どもー、じゆにんです。
みなさん、自転車は乗ってますか!?
札幌もやっと暖かくなってきて、もうちょっとしたら自転車で遠出するのにちょうどいい時期になってくるんじゃないかなと思います。
でも、自転車で遠出するときにつきものなのが
「パンク」
です。
かくいう僕も北中米を自転車している時はしょっちゅうパンクしていて、ひどい時には1日に3回、しかも前後輪まとめてパンクすることもありました。
正直、パンク修理は自転車乗り必須のスキルなんじゃないかと思っています。
他の故障に比べて発生頻度は高めだし、旅先でパンクした場合、修理できないと自転車屋があるところまで押して歩く羽目になりますからね・・
今の時期自転車初心者も増えていることだろうと思うので、今回は初心者向けにパンク修理方法を紹介していきたいと思います!
必要な工具
(1)パンク修理キット
パナレーサー パンク修理 タイヤレバー&パッチキット [携帯用ポーチ付属] PTL-KIT
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まず必要なのが修理パッチとヤスリ、タイヤレバーのセットです。
タイヤレバーは最低2本、出来れば3本はあったほうがいいです。
ホイールからタイヤを外す時に使うのですが、結構力がいるのでしばらく使っているとプラスチック製のものだとぽきっと折れてしまいます。
旅に出る時は多めに持っていくといいでしょう。
(2)タイヤの予備のチューブ
パナレーサー チューブ [W/O 700x18~23C] 仏式ロングバルブ(48mm) 0TW700-20LF-NP
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タイヤの替えのチューブです。遠出するときは最低2本持って行った方がいいでしょう。
これはロードバイク用のチューブですが、タイヤのサイズによって合うチューブが違うのでサイズを確認してから購入しましょう。
サイズは通常はタイヤの側面にうっすらと記載されています。
(3)空気入れ(自宅用・携帯用)
パナレーサー 空気入れ 楽々ポンプ エアゲージ付 米式/英式/仏式バルブ対応 イエローBFP-PGAY1-LH
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パナレーサー 空気入れ ミニフロアポンプ 米式/英式/仏式バルブ対応 [フットステップ装備] BFP-AMAS1
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当たり前だけど空気入れも必要です。仏式米式両方のバルブがついていて、メーターつきのものを選びましょう。
自宅で使うものと、旅先で使うための携帯用の空気入れどちらも用意しておきましょう。
(4)その他
タイヤを外す際Vブレーキのワイヤーを外す必要があるため、調整用のドライバー、六角アーレンキーも必要です。
方法については前回のメンテナンス記事に記載しているのでこちらをご参照ください。
パンク修理方法
それではパンク修理方法を説明していきますね。
自転車本体からタイヤを取り外す。
まずはパンクしたほうのタイヤを自転車から取り外します。
まず、タイヤ側面のこのレバー(クイックリリース、もしくはクイックレリーズと呼びます)をひき、ネジを緩める要領でくるくるっと反時計回りに少し緩めます。
(少し緩めるだけでタイヤを外せる状態になります。緩めすぎるとネジが外れてクイックリリースそのものが外れてしまうので注意。)
あとはVブレーキのワイヤーを外して(方法は前回の記事参照)、自転車本体を少し上に持ち上げてあげると、簡単にタイヤを取り外すことができます。
ホイールからタイヤを取り外す。
たぶん慣れていないとこの過程が一番苦戦すると思います(笑)
まず、タイヤとホイールの間にタイヤレバーを挟みこみ、てこの原理でくいっと外します。この時力を入れすぎるとぽきっとレバーが折れちゃうので注意!
