突然ですが、この度、私、森寛子は、室蘭局を退職することになりました。今月が最後のブログ更新です。
そもそも、遠く兵庫県で暮らす祖母が楽しみにしているということで、毎月欠かさず更新をしようと思ったこのブログ。取材で胆振日高を巡り、どこに行っても『NHKさんだ!』『メガネの人だ!』『森さんだ!』と声をかけていただく中、『ブログで〇〇って書いてたね!』とおっしゃってくださる方もいらっしゃいました。私は室蘭局のキャスター・リポーターとして、胆振日高の情報を発信することが何より大切なお仕事なので、私のことを、ブログのことを知っていると声をかけていただけたこと、本当に励みになりました。視聴者の皆さんに向けて、少しでも地元の元気を伝えられていたのなら、こんなに嬉しいことはありません。
そんな思いを抱きながら私が最後にお伝えしたのは、2020年に白老町に整備される「国立アイヌ民族博物館」と、それに伴う町の取り組みの話題。アイヌ文化を発信するには、地元の人たちの努力も不可欠です。町内では、アイヌ文様を刺しゅうした巨大パッチワーク作りが町の人たちの手で行われ、できあがった作品が地元の飲食店で飾られていたり、アイヌ文化を体験するイベントが定期的に開催されていたりと、国立の博物館完成に向けて機運が高まってきていて、私も3年後が待ち遠しくなりました。
私は室蘭局を離れますが、これからも、明るく元気な後輩たちが、これまで以上に盛り上がる地元の話題を伝えてくれます。どうぞ応援してあげてください。
皆さんに支えられて、胆振日高で本当に幸せな時間を過ごせました。心を込めて…ありがとうございました!!
2017/4/27更新
白老町の話題は生中継でお伝えしました!
3月に入りかなり温かくなってきましたが、室蘭の風はきょうもひんやり。丸3年過ごして、そんなところも室蘭らしいと感じるようになりました。
3月4日(土)、そんな強く冷たい風が吹く日にもかかわらず多くの方にご来場いただいたのがNHK室蘭局が企画したイベント『アイヌファンタジー』です。アイヌ文化をより身近に感じてもらえるようにと開かれたイベントで、手前味噌ではありますが…本当にすばらしかった!!1部、2部では、伊藤花りんさんによる「砂を使って絵を描くサンドアート」や、IMERUAT(イメルア)さんによる「現代音楽にアイヌの伝統楽器をもちいたライブ」という新しい手法で、アイヌ文化の世界観が表現されました。サンドアートはどんどん変化していく絵が特徴で、アイヌの儀式や神である動物たちの姿が生き生きと描かれていき、感動!音楽ライブは、トンコリやムックリといったアイヌ楽器独特のサウンドが見事に現代音楽と調和していて、感動!!2組ともとてもかっこよかったです。
さらに、3部では、NHKのアナウンサー・キャスターがアイヌ文学などの朗読を通して、アイヌの思想やアイヌにゆかりのある人たちの思いを伝えました。私は、伊藤花りんさん、IMERUATさんと“コラボ”して、シマフクロウの神様の話「カムイチカプ」を朗読しました。朗読に合わせて素晴らしいサンドアートと音楽をつけてくださり、お話の魅力をよりわかりやすくお伝えすることができたと思います。
2020年に白老町に整備される国立アイヌ民族博物館の完成にあわせて、NHKではこれまで以上にアイヌ文化に関する情報を発信していきます。楽しみにしていてくださいね!
NHKネットラジオ『らじるらじる』では、3月31日(金)午後5時まで、私が朗読した「カムイチカプ」を視聴することができます。よろしければ聞いてみてください。 (http://www3.nhk.or.jp/netradio/r/local_sp/detail/?23)
2017/3/29更新
先月積もった雪も、ゆ〜っくり溶け始めています。北海道では3月でも雪が降ることがあるので油断は禁物ですが、徐々に春に向かっているんだなと感じます。
そんな中、先日、日高の浦河町に行きました。室蘭よりさらに雪が少なく、馬たちがのんびりしている姿をたくさん見ましたよ。そんな町で、いま馬産地らしい特産品を目指して作られているのが、馬ふんを使った“馬ふんペーパー”です。すごいネーミングですよね!
『え!馬ふん!?(゜□゜;;…汚くないの?』と思いますよね!!
