読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

転職log

誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくい“転職"のすべて教えます

人生一発逆転?第二新卒・既卒にとって公務員はウハウハ?その理由とは?

公務員は第二新卒や既卒でも新卒優遇や学歴フィルターもなく試験に合格さえすればなれます。国家公務員なら給与も大企業並、待遇も良く、退職金も民間より高額。公務員で人生一発逆転、就活負け組がリベンジすることができるんです!第二新卒や既卒にとっての公務員メリットや、なり方をご紹介します。

第二新卒・既卒で公務員

  • 就活失敗…、就職できずに既卒になってしまった…。既卒だと、ロクな求人が無い…。
  • ブラック企業で心身ともにボロボロにされてしまった、市役所などでゆっくり事務仕事をしたい
  • 安定した職に就きたいのでフリーターをしながら公務員試験の勉強をしている
  • 消防士や警官に憧れる、第二新卒だけどなれるかな?
  • Fラン卒、学歴フィルターのせいでブラック企業しか入れなかった…

など、さまざまな理由から公務員に憧れる方もいると思います。一度民間企業に努めてしまった第二新卒や、新卒チケットを無駄にしてしまった既卒は公務員になれるのでしょうか?

 

一部上場企業・新卒1年目・Kさん

新卒1年目です。第二新卒でも公務員になれますか?

大学入学を機に上京、就活では他人の何倍も努力し東京の東証一部上場企業から内定をもらいました。しかし、仕事は激務、気づけば毎日終電、土日出勤もざらです。自分がやりたかった仕事ってこんなのだったのかと、何のために生きているのかわからなくなっています。

一方、地元の友人は公務員。話を聞くと大した激務でもないのに、割と良い給料。シャッター商店街と老人ばかりの田舎のくせに群を抜いて高収入。公務員は残業もたいしてなく、仕事も私のような激務ではないとのこと。地元に帰ってのんびり公務員として働くのもありだなと考えています。第二新卒・入社1年目、こんな私でも、これから公務員になれますか?

1.第二新卒・既卒でも公務員になれる?

 
第二新卒や既卒でも公務員になれる?
 
もちろん、なれます!

※公務員試験に合格すれば第二新卒・既卒も公務員になれます。

第二新卒・既卒にかぎらず、公務員になるための試験に合格すれば誰でも公務員になれます。ざっくり言うと国家公務員試験(官庁につとめるような仕事)と地方公務員試験(市役所などに務められる)の2種類があります。

民間企業の新卒採用のように、2018年度卒業見込みの人間にしか受験資格が無いということはありません。第二新卒でも既卒でもフリーターでも年齢上限内であれば受験資格があります。

1−2.第二新卒でも公務員になれる?何歳までOK?

 
公務員になれるのは何歳まで?
 
第二新卒・既卒(25歳前後)なら全然OKです!

※だいたい29歳以下なら大卒一般枠での受験が可能、30・40代になっても受験可能な社会人採用枠もあります。

公務員試験には年齢上限があり、29歳以下というケースが多いです。細かな募集要項は国家公務員試験や、地方試験でも東京や横浜など自治体によって違います。

稀に年齢上限がない自治体もあります。いずれにしろ第二新卒や既卒の年齢であれば問題なく受験できます。

1−3.高卒でも公務員になれる?

 
高卒でも公務員になれる?
 
なれます!

※高校卒業後2年以内なら受験可能の高卒程度試験に合格すればなれます!また、卒業後数年が経過し受験資格がなくても、大卒程度試験なら受験できます。

試験(国家公務員・地方公務員)にはそれぞれ大卒程度試験や高卒程度試験などのランクがあります。高卒の場合は高卒程度試験を受けましょう。

高卒程度試験の場合、年齢制限があります。国家一般職の高卒程度だと「学校を卒業して2年以内」であることと定められています。地方公務員の高卒程度試験も、例えば東京都だと「平成7年4月2日から平成11年4月1日までに生まれた人」とあり17歳から21歳しか受験できないことになります。東京以外の地方でも同じように年齢制限を設定しています。

高卒程度試験や大卒程度試験などは、試験の難易度が大卒か高卒かという意味なので、受験資格が大卒高卒というわけではありません。中卒でも院卒でも受験可能なので、25歳高卒第二新卒であれば大卒程度試験や経験者採用試験を受験しましょう。大卒者程度試験の年齢上限は30前後です。

2.宇多田ヒカルは「公務員なんて夢がない」と歌ったけれど…、公務員は夢いっぱいだった?

