハウス ARTWORKSMONSTERS 仮面ライダー555 Part2 センチピードオルフェノク■



著名なキャラクターデザイナーとのコラボレーションにより、新たなアレンジを加えた「怪人」たちを立体化する「ART WORKS MONSTERS」の第2弾。
デザイナーである篠原保氏の全面協力の下で独自の解釈を加え、大迫力のフィギュアとして立体化。
第2弾はセンチピードオルフェノクの他に、ホールオルフェノク(激情態)も同時発売されました。

ラッキークローバーの一員である琢磨逸郎が変化するセンチピードオルフェノク。愛すべきヘタレです。
派手なポーズが多いオルフェノクですが、今回は琢磨君らしい静かなポーズで立体化されています。
自信有り気に上げている左腕がお気に入り。
内面に秘める嗜虐性と被虐性の象徴である全身に生えた棘と、全身を拘束するかのように覆う金属輪も
非常に細かく、シャープな造型になっていますが、一部ヘタってしまっているのが残念。
台座はオルフェノクの紋章が描かれた専用の物。ちなみに腕(肩部分)は可動するので
角度を変えることが出来ます。あまり意味は無いですが。武器のムチは取り外し可能








このシリーズ最大のネックはS.I.C.シリーズより1周り程度小さい事。
メーカー違うから仕方ないけど、どうせなら並ばせたいですよね。
最後にパッケージ裏のクリチャーデザイナー篠原保氏のメッセージを。

『オルフェノクの姿は、その人の潜在的に抱いている「戦う姿」が具体化したものです。
琢磨逸郎の変化する「センチピードオルフェノク」は、全身に無数のスパイクを備え、彼の加虐嗜好がストレートに
表層化しています。その一方で、重々しい鉄輪の枷で全身を隙間無く締め付ける姿は、被虐嗜好者も連想させます。
いずれにせよ、硬い殻に閉じこもった彼の内面は歪で脆いのでしょう。
複雑な心理の絡み合いを、ギシギシと音を立てるようなメタリック感を共に味わって下さい。』

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2007/07/25