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文房具好きがオシャレで実用的な鉛筆ホルダーを手作りしてみた。

  • 2017年5月17日
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前回のオススメ文房具にひきつづき、今回は文房具好きの筆者がこだわりの筆記用具『鉛筆ホルダー』を作ってみました。

鉛筆ホルダーとは

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オトナになるにつれ、紙に文字を書くことが少なくなってきましたが、みなさん、子どもの頃は鉛筆を使っていたことでしょう。最初はいいのですが、使っていくうちにどんどん短くなっていき、最終的には、持つところがなくなってしまうので、ある程度使うと捨てられてしまう宿命にあります。そんな鉛筆を最後まで使ってあげようと考えられたのが、鉛筆ホルダー。鉛筆をホルダーに差し込むだけですが、これなら短くなった鉛筆も無理なく使うことができるのです。

なぜ作ることになったのか?

仕事の時、手帳を愛用していますが、スケジュールが頻繁に変わってしまうことがあるので、消し書きができるものでなくてはなりません。手帳を使うようになって、鉛筆自体はずっと愛用しているのですが、今使っている手帳に鉛筆が収まらなく、カバンの中でいつも鉛筆を探してしまうという状況。これは不便だということで、手帳自体に鉛筆差しをつけることも考えましたが、それならいっそ鉛筆ホルダーを買うという結論に至りました。ちなみにお気に入りの鉛筆ホルダーを探すにあたって、私なりの条件は以下の通リです。

鉛筆ホルダー選びの条件

書きやすもの

当然といえば当然です。いくらオシャレでも書きにくければ、いずれ使わなくなります。

適度な重さが必要

軽すぎると書きづらく、重すぎると疲れるので適度な重さが重要です。

持ち手は木材

金属やプラスチックだと味気ないので。

オシャレであること

折角持つものなので、オシャレでありたい。

全体の長さが鉛筆の長さに影響されないもの

使っていくうちに全体の長さが短くなってしまうと書きにくい。

壊れにくいもの(金属製)

長く愛用したいので。

インターネットで調べたり、山口県内の文房具店で探し回ったりしましたが、これらすべてを兼ね備えた鉛筆ホルダーは結局ありませんでした。そうなると最終的に残っていたのが、『自分で作ろう』となったわけです。

実際に鉛筆ホルダーを作ってみた。

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材料と道具

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木材(端材)
ホワイトオーク等の硬くて重い木の方が加工は大変ですが、もった感じの重さや手触りが良いです。それとまっすぐ穴を開けるのが難しいので、失敗してもいいように予備がいくつかあるといいでしょう。
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鉛筆ホルダ-本体
私たちが幼い頃使っていた市販の鉛筆ホルダー
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マスキングテープ
穴を開ける際と穴を開けたあとに使用します。
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ドリルドライバー
1個
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木工用ドリル
鉛筆ホルダーの外径と同じ太さのもの。
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ヤスリ・小刀・ナタ等
ヤスリは若干、目の粗いもの。
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紙ヤスリ
荒目・・・#60前後 中目・・・#240前後 細目・・・#400前後
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革の手袋
ドリルや刃モノを使うので、軍手よりも厚手の革手を使用しましょう。

作り方

 

太さを測る。

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まずは市販の鉛筆ホルダーの太さを測ります。本来なら、ノギスという道具があれば、正確な太さが測れるのですが、このホルダーは後が平べったかったので、普通の物差しで測ることができました。測ったサイズと同じサイズの木工用ドリルを用意します。

 

穴の長さを決める。

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ホルダーをどこまで入れ込むかを確認して、穴を開ける長さを決めます。この時、穴の長さが深すぎると、削っていくうちに穴が貫通してしまうので、注意が必要です。長さが決まったら、その位置にマスキングテープを貼り、目安にします。

穴を開ける

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木材の穴を開ける面の中心をものさしで測りながら割り出します。※裏表ともに。裏表の中心が出たらその中心を線で結びます。ドリルの先端を片方の中心点にセットし、少しずつ穴を開けていきます。この時、ドリルがぶれないようにすることと、ドリルが木材に対してまっすぐなっているかどうか確認するために側面の線とドリルの刃がまっすぐになっているか常に気をつけます。また、4面ある側面を確認しながら、穴を開けていくことも必要です。穴の長さを決めたマスキングテープの位置まで穴が開けば終了。実際にホルダーが収まるかチェックします。ホルダーが入りにくければ、少しずつドリルの刃を振らす用にして穴を広げていきます。無理なく入るようになればOK。

形を整える。

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外側の穴を整えます。小刀・グラインダー・かんな等で行えますが、今回は、ナタとヤスリを使って形を整えていきます。ここではざっと丸みをつける程度で削っていきます。お尻の部分をまず、お好みの長さにカットし、※この時、穴の長さより長めに切ること。切り終わったら、きれいな丸になるように力を入れすぎず、削っていきます。何度か素手で持って手触りを確認すると良いでしょう。ある程度、形が整ったら紙ヤスリの番手の小さい(目の粗い#60前後)もので削っていき、最終的に番手の大きい(目の細かい#400前後)もので仕上げていきます。

その他

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このままでは使っていくうちに白い木の表面が汚れていきます。気になるようでしたら、乾性のクルミオイル等を塗ると、手触りや質感が損なわれることなく、きれいに仕上がります。

完成

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ホルダーと削った木をくっつける際は、接着剤を使うとどちらかが壊れた時に付け替えれないので今回は取り外しができるように接着はしません。ただし、金属の表面と木材の表面がツルツルで抜けやすいので、マスキングテープを巻いてすべり止めをつけて入れ込めば完成。※巻く回数は無理に入らない程度に巻く。

まとめ

たかだか文房具と思われるかもしれませんが、毎日使うものだからこそ、ストレスなく使えるモノを選びたいと考えています。今回は特殊な道具も使うことなく、DIY経験者の方なら比較的カンタンに作れると思います。ぜひ、ご自分やお子さんのために作ってみてはいかがでしょうか?

この記事は、当ブログ運営スタッフの実体験をもとに作成されています。情報の鮮度・有用性・確実性については保証していません、記事内容の実施はご自身の判断と責任のもとにご利用ください。

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この記事を書いたヒト

peco

peco

幼い頃からアンティークやビンテージなモノに憧れ、大人になってもその価値観は失われることなく、現在に至る。近年は『スクラップ&ビルド』という考え方に疑問を持ち、日頃からモノを大切にするココロを忘れないようにと、古民家に移り住み、自らの考える生活スタイルを実践中。

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