こんにちは。ライターの斎藤充博です。お店の前で写真撮ったんですが、これ、無意味にはしゃぎすぎですね。
今日来たところはオリジンダイニング。オリジン弁当の定食屋業態です。最近都内に広がりつつあります。
オリジン弁当でおつまみ買ってきて家で一人ビール飲むの好きなんですよね・・・。今日は友達と一緒にお店に飲みに来ています。
おれとオリジン弁当
オリジン弁当とは首都圏を中心に展開している弁当チェーン店だ。ほとんどが駅前の利便性のいいところにあり、ことあるごとにぼくは利用している。
おすすめは激安の豚汁だ。あと豚トロ丼。それから海老とブロッコリーのサラダ。やたらとでかいおにぎりもいいな。お金がない時はのり弁もよく食べた。とにかく魅力がたっぷりのお店である。
ぼくはオリジン弁当ではお惣菜を買って、ビールのおともにすることがある。定番だけど、唐揚げがデカくてなかなかいい。
さて、そこにオリジン弁当の定食屋業態、オリジンダイニングの登場である。それならここでビール飲むしかないじゃないか。
オリジンダイニングは食券制。こういうシステムだと「がっつり酒を飲むお店ではないだろう」と心配してしまう人もいるかもしれない。
しかし安心してほしい。あらかじめオリジンダイニングの広報さんからは「お酒飲むのウェルカムですよ。いっぱい飲んでください」との言質を取っている。やった。公認で遠慮なく飲むぞ。
ダメ人間の給食が完成しました
思うがままに食券ポチポチやっていたら、あっという間に「ダメ人間の給食」みたいなお盆が出来上がった。
上の写真ではジョッキにビールが半分しか入っていないが、これはぼくが席に着くなり半分飲んでしまっただけで、決してオリジンダイニングではビールを半分しか注がない、なんてことではない(あたりまえだ)。
しかし、撮影よりもビールの方が重要になってしまう瞬間、誰だってあるはず。みんな自分に甘く生きていこうぜ!
ダメな給食の中身を一つ一つ見ていきたい。まずは、生姜焼き390円。
肉も玉ねぎもキャベツもモリモリで、この値段はけっこう安い。マヨネーズが添えてあるのもいい。生姜焼きにちょっとマヨネーズつけて食べるの、うまいよね。
きんぴらごぼう50円。このルックスを見てピンと来る人多いんじゃないか。
そう、オリジン弁当の付け合わせによく入っているアレだ。わからない人は最寄りのオリジン弁当でのり弁でも買ってみてほしい。入っているから。
あれも小鉢に盛られると、雰囲気が変わる。こういう部分でウキウキして人生をより良いものにしていこうじゃないか。
味もオリジン弁当のつけあわせと同じだ・・・とぼくは思ったのだが、基本的に同じ料理でもオリジン弁当とオリジンダイニングで素材や味付けを少し変えているそうだ。
いや、実は、たしかにちょっとオリジン弁当のものよりもうまい気はしていたんだ。あれは小鉢に盛られたことによる気のせいではなかったんだな・・・。
お新香100円。昆布が効いている。こうして取り出してみると、給食っぽい雰囲気は主にお新香が醸し出していたんだなということに気づく。
友達の、のそ子さんとせこなおさん。二人とも仕事と子育てに忙しい中、付き合ってくれた。もう既に飲んじゃってるんだけど、ここで改めてカンパイ。ちなみにビールはアサヒスーパードライで300円だ。安い。
オリジン弁当とオリジンダイニングの抜き差しならない関係
ロースとんかつ450円。さっき「オリジン弁当とオリジンダイニングは同じ料理でもちょっと味付けを変えている」と言ったが、実は例外があって、ロースとんかつと生姜焼きだけは全く同じものなんだそうだ。
同じものを食べてみたいと思って注文したのだが、オリジン弁当で食べるよりもずいぶんおいしいように思える。
ちなみにオリジンダイニングは、定食をお弁当の形でテイクアウトできる。こうしてみると両者の関係は意外と緊張感が漂っていることがわかるだろう。
女性2人からは「サクサク。よく揚がっている。家で作ってもこうはいかないわよ・・・ねえ・・・奥さん?」「きっとフライヤーの性能がきっとすごくいいのね・・・最新よ、最新・・・」などと料理を作るお母さん目線の感想が飛び交う。というか、なんなんだこの口調は。
国産鶏レバー煮(190円)。ちょい甘めの味付けでこれはビールよりもご飯に合いそう。ここは基本的に定食屋なのでそういうミスマッチも楽しい。次は絶対これで飯を食うぞ・・・!
