ピアノが弾ける人に憧れます。
私も少しは弾けます。習っていたことがあるからです。
子どものころに少し習っていて、先生の家に通ってました。
いかにもピアノの先生、という感じのキレイな先生でした。
習いたくて習ったはずなのに、
全然練習をせずに行っていたので、全く上達しませんでした。
弾けないくせに練習せずに行って、初見で弾くなんて、
なんとチャレンジャーだったのか、と今は思います。
練習してない上に、楽譜もサッと読めるわけでもなかったので、
グダグダにしか弾けず、優しい雰囲気のキレイな先生をイラつかせたようです。
きっと、私のピアノが相当ひどかったんだと思います。
弾いてる途中で、何度も先生に手を叩かれました。
手を出すような感じの先生ではなかったので、
やっぱり、相当私のピアノがひどかったんだと思います。
それでも初めて叩かれた時は、びっくりしました。
それ以来叩かれるのにビビりながらも、たいして練習はしませんでした。
ピアノが弾ける友達が羨ましくて習ったんですけど、
私の希望としては、すぐにスラスラ弾けるようになりたかったのに、
そんな簡単にいくわけもなく、そこまで楽しいと思えないまま、
先生が引っ越すことになってしまって、終了となりました。
叩かれることもなくなって、ちょっとホッとした感がありました。
でも、今思えば、あの時に頑張って練習して続けていればな~
と思ったり思わなかったり・・・(どっちやねん)
そして、その後大人になってから、
再びピアノ熱が私のもとにやってきて、私を奮い立たせました。
また習い始めました。今度は弾き語りに憧れました。
クラッシックを練習するよりは、はるかにスムーズでした。
というのも、左手の動きが細かくないからです。
それは良かったんですけど、
次は、弾きながら歌うということの難しさにぶつかりました。
歌を意識すると手がおろそかになるし、
ピアノに集中すると歌がひどいもんになるし。
弾き語りって難しいですね。
まぁ、相変わらず練習をしなかったというのもありますけど・・・
小学生の頃からその点は成長してません。(←堂々と言うことではない)
その時の先生も、
やっぱりいかにもピアノの先生、という感じのすごくキレイな先生でした。
初めは、有名音楽教室で習ってたんですけど、
曜日が合わなくなってしまって、やめようかと思ったら、
先生の好意で、先生の自宅でレッスンしてもらうことになりました。
レッスンはよかったんです。
レッスン後、先生がお茶を入れてくれて、
ちょっとしたティータイムをダイニングで過ごします。素敵ですよね?
・・・なんですけど、お茶を飲んでいると、間が持たなくなって、
ふと周りに目が行ってしまいます。
すると、テーブルの上の埃がすごいんですよ。
まぁ、たまたまかな~と思って、ふと隣の食器棚をチラッとみたら、
またそこには、もっとすごい埃が積もってました。
本来、他所様のお宅で、そんな小姑みたいなことはしないんですけど、
どうしても気になってしまいました。
それ以来、レッスンのたびについ見てしまって・・・。
その埃はずっと変わりませんでした。
何が一番ひっかかるかというと、
私のその先生に抱いていたイメージとのギャップです。
すごく美人で、素敵だな~と憧れていたので、
部屋もキレイであってほしかったというか・・・。
埃なんてすぐ積もるものですし、
忙しい日々を過ごされてるんだとは思うんですけど、
それにしても、あの埃には、
そんなものじゃないくらいの歴史があるようでしたし。
その後、私の想像してたような感じでピアノが弾けるようになる、
ということもないまま、なんとなくやめてしまいました。
結局いつも、ピアノの先生へのイメージとのギャップにやられてる気がします。
いい意味でのギャップだとプラスに働いたのかもしれませんけど、
マイナスの方に働くギャップでした。ピアノが遠のいていきました。
それでも、やっぱりまだピアノが弾ける人に憧れます。
ほんまそれ~~~
ブログランキングに登録しています。
ポチッと押して頂けるとかなり喜びます。
お、おねがいします・・・
50000