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#PUBICHAIRGROOVING

CONCEPT

脱毛途上国ニッポン

グローバルスタンダードを牽引するアメリカでは、アンダーヘアを「女性の身だしなみ」としてケアすることが習慣になっていますが、日本の女性たちのあいだでは常識と言えるまでには浸透していません。いわば、日本は「脱毛途上国」なのです。

引用元:JAMA Dermatology

秘められた内なる魅力を世界へ

日本では、いまだ「アンダーヘアのお手入れってなんだか恥ずかしい」という声も多いでしょう。しかし、2020年に向けて国際化が進む今こそ、アンダーヘアをスタイリッシュに整え、内なる魅力をもっと大胆にさらけだしてみませんか。日本の女性たちに世界の舞台でさらに堂々と美しく輝いてほしい。私たちは、そう強く願っています。

なぜ、アンダーヘアで音楽なのか

日本の女性たちの秘められた魅力を世界へ届けるにはどうするべきか。私たちは試行錯誤した末に、アンダーヘアの波形を音に変換できるのではないかとの仮説を立てました。そして、Pubic Hair Grooming(アンダーヘアのお手入れ)により、新たな Groove を世界へ発信する音楽プロジェクト「PUBIC HAIR GROOVING」を始動させたのです。
楽曲制作を担うのは、日本だけではなく世界のミュージックシーンでも活躍する m-flo の☆Taku Takahashi 氏。プロジェクト参加者から提供された1本1本の波形から生成されたサウンドをスタイリッシュにまとめあげ、史上初のアンダーヘアミュージック「IN MOTION(インモーション)」が完成しました。

MAKING OF THE PHG

アンダーヘアをサウンドに
大勢の女性のヘアを音に変換し、
創り上げた音楽を世界へ発信。
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一人ひとりの個性を響かせるために

株式会社人間では、できるだけ多くのサンプルを確保するべく、プロジェクトの趣旨に賛同してくれた日本の女性たちからアンダーヘアを回収していきました。そして、長さや縮れかたといった一つひとつの個性を生かした音源に変換し、「毛がボーカルとして歌っているかのように」と、☆Taku Takahashi氏に制作を依頼。結果、無数の中から選びぬかれたサウンドをもとに、日本の女性たちの新たなグルーヴを世界へ響かせる楽曲が誕生したのです。

MESSAGE

クリエイターの想い
作曲 ☆Taku Takahashi (m-flo, block.fm)

— プロジェクトの内容を聞いて、どう思いましたか?
ハメられたなと思いましたね。最初に依頼された段階では「脱毛で音楽を」としか聞かされてなかったんです。具体的な打ち合わせの際に初めて「アンダーヘアで」なのだと気づいたんですが、もう時すでに遅しで。
でも、株式会社人間のチームと話してみればみるほど面白くて、良い意味でクレイジーなプロジェクトだなと。
じゃあ、そのままやってみようかということになりました。

— 楽曲を制作する上で苦労した点はなんですか?
当初、アンダーヘアがどんな音になるのかまったく想像できなかったんですよ。それで実際にあがってきたら、やっぱり不安定な音なんですね。その暴れ馬たちをどうやって曲に仕上げるかっていうのはすごく難しいところではありました。
そこで、サウンドたちをうまく並べていくことで、シンセサイザーでめちゃくちゃに弾いているような雰囲気を作っていき、全部の波形を組みこんだシーケンス・パターンをつくったのがひとつ。もうひとつは、ループさせた波形をシンセサイザーに取りこんで、音階をつけることでメロディを作ることができました。

— 今回の楽曲のイメージを教えてください。
そんなテクノロジカルな要素が満載な一方で、全体としてはちょっと哀愁が漂うようなキュンとくるテイストに仕上げています。
今、世界中で聴かれているビルボードチャートに居並ぶ音楽たちにも負けないように、いかにアンダーヘアで勝負するかというアイデアを詰めこんだ楽曲です。

— 曲にタイトルをつけるとしたらなんでしょうか?
やっぱり、陰毛たちがすごく動いているイメージなので、「IN MOTION(インモーション)」にしたいと思います。

— プロジェクトに参加したことを後悔してますか?
後悔ですか。後悔は、まあ、あんまりしてないです。大丈夫です。なんか楽しくできましたから。
今のユーザーたちは予定調和なものばかりで飽き飽きしているんじゃないかと思うんですね。だから、誰もやろうとしないベクトルから物事を考えようとする株式会社人間のやり方には共感しますし、もしかしたら、今の日本にとって一番大事なことなんじゃないかとも思っています。

CREATOR

企画・プロデュース
株式会社人間

花岡洋一と山根シボルが結成した「面白くて 変なことを 考えている」人間集団。たくさんの人間を笑かすために、"笑い" を軸にした企画・表現でジャンルにとらわれることなく、変な広告やお金にならない作品を創りつづけている。
「鼻毛通知代理サービス チョロリ」「スの形をした椅子 スイス」「Kinect 巨乳」など、役に立たないモノづくりをはじめ、面白い企業ブランディングやイベントプロデュース、WEBメディア運営なども手がける。

株式会社人間 - official website
株式会社人間 - Twitter
株式会社人間 - Facebook

作曲
☆Taku Takahashi

DJ、プロデューサー。98年にVERBALとm-floを結成。ソロとしてもCalvin Harris、SMAP、Crystal Kay、加藤ミリヤ、MINMIなど、国内外アーティストのプロデュースやRemix制作を手がける。近年の積極的なDJ活動でクラブシーンでも絶大なる支持を集め、LOUDの“DJ50/50”ランキング国内の部で3年連続1位を獲得し、日本を牽引する存在としてTOP DJの仲間入りを果たした。自身が立ち上げた日本初のダンスミュージック専門インターネットラジオ「block.fm」は開局5周年を迎え、新たな音楽ムーブメントの起点となっている。

☆Taku Takahashi - Twitter
☆Taku Takahashi - Facebook
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