父の日の記事をまとめてみた結果！

母の日（今年は５月１４日）も過ぎましたね。

次は６月第三日曜日の父の日が控えています。

今回は母の日とあわせて「父の日〜Father's Day〜」にスポットを当てて調べてみます。

アメリカ発祥のお祝い

母の日と父の日の起源を調べていくと

どちらもアメリカ発でほぼ同じ時期に

お祝いとして始まっています。

『母の日』は1907年、フィラデルフィアのアンナ・ジャービスという女性が
最愛の母の命日の日を、教会でお祝いしたのが５月の第二日曜日でした。
1914年、ウィルソン大統領の提唱で、
議会は5月の第2日曜日を国民の祝日「母の日」と制定しました。

『父の日』は1909年、ワシントン州のソナラ・ドッドという女性が
母の日の存在を知り、男手一つで大事に育ててくれた父へ感謝する日を作りたいと声をあげ
父の誕生月である６月、その第三日曜日をお祝いの日としたということです。
正式にアメリカの記念日として制定されたのは1972年です。

大切に想う親へ感謝を祈い祝う日として声をあげ

静かに世界へ広がっていきました。

片方の親だけのお祝いでなく

父にも母にも感謝を伝える日があること、

とても安堵します。

さて、これらは日本へはどのように伝わってきたのでしょうか。

母の日は大正時代に入ってきましたが

本格的に広まったのは第二次大戦後と言われていますから

昭和２０年代と思われます。

父の日は昭和30年ごろだと言われています。

【定番とされる花は】

母の日は、提唱者のアンナさんが白いカーネーションを祭壇に飾ったことを習い、
母が他界している場合は白いカーネーションを、
存命している場合は赤いカーネーションを贈るようになったと言われています。

父の日も、色は母の日に習い、
存命する父親には赤いバラを、
亡くなった父親には白いバラを贈るといわれています。

日本では
1981年に設立された「日本ファーザーズ・デイ委員会」が開催している、「父の日黄色いリボンキャンペーン」というものがあり
父の日のイメージカラーは黄色だという認識が広く知れ渡っています。

なので赤や白の花よりも
父の日＝黄色い花と思い浮かぶ人も多いかもしれません。

【心を込めて贈り物をおくろう】

父と母にそれぞれ感謝を伝える日です。

花の種類や色を四角四面に考えず

伝えたい花言葉から花選びをしても素敵ですし

渡したらきっと役に立ち喜んでもらえる、

そんなアイテムを選び渡すのもいいですね。

全世界の至る所で、感謝の気持ち溢れる

お祝いの日になることを願っています。

父の日は6月第３日曜日・・・ではない国も？！

世界各国の父の日
父の日の発祥はアメリカで、6月の第3日曜日と制定されました。

しかし、実は父の日の日付は、世界各国でバラバラなんです。

日付順に世界各国の父の日を見ていくと、以下のようになります。

1月6日　セルビア

2月23日　ロシア

3月19日　アンドラ、ボリビア、イタリア、ポルトガル、スペイン

5月5日　ルーマニア

5月8日　韓国（「親の日」として）

5月の第3日曜日　トンガ

5月の昇天日　ドイツ

6月の第1日曜日　リトアニア

6月5日　デンマーク

6月の第2日曜日　オーストリア、ベルギー

6月の第3日曜日　日本、中国、アメリカ合衆国、
プエルトリコ、インド、イギリス、カナダ、フランス、コスタリカ、ウクライナ、メキシコ、チリ、南アフリカ共和国、シンガポール

6月17日　パキスタン、グアテマラ、エルサルバトル

6月23日　ポーランド

8月の第2日曜日　ブラジル、サモア

8月8日　台湾

9月の第1日曜日　オーストラリア、ニュージーランド

10月の第1日曜日　ルクセンブルク

11月の第2日曜日　フィンランド、アイスランド、スウェーデン、ノルゥエー

12月5日　タイ

12月26日　ブルガリア