“史上最大の情報漏えい事件” 米陸軍の元上等兵が釈放
内部告発サイト「ウィキリークス」に70万点にも及ぶ軍の機密情報を漏らしたとして服役していたアメリカ陸軍の元上等兵が釈放され、アメリカのメディアは史上最大規模の情報漏えい事件の当事者が釈放されたとして大きく伝えています。
アメリカ陸軍で情報分析を担当していたチェルシー・マニング元上等兵は、イラクで攻撃用ヘリコプターが通りに集まっていた人たちを攻撃する様子を写した映像など、70万点に及ぶ軍の機密情報を漏らした罪などで2013年に軍事法廷で禁錮35年の判決を受けましたが、ことし1月、オバマ前大統領が退任直前に恩赦を与え、刑期が大幅に短縮されました。
マニング元上等兵は、17日、ツイッターに自身のものと見られる足を写した写真に、「自由の最初の一歩だ」というメッセージを添えて投稿し、中西部カンザス州にある陸軍の施設から釈放されたことを明らかにしました。
マニング元上等兵は、服役中に性別を男性から女性に変更しており、釈放について、「ついに外の世界に出て自分自身として生きることができる」などとする声明を支援団体を通じて出しています。
マニング元上等兵をめぐっては、人権団体などがイラクでの戦闘の現実を示した内部告発者だとして支援活動を行う一方、軍などは国の信頼に背いた裏切り者だとしており、アメリカのメディアは、史上最大規模の情報漏えい事件の当事者が釈放されたとして大きく伝えています。
マニング元上等兵は、17日、ツイッターに自身のものと見られる足を写した写真に、「自由の最初の一歩だ」というメッセージを添えて投稿し、中西部カンザス州にある陸軍の施設から釈放されたことを明らかにしました。
マニング元上等兵は、服役中に性別を男性から女性に変更しており、釈放について、「ついに外の世界に出て自分自身として生きることができる」などとする声明を支援団体を通じて出しています。
マニング元上等兵をめぐっては、人権団体などがイラクでの戦闘の現実を示した内部告発者だとして支援活動を行う一方、軍などは国の信頼に背いた裏切り者だとしており、アメリカのメディアは、史上最大規模の情報漏えい事件の当事者が釈放されたとして大きく伝えています。