大丈夫です!!馬ふんは乾燥・殺菌すると、食べていた牧草だけが残るんです。これを、紙すきをするときに混ぜています。見た目は和紙のようで、温かい風合いに仕上がります。
作っているのは大阪出身の辰巳遥さんです。浦河町の地域おこし協力隊として町を盛り上げようと、抜群のアイデア力と、気さくな性格で、町の人たちと一緒に明るく製作に取り組んでいました。同じ関西人として、また、この地域を盛り上げたいと思う者として、彼女のがんばる姿はとても魅力的でした。4月からは紙作りの体験もできるお店をオープンするということなので、私もぜひ挑戦してみたいと思いました!
辰巳さんと“馬ふんペーパー”について、2月23日(木)にお伝えした内容は、ホームページ上に期間限定で公開しています。ぜひご覧ください!
http://www.nhk.or.jp/muroran/report/
2017/2/27更新
北海道の中では雪が少ないと言われる室蘭市ですが、先日、朝起きたら30センチ以上積もっていて、アパートが貸し出してくれたスコップで雪かきをしました。ことしはちょっと雪が多いですね。
今月、おはよう中継で伺った日高の平取町も雪で、早朝の外気温は氷点下15度!映像や音声を担当する技術メンバーは、この寒さの中で放送の準備をしてくれました。そのおかげで無事に紹介できたのが、町が誇る『二風谷イタ』です。アイヌ文様が彫刻されている木のお盆で、北海道で初めて!国の伝統的工芸品に指定されました。いま、町や工芸家の皆さんはこの工芸品をもっと広めようと、新商品の開発に取り組んでいます。そこで導入したのが「レーザー彫刻機」。これを使えば『二風谷イタ』にも彫られているアイヌ文様を、これまでなかった木以外の材料、アクリルやアルミなどに簡単に彫刻できるんです。しかも平らな板だけでなく、曲った缶にもきれいに文様を描くことができます。試作品の中には手鏡やペーパーナイフなどがあって、どれもおしゃれでした。「新商品がアイヌ文様を知るきっかけになればと思う。その上で、繊細な手作業で生みだされる『二風谷イタ』の彫刻の素晴らしさ知ってもらいたい」と、工芸家の洲崎春男さんがおっしゃっていました。新しい技術を活用しながら、北海道が誇る伝統技術を守り継いでもらいたいと、私も心から思いました。
新商品はまだイベントなどでの試験販売のみですが、平取町二風谷地区では『二風谷イタ』や、植物の皮で作った反物など、地域の伝統技術が光る工芸品が見られますよ。ぜひ遊びに行ってみてくださいね。
2017/1/30更新
2016年も終わりますね。ことし、私は室蘭に来たときに掲げていた目標を達成しました!それは、“胆振日高の18市町すべてを仕事で訪ねる”です。本当はもっと頻繁に色々なところに出かけて、地域の皆さんの取り組みを紹介したかったのですが、ひろ〜い北海道の、東西になが〜い胆振日高地方を紹介するのは、仕事のタイミングや移動距離もあって、想像以上に大変でした。
そしてついに、今月、これまで伺えなかった最後の町・胆振の安平町に行ってきました。安平町は『日本で初めて本格的なチーズ製造工場ができた町』。師走のこの時期、この町のチーズ工場は、お歳暮用のチーズ作りで大忙しでした。地元の生乳だけを使って丁寧に手作りされるチーズを、これまた丁寧にひとつひとつ品質チェックして出荷する従業員の皆さん。『チーズ製造発祥の地』に誇りを持って作業していることが伝わってきました。最後に試食させていただきましたが、本当においしかったです!
2014年にリポーターを始めた時には右も左もわからない状態でしたが、「せっかく室蘭局に来たんだ!絶対全部のまちを紹介しよう!」という思いを叶えることができました。感無量です…!来年も、より深く地域の魅力を掘り下げていけるように、これまで以上にがんばります!
2016/12/26更新
急に冬が訪れた11月。私は、『アイスホッケー』を満喫していました。ひとつは、毎年行われている中学・高校のNHK室蘭杯争奪アイスホッケー大会の生中継で応援席インタビューを担当したこと。選手の家族や同級生、先輩たちが力強く声援を送る応援席は、激しい試合が行われているリンクと同じぐらい熱気に溢れていて、紹介するのが楽しかったです!さらに、「ぶらりみてある記」でも“アイスホッケーのまち・苫小牧”を訪ねました。子どもから大人まで皆さんアイスホッケーが大好きで、いきいきとプレーしているのが印象的でした。
ちなみに、私はスケートもろくに滑ったことがありません。ですが、「ぶらりみてある記」の放送の中ではちょっとだけプレイヤー気分!上半身の防具一式をNHK札幌局の若手ディレクター(アイスホッケー経験者)に借りてスタジオに登場しました。なかなかできない体験で、とっても嬉しかったです!
