歌舞伎俳優 中村獅童さん 初期の肺腺がんを公表

歌舞伎俳優 中村獅童さん 初期の肺腺がんを公表
k10010986201_201705181505_201705181523.mp4
テレビドラマや映画などでも活躍する歌舞伎俳優の中村獅童さんが、初期の肺腺がんであることを公表し、治療に専念するため、来月から出演する予定だった博多座と歌舞伎座での公演を休むことになりました。
松竹によりますと、中村獅童さん(44)は、定期的に受けている人間ドックで、今月、初期の肺腺がんであることがわかったということです。獅童さんは今後、治療に専念し、来月上旬に手術を受ける予定で、来月の福岡の博多座と7月の東京の歌舞伎座で出演が予定されていた公演を休むということです。
復帰の時期は、今後、医師と相談しながら判断するとしています。

中村獅童さんは直筆のコメントを発表し、「今見つかったのが奇跡的と言われるほどの早期発見で、この状況ですぐに手術をすれば完治するとの担当医師からのお言葉でした。やむを得ず休演することを断腸の思いで決断いたしました。病に打ち克ち、必ず元気になって今まで以上によい舞台がつとめられますよう、より一層精進いたし、また皆様にお目にかかりたいと思っております。そのために、今しばらくお時間をください」としています。