就活生の印象がよくない「採用サイト」18社

1位はあの電通、基準は「見づらい」「悪感情」

電通の採用ページの一例。「かっこいい」との意見がある一方、「派手」「画面がいろいろ動いて見づらい」との意見が出ている

就職活動をする学生は、企業の採用ホームページから好印象を得る一方、悪い印象を受けることもある。ではどういったホームページが悪い印象として受け止められるのだろうか。

5月11日配信記事「就活生が高く評価する『採用サイト』ベスト32」で、好印象のホームページを紹介したが、今回は反対に「印象のよくない『採用サイト』」の上位を紹介する。

電通はまだ”ブラック企業”のイメージ残る​​​​

HR総研は楽天「みんなの就職活動日記」と共同で、今年就活をしている学生約1000人に、「印象のよくない採用ホームページ」を1人1票で選んでもらった(詳細データはこちら)。

ベストとワーストを比べてすぐに気がつくのは、実は顔ぶれが似ていることだ。人気企業ほど多くの就活生が見ているから、好印象を持つ学生もいれば、悪い印象を持つ学生もいる。また投票数は、悪印象企業の方が票数は少ない。興味を持った採用ホームページは熱心に見るので印象に残るが、魅力がない採用ホームページは記憶に残らないからだろう。「悪印象=よくない採用ホームページ」と一概には言えないものの、コメントを見ると改善点がありそうだ。

悪い印象のトップとなったのが電通。文系58票、理系29票と、2位の5倍以上の票数となった。電通の採用ホームページに悪印象を持った理由は二つに分かれる。一つめはコンテンツそのものが気に入らなかったという。

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