1本目が無事挟めたら同じように2本目も挟み込みます。
タイヤによってはこの時点で外せるようになるかもしれませんが、僕のタイヤの場合はまだまだ硬くて外せないのでもう一本同じように挟みます。そうすると、
写真じゃちょっとわかりにくいけど・・・
こんな感じにタイヤとホイールの間をスムーズにレバーを滑らせることができるようになります。(なるはずです。)あとは外周に沿ってくるっと一周レバーを滑らせてあげるとホイールからタイヤを外すことができます。(ホイールからタイヤを外すのは片面だけでOK)
タイヤからチューブを取り外す。
次にタイヤからパンクしたチューブを取り外します。
どこからでもいいので優しく、タイヤとホイールの隙間からチューブを引っ張り出していきましょう。
つぎに、空気入れのバルブの根元の金具をネジを緩める要領で取り外し、
引き抜きます。そうすると・・・
チューブを完全にとりはずすことができます。
タイヤの内部に異物が残っていないか確認する。
針金や釘が原因でパンクした場合はタイヤに刺さったままの状態になっている可能性があります。
このまま替えのチューブをとりつけてしまうとまたすぐにパンクしたり、スローパンクの原因になりえるので、しっかり異物が残っていないか確認するようにしましょう。
タイヤに替えのチューブを取り付ける。
チューブを取り外す時は最後にバルブを外しましたが、取り付ける時はまず最初にバルブから挿入して、ネジを締めて固定させます。
そのあとバルブ周辺からねじれないよう注意しながらチューブを詰め込んでいきます。このとき少しだけ空気を入れてあげた状態にしてあげるとねじれを防ぎやすいです。
ホイールにタイヤを取り付ける。
チューブを詰め込んだらこんどはホイールにタイヤを取り付けます。
最初は普通に手で取り付けていけばいいですが・・・
ここら辺まで来ると硬くなって手だけではちょい辛くなります。(タイヤによっては力づくで押し込めます。僕の自転車だときついw)
こうなったら、ホイールからタイヤを取り外した時と同じくタイヤレバーを使って、てこの原理で戻してあげると楽です。(ただしホイールやチューブを気をつけないよう注意!)
自転車本体にタイヤを取り付ける。
あとは自転車本体にタイヤを戻してあげます。(レバーの向きを間違えないよう気をつけましょう。)
自転車正面から見ってタイヤがまっすぐになるよう取り付けてあげればOKです。
あとはレバーを時計回りに戻していき、フレームに重なるようレバーを倒してあげましょう。このとき硬く締めすぎるとタイヤが回らなくなってしまうので、きつくしすぎないようにしましょう。
(もちろん、緩すぎてもダメです!)
あとはVブレーキをもとに戻せば、自転車は走れる状態に戻ります。
しつこいようだけど、Vブレーキの戻し方は前回の記事を参照してください(笑)
帰宅後、もしくは宿泊地にてパンクしたチューブを修理しよう。
まずは穴のあいたところを特定します。
洗面台や洗面器などに水をはり、チューブに空気を入れた状態でチューブを水につけると・・・
穴のあるところからプクプクと気泡が出てくるので、簡単に穴が開いている位置を特定することができます。
(慣れてきたら外出先でもチューブ修理ができるよう、空気が出て来るシューっという音だけで穴の位置を特定できるようにしとましょう。)
穴の位置を特定できたらチューブの水気をよく拭き取り、修理キットに付属されているヤスリで穴周辺を軽くこすります。
そのあと接着剤を
こんな感じに薄く広げ、少し乾かします。
あとはパッチを穴にあてて、すこしこすってあげれば修理完了です。
接着剤が乾いたら空気を入れて空気漏れがないか確認しましょう。
まとめ!
いかがでしょうか?
慣れないと30分~1時間ほどかかると思いますが、慣れれば10~20分ほどでパンク修理ができるようになります。やってみると意外と簡単なものですよ!
遠出しない人でもパンク修理ぐらいできるようにしとくと修理賃節約できるし、練習することをお勧めします!
(スポーツ自転車のパンク修理は大体3,000円くらいが相場らしいです。空気圧の影響かスポーツ自転車はママチャリなどよりパンクの頻度が高い気がするので、修理出来るようになったらかなりお金の節約ができると思いますよ!)