今月はアイスホッケーの取材をたくさんできて、より深くその魅力を知ることができ、アイスホッケーが大好きになりました。シーズンは始まったばかり!また見に行きたいです。
2016/11/28更新
放送ではつけられなかったグローブ。大きいでしょ!
ことしは北海道でも残暑が厳しいか…と言われていましたが、9月も終わろうとしているいま、室蘭には涼し〜い風が吹いています。行楽の秋がやってきましたよ!
そんなお出かけにぴったりの季節に、「ぶらりみてある記」のロケで、室蘭から車で1時間ほど離れた豊浦町に行ってきました。目的は『小幌駅』。鉄道ファンの方はご存じでしょう!山に囲まれ、トンネルとトンネルの間80メートルにある駅。普通列車に乗らないとたどり着けないのに、停車する列車は1日6本のみ。この「行きにくさ」から“秘境駅”と言われ、全国的に人気なんです。駅に降り立つと、貨物列車や特急列車が何本も駆け抜けていきます。その迫力にびっくり!私は鉄道ファンではありませんが、思わず携帯のカメラを構えてしまいました。(ガラケーですが)さらに、海に向けて30分ほど急な山道を下っていくと、小さな湾に到着。さすが“秘境”!人は誰もおらず、プライベートビーチのようでした。誰もいない浜でぼーっと波の音を聞くとものすごく癒やされますよ。
いま、豊浦町はこの『秘境・小幌』を観光の呼び物にしようと様々なツアーを考えています。たとえば山道を歩いて行く小幌!船で行く小幌!色んな角度から小幌をアピールしています。鉄道ファンや“秘境”ファンはもちろん、ゆっくりした時間を過ごしたい人にも本当にオススメ!ぜひ遊びに行ってみてください!
2016/08/30更新
室蘭では「お盆過ぎたら秋の声」というほど、8月下旬は涼しいんです。が!ことしはまだ少し暑い…。それでも秋の室蘭はびっくりするほど寒くなると思うので、今のうちに暑さを堪能したいと思います。
今月は、そんな暑〜い室蘭で中継を担当しました。紹介したのは、「サンドアート」。ガラスの板の上に薄く砂をまいて、絵を描くんです。 室蘭出身の森マサミチさんは、北海道ではまだ珍しい「サンドアート」で、市内の風景や名物を描いています。例えば、白鳥大橋や測量山のライトアップ。室蘭ねりこみというお祭りの様子や、市立水族館で見られる動物たちまで。その作品は、どれも砂で描いているとは思えない細かさです!
中継では、室蘭の観光名所・地球岬から見る景色を、4分間という短い時間の中で描いていただきました。これが、見ているととってもワクワクするんです!森さんの指だけで、次から次へと新しい絵が生まれ、作品が仕上がっていきます。次はこの絵がどんなふうに変化するんだろうと思うと、目が離せませんでした。これからも、美しい作品を通して、室蘭の魅力をどんどんアピールしてもらいたいです!
2016/08/30更新
ことし7月の室蘭は涼しいです!本州では最高気温37度を記録するような日もあるようですが、今月室蘭で25度以上の真夏日になったのはわずか2日ほど。友人も、この涼しさを求めて来月遊びに来る予定です。
そこでオススメしたいと思っているのが、北海道の貝類!カキ、ホタテ、ホッキ、ツブ…。地元では瀬戸内海の海の幸を堪能してきましたが、北海道に来て、貝の身の大きさ、うまみの強さには本当に驚きました。お刺身もバター焼きも大・大・大好きです!
そんな中、ホッキ貝の水揚量15年連続1位の苫小牧市で、『ホッキ貝のプリン』が誕生したとのこと。名前だけ聞いても、どんな見た目?どんな味??と気になっちゃいますよね。苫小牧漁港にある食堂を取材すると、ホッキ貝の殻の中にぷるぷるのプリンの姿が!中にはホッキの粉末が入っているということで、おそるおそる一口食べてみると「もぐもぐ(…ん?普通のプリン?)」「…あ!甘さの後にほんのり塩味がする!ホッキの味だ!」と、本当にホッキ貝を感じられるプリンでした。友だちに、見た目も味もユニークなこのプリンを食べてもらって、苫小牧市の特産品「ホッキ貝」をアピールしたいと思います!
