はい!どうも、やん(@yan_tzn)です。
小学生のなりたい職業の第3位『YouTuber』について
2017年5月16日の深夜1時56分放送のテレビ朝日「それ、古いっすよ。」で
『YouTuber』を目指す若者の特集が放送された。
放送内容は、未来の『トップYouTuber』を目指す若者に密着したものだ。
この放送、不意にわき腹を突かれたような感覚を受けた内容だった。
『トップYouTuber』を目指す若者
『YouTuber養成コース』を扱う学校の生徒にフォーカスした番組内容
ドラゴンボールのベジータ役・名探偵コナンの服部平次役の『堀川りょう』さんが学院長を務める
『インターナショナルメディア学院』の『YouTuber養成コース』の授業内容や そこに通う生徒に密着し、その生態を探るという番組内容だ。
『YouTuber養成コース』の授業内容
番組で放送された授業は『実技演習』で『〇〇やってみた系』の実技だった。
この実技は、講師・生徒の前で実演し、その実演内容がどうだったかと意見を出し合うもののようだ。
また、実技行った内容をYouTubeにアップしながら、実験を繰り返し、YouTuberとしての技能を身につけるスタイルの授業になっている。
他にも『SEO』を意識したタイトルの付け方などの『座学』あるようだ。
『YouTuber養成コース』に通う生徒の実態
番組では、お二人の生徒の生活に密着した。
【ぱーぷるチャンネル】紫水 円香さん
【ぱーぷるチャンネル - YouTube】のYouTuber歴半年、紫水 円香(28)さん
下記が番組で放送されたウーロン茶+炭酸水が何の味になるのか検証した動画
他にも複数チャンネルがあるようだが、主に『〇〇やってみた系』や『ゲーム実況』などをしているようだ。
【ぼんじゅうるTV/Bonjore TV】ぼんじゅうるさん
【ぼんじゅうるTV/Bonjore TV - YouTube】のYouTuber歴1年、ぼんじゅうる(37)さん
下記が番組で放送されたハンガーに物申す動画
他にも細かいものに対して物申しているが、主に『ゲーム実況』や『物申す系』などをしているようだ。
番組を見て思ったこと
学校で学ぶ必要性を感じられない
そもそも座学や実技などをお金を出して学校で、学ぶ必要性があるのか?
現在の『トップYouTuber』の動画から学べることの方が多いのではないかと思う。
『話し方』や『動画編集の仕方』『BGMや効果音の使い方』『タイトルの付け方』など多くの教材が無料で、 既に目の前にある状態だと思う。
学校で教えられたスタイルを取り込むのではなく、『トップYouTuber』を分析して、マネれる部分を吸収し自分のスタイルを考えて作っていくのが 『好きなことで生きていく』YouTuberというクリエイターなんじゃないかと思う。
僕の勝手なイメージですが…
スマートフォンを使った編集方法を主に教えるのか?
出典:日本初の本格的YouTuberコースが誕生!|声優養成所・オーディションのインターナショナルメディア学院(学院長 堀川りょう)
番組やインターナショナルメディア学院のHPを見て思ったことだが、基本的にスマートフォンで編集を行っており、
スマートフォンでの撮影・編集方法を授業で受けるらしい。
僕の思っていた撮影や編集は、ビデオカメラで撮影してパソコンで編集をするイメージだ。
たしかに、スマートフォンで撮影・アプリで編集というのは、可能ではあると思う。
しかし、裏を返せば『トップYouTuber』のような編集技術は、身につかないということだ。
アプリでできる幅は限界があり、同じくアプリを使用して編集しているライバル配信者との『差別化』を図ることが難しくなるだろう。
まさに『痒い所に手が届かない』状態に陥ることは、目に見えている。
スマートフォンでの撮影・編集方法が主な理由としては、『若者のPC離れ』や『学習コスト』・『機材のコスト』などの背景があると予想している。
そのため、プロ並みの編集方法は、学べないと思ったほうがいい
新規参入の厳しさ
現在、底辺から頂点まで多くの『YouTuber』がいる。
もう、ほとんどパンク状態なんじゃないかと思えるくらい増えていると予想しています。
上記の記事、2015年と古い記事だが、引退した『MEGWIN』が下記のようなことを語っている。
そうそう。それだけちゃんとやってる、あまはる君の再生回数が伸びないって事は、結局ライバルが増えすぎたのよ。これだけ色んな人が参入してきちゃうと、これから生き残るの大変だわ
あとね、ひとつだけ言えるとしたら気合いが足りてないかな!結局、YouTuberとして一発当てるやつって、無職とかフリーターとかなのよ。崖っぷちに居る連中でさ。あまはるくんみたいにちゃんと住宅補助出る会社で働いてたらハングリーさで負けるよ。あいつらは必死なんだもの
YouTuberの先駆者の『MEGWIN』でさえ、後から増えるライバルに『おののいていた』のだ。
また、『学校で学ぶ』という行為こそ、『ハングリーさで負ける』に当てはまらないだろうか。
しかし、新規参入して『トップYouTuber』の仲間入りをすることは、出来るかもしれない。あなたの努力しだいだが。
若者の夢を喰い物にするビジネス
昨今、プロゲーマを目指す専門学校など学校にする必要があるのか疑問符が浮かぶ学校がある。
なぜそのような学校が存在するかというと、若者が関心を集めるジャンルは金儲けになるからだ。
もし、学校に通うのであれば、若者の夢を喰い物にするビジネスのシステムだということを理解しておく必要がある。
上記のことを理解した上で、逆にどう利用してやるかと明確なビジョンを持たなければ、喰い殺されるだけになるだろう
学校に通うメリット
『インターナショナルメディア学院』では、成績優秀者は、IAMエージェンシー所属YouTuberとして所属登録され、 他の声優、俳優、歌手と同等のマネージメントが約束されるそうだ。
『YouTuber』として、日が浅くとも事務所に所属でき、さらに芸能人と共演する機会があるというのは とても魅力的なものだ。
芸能人と知り合いたい、または付き合いたいと思っているのであれば、これはチャンスに繋がるものだと思う。
まとめ
『YouTube』という市場が多くの関心を集めているが、稼げていた市場から稼げなくなる市場に、 徐々に変わっていくだろう。
ヒカルが、『 好きか嫌いか言う時間』でこのようなことを言っていた。
YouTubeに興味がない。ただの道具として使っている。
『YouTube』が好きだから、『YouTuber』になるのでなく 、『YouTube』を踏み台に、次のビジネスを考える・繋げる人でなければ、 生き残りは難しいだろう。
たぶんヒカルは、その先のビジネスを既に考えているのではないでしょうか。
本日は以上です。ありがとうございました!
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