白ワインとチキン南蛮のタルタルソースが合う
いつの間にかグラスワインの白(280円)を飲んでいるのそ子さん。
タルタルさくさくチキン南蛮390円。なお、オリジン弁当ではチキン南蛮弁当は定番中の定番である。肉がでかくてコスパが異常にいいのだ。
したがって、オリジンダイニングのタルタルサクサクチキン南蛮もハイコスパであることは必然である。やはりやたらとでかい。これ一個でビール中ジョッキ2杯は飲めそうだ。
さらにのそ子さんが「白ワインがチキン南蛮のタルタルソースにすごく合う」ということを発見して、狂喜していた。ぼくも試してみたけど確かにうまい。
日本酒と銀鮭と鱒
日本酒480円。みんなものすごく酒が進んでいる。食堂で飲む酒は、居酒屋で飲む酒と味が違うような気がするのなぜだろう。
銀鮭塩焼き(上、380円)と樺太鱒の西京焼き(下、180円)。
2つ並べたのは、のそ子さんが「銀鮭塩焼きと樺太鱒の西京焼きの価格差が納得いかない、実物をくらべてみる!」と言ったから。たしかに2倍以上違うんだけど、単純に銀鮭の方が樺太鱒よりでかいことが判明した。
ぼくは銀鮭塩焼きの方が香ばしくてうまいと思ったんだけど、女性2人は樺太鱒の西京焼きの方が甘くて好きだとのこと。というか、なんでこんな風に鮭と鱒で争わなくちゃいけないんだ? みんな仲良く好きな方を食べればいいと思う。
その後も差しつ差されつ、みたいな感じでグイグイ飲み進める。さっきの鮭と日本酒がよく合うのだ。
オリジンダイニングはカフェのようなおしゃれな内装になっているのに、場末のスナックみたいな雰囲気の写真になってしまった。ぼくがニヤニヤしているのがよくないね。ホントすいません。
家に帰ってみたら店員さんとゴキゲンな写真を撮っていたことに気づいた。
確か女性2人が「身長の高い店員さんがかっこいい」とか言っていたのは覚えているが、一緒に写真を撮ることになった経緯は不明だ。ぼくがすごく楽しそうなのも謎に包まれている。
でもナゾな写真が残る飲み会はいい飲み会だと思う。
というわけでオリジンダイニングでした。ここまでゴキゲンになって、一人1,500円いっていません。一つ一つのおつまみが十分ボリュームあるのが効いていますね。特に白ワインとチキン南蛮のタルタルソースのマリアージュは最高でした。
ちょい飲みの選択肢として当然アリ。ガッツリ飲みたいときも十分対応してくれるオリジンダイニング、行ってみるといいと思います!
行ったお店
オリジンダイニング下北沢店
住所:東京都世田谷区代沢5-31-3
電話:03-6453-4527
※掲載された情報は、取材時点のものであり、変更されている可能性があります。
プロフィール
斎藤充博
1982年生まれの指圧師(国家資格)。「下北沢ふし指圧」を運営しています。インターネットで記事を書くことをどうしてもやめられない。
ホームページ:下北沢ふしぎ指圧
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