2016/07/28更新
6月の室蘭はまだまだ肌寒いです。16〜19℃ぐらいの日がしばしば。兵庫県からやって来て3年も経ったのに、『6月でこんなに寒いとは!』と驚いてしまいます。
そんな3年目に、また初めての経験をしました。それは、鉄鋼製品を作っている工場の見学です。なが〜い鉄の棒を作っている現場は、ものすごい暑さ!鉄が真っ赤に熱せられているため、室内温度は40℃近くあるそうです。ここで作られる鉄鋼製品が、車のエンジン部品などで使われます。室蘭の製鉄工場の重要さと作業の大変さを知ることができました。
この見学会は、先月「I LOVE JIMOTO いぶりひだか」で、室蘭にある製鉄工場の取材をさせてもらったこともあって実現したもの。取材では、『新人鉄鋼ガール』として、工場に4人だけ入った女性新入社員を紹介しました。女性が工場の操業に携わることはまだまだ珍しいのですが、彼女たちは、最前線で働きたい!という情熱に溢れていました。自分たちが作る鉄製品に誇りを持っていて、『鉄のまち室蘭』を支える力強さを感じましたよ。
そんな工場で働く人たちのあいさつを教えてもらいました。人とすれ違うときは、敬礼して『ご安全に!』と言うそう。一緒に見学した山田アナウンサーにお願いして、私も工場をバックに1枚☆ 見学も取材も室蘭ならではで、とてもいい経験になりました!
2016/06/27更新
先月の夜はまだ寒く、布団を重ねて、さらに暖かい上着を着て寝ていたんですが…今月から、寝るときに使う布団の枚数が減りました〜!! やっと本格的に暖かい季節になりましたよ〜。
暖かくなると楽しみなのがお花の話題です。去年は伊達市に早咲きの桜を見に行きましたが、ことしは梅でした!本州の方はご存知ない方も多いかもしれませんが、北海道では、桜と同時、もしくは桜の後に梅の花が咲くんです。胆振の壮瞥町には、斜面におよそ300本の「豊後梅」の花が咲く名所があります。洞爺湖沿いの細い道を上がっていくとある『壮瞥公園』です。洞爺湖を見下ろしながら梅の花を楽しめるんですよ。梅の花はたくさん咲く年とそうでない年が1年ごとにやってくるようで、去年はあまり咲かない年でした。そのためか、ことしは本当にたくさんの花がついて、見ごたえ十分!取材中も人の流れが絶えず、親子連れやお友だちと一緒にいらっしゃる方、そして外国人観光客も梅の花を眺めてうっとりしていました。
取材時はくもりがちだったのですが、晴れていると洞爺湖と梅と、さらに「蝦夷富士」と呼ばれる「羊蹄山」も一緒に見られます。私も取材後の休日に友人と見に行って、羊蹄山も合わせて写真を撮ることができました!みなさんも、梅の花の時期に訪れてみてくださいね。
2016/05/30更新
私が指さしているのが羊蹄山です!
NHK室蘭放送局の前にある公園に、こいのぼりが泳いでいます。いまはまだ梅も桜も咲いていませんが、もうあとわずかで花の季節がやってきそうな陽気ですよ。
今月は、そんな春の訪れを伝える取材をしてきました!
伊達市では、いちごの収穫作業中のハウスにお邪魔しました。紹介したのは「紅ほっぺ」という品種のいちご。東日本大震災で被災した宮城県亘理町から移住した農家さんの指導を受けて栽培されています。特別に試食させていただきましたが、甘くてジューシー!市内の道の駅だけでの販売なので、完熟のまま出荷できるそうです。舞台メイクで使うチークを使って、真っ赤な「紅ほっぺ」と一緒に撮影してもらいました(笑)
さらに、室蘭市では水族館で展示する海の生き物探しをしました。大黒島が見える岩場で、イソガニ、ヤドカリ、ヒトデを見つけました!さらにさらに!一緒に取材した室蘭局の記者がバフンウニを発見!ウニは持って帰ると密猟になってしまうので、ちゃんと海に帰してあげましたよ。水は冷たかったですが、元気に動き回る生き物たちは春の訪れを感じているようでした。
暖かくなった胆振日高で、ことしはどんな人やものに出会えるのか、楽しみです!
2016/04/27更新
最近は、雪もすっかり溶けてしまう暖かい日が続いています。が、室蘭はやっぱり風が強くて、体感的にはまだまだ寒いですね!
先月下旬に放送した「ぶらりみてある記」のロケでえりも町を訪れた時も、すさまじい風に見舞われました。風速は25m!雪が飛んできて、顔にバチバチ当たってとっても痛いんですよ!さすが『強風』が自慢の町です。
そんな町のいま一番の自慢が、女子小学生のバレーボールチーム。去年全道大会で優勝して、3月末に全国大会に出場するんです!キャプテンは小学6年生で162cm。スパイクが鋭くて、レシーブしようとしても155cmの私は軽く吹っ飛んでしまうほどでした。まるで襟裳岬で受けた『強風』のよう!このスパイクを武器に、全国大会でも活躍してもらいたいですね。
さらにさらに、今月は「ほっと中継」も担当しました。新冠町で、手作りの「スカイランタン」をご紹介しましたよ。熱気球と同じ原理で空を飛ぶ、幻想的なランタンなんです。実際に飛ばしてみたかったのですが、放送当日はこれまた『強風』で、あえなく断念…それでも、大人も子どもも一緒になって楽しく作ることができるという魅力を新冠町の皆さんの笑顔とともに伝えられて、本当に嬉しかったです。
胆振日高の『強風』には驚いてしまいますが、それにも負けない元気で、新年度もがんばります!!
2016/03/22更新
室蘭の雪はだんだん溶けてきました。時々春のように暖かい日もあるので薄着で寝ていると、朝すごく寒くて目が覚めます。風邪をひかないためにも、油断大敵!ですね。
そんなまだまだ冬の北海道で、「I LOVE JIMOTO いぶりひだか」冬編の取材に行ってきました!今回は、日高町、新ひだか町、平取町の3か所。どの地域も冬ならではの体験ができました。
日高町では、日高小学校と沖縄の小学校の子どもたちと一緒にスキーや雪合戦、そしてスノーラフティングを初体験!日高町の子どもたちのスキーのうまさには、ただただ目を丸くしました。
新ひだか町では、氷で作った「アイスキャンドル」の幻想的な明かりを楽しむ『ウインターデライト』を取材。夜は同時開催されていたラーメンまつりに立ち寄り、寒空の下であったか〜いラーメンをいただきました。
そして、平取町では、なんと雪の上でサッカーのPK対決をする『全道PKグランプリ』に行ってきました。勢いよくボールを蹴ってナイスシュート!と思いきや、思いっきり滑って転びました…。難しかったですが、大盛り上がりで楽しかったです!
地元・兵庫県ではなかなか見られない冬のイベントや取り組みを間近で体験すると、寒くても、どんどん冬が好きになっていきますね!冬の楽しみ方を学ぶことができました。
2016/02/25更新
ことしは室蘭も雪が多いですね。今月、姉の結婚式があって帰省をしていましたが、地元・兵庫県は当然のように地面が見えていて、その違いに驚きます。結婚式では、私は母が成人式で着た着物を着て、親戚とお義兄さん方の新しい家族たちと温かく楽しい時間を過ごせました。きれいな白無垢姿の姉と、凛々しい袴姿のお兄さんのおかげです。
すっかりリフレッシュしてきた今月は、「I LOVE JIMOTO 北海道スペシャル」と題した番組に出演しました。昨年1年かけて伝えてきた胆振日高地方の魅力を、北海道ゆかりの俳優・タレントの戸次重幸さん、芹那さん、岩本勉さんたちに紹介してきました!私が伝えたのは“好きな人には超たまらない”「室蘭の歴史的建造物」でした。歴史ある建物の美しさやおもしろさをプレゼンする中で、3人が、もっと知りたい!と目を輝かせてくださったのが印象的でした。さらに、道内各局のリポーターの皆さんともゆっくりとお話ができて、他の地域のことを知ることができたのもいい刺激になりました。
2016年も、たくさんの方に胆振日高に興味を持っていただけるような、魅力的な番組・コーナーを作っていきます!皆様どうぞよろしくお願いいたします!
2016/01/28更新
『宝塚市立 手塚治虫記念館』前で
帯広局・高津さん、北見局・森さん、旭川局・日さんと
兵庫県出身のおしゃべり関西人です!
北海道生活『若葉マーク』で、毎日が驚きの連続です。
「やっぱり北海道は寒いですね」と言うと、
「でも、きょうは気温がプラスだし、温かいですよね」との返事が!
春の訪れを「気温がプラスになってきた」ことで感じるなんてびっくり!
そんな新鮮な感動を忘れずに日々を楽しみます。
これから出会う人々、一人一人から教えていただく
「それぞれの地域の素晴らしさ」を、ぜひ皆さんにお届けしていきたいです。
よろしくお願いします!