冒頭でKさんが公務員を羨ましく思ったように、世間でも同様に思われています。事実、公務員人気は下記のような事例からも明らかです。

就職したい企業ランキング1位2位を公務員が独占

「就職したい企業・業種ランキング」のランキング1位は「地方公務員」(6.8%)、2位は「国家公務員」(3.8%)で公務員がワンツーフィニッシュに。

http://news.livedoor.com/article/detail/12858300/

結婚したい人気企業ランキングも公務員が1位2位を独占

ランキング1位は「国家公務員」(15.9%)、次いで「地方公務員」が2位(11.0%)となった。

http://news.mynavi.jp/news/2016/12/27/397/

生まれる前にバブル崩壊があり、そこから失われた10年を経て、物心付いたころからずっと不景気というあなたは、就活を経験し若手人材として黄昏の日本でなんとか生きています。かつては「japan as no.1」と言われ、我が物顔だった日本の大企業も、心の底では見下していたアジア系企業に買収されたりと、散々な結果に陥っています。若者が未来に希望など持てるはずがありません。

日本の労働者「起業したくない」7割 33カ国中で最下位

「起業したい?」グローバル平均は63.8%と高いのに対し、日本の若年層はわずか28.3%のみ

http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1705/12/news113.html

勢いのあるアジア諸国や欧米の若者とくらべても、日本の自信のなさや未来に希望を持てず守りに入る現実が若手労働者の意識にも明確にあらわれており、安定を求めて公務員になりたがる気持ちが十分理解ができます。

公務員には、大手企業と同等の給与・福利厚生・労働環境の良さ、リストラの危険性の低さ、不景気でも業績とは無関係なので下がることのない給与、つぶれる事がないという安定性などなどいくつも魅力があり、安定志向の方にはこれほど理想的な仕事はないでしょう。

さらに、公務員になるということは、「負け組」になってしまった(実際はそう思い込んでいるだけですが)方が一発逆転する具体的な方法でもあります。

学歴フィルターで振り分けられ新卒ばかりが優遇される「就活」、一度会社を辞めてしまった第二新卒や就活に失敗した既卒などには「就活」も「転職」も厳しく、レールから一度でも外れてしまうと、まともな人生を送るのも難しくなります。

3.公務員が最後の希望?第二新卒・既卒・公務員の比較

既卒 ×
  • 一度でも社会人になってしまった第二新卒や、卒業してしまった既卒が新卒扱いで内定をもらうことは厳しい。
  • そもそも新卒扱いで応募できる求人が激減
第二新卒 ×
  • 転職回数の多さ、短期間辞めてしまった事をネガティブに見られてしまう。
  • 人生たった一度の就活に失敗すると挽回が難しい。
公務員
  • 新卒主義・学歴フィルターがない。合否は試験や面接・論文の結果重視。
  • 就活や転職と違い民間での社会人経験も好評価の対象に。
  • 大手企業と同等 or それ以上の高収入&安定性。
  • 就職&結婚したい企業ランキング1位2位独占。

失敗することを許されない厳しい就活・転職と違い、公務員採用は広く門戸を開いています。公務員なら就活や転職を失敗してしまった第二新卒や既卒にも、もう一度逆転するチャンスがあるのです。それでは、公務員のメリットを詳しくご説明いたします。

4.人生一発逆転?幅広い受験年齢、あなたにもチャンスがある

受験戦争に破れ、就活に失敗し、ブラック企業に食い物にされてしまったとしても、公務員ならリベンジが可能。筆記試験と面接にさえ受かれば晴れて憧れの公務員です。

4−1.幅広い受験年齢 ※平成27年度

  国家公務員 地方公務員
59歳未満   市川市(年齢学歴制限撤廃枠)
40歳未満 社会人試験(係員級)  
39歳未満   山形県
36歳未満   徳島県
35歳未満   宮城県、福島県、千葉県、富山県、山梨県、長野県(行政A)、和歌山県、鳥取県、熊本県、相模原市
34歳未満   秋田県、福井県、滋賀県、大阪府(行政26-34)、愛媛県、大阪市(事務行政26-34)
33歳未満    
32歳未満   岩手県、鳥取県、栃木県
31歳未満   東京都I類A
30歳未満 国家総合職、国家一般職、国家専門職、外務専門職員、防衛省専門職員、裁判所職員総合職、一般職、衆議院事務局職員 北海道、埼玉県、神奈川県、新潟県、兵庫県、岡山県、横浜市、静岡市、名古屋市、岡山市、北九州市
29歳未満 国立国会図書館総合職、一般職 青森県、茨城県、群馬県、東京都IB、石川県、岐阜県、愛知県、三重県、奈良県、広島県、山口県、香川県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県、札幌市、仙台市、川崎市、福岡市、広島市、熊本市
28歳未満   静岡市、千葉市、新潟市、浜松市、堺市
27歳未満 参議院事務局総合職 さいたま市、特別区、神戸市(一般枠)
26歳未満   京都市、京都府(行政IA・B)、広島県
25歳未満   大阪府(行政22-25)、大阪市(事務行政22-25)、長野県(行政B)、堺市(特別枠)、佐賀県(行政特別枠)
24歳未満   神戸市(特別枠)

この表で見ていただきたいのは、受験可能年齢が幅広いこと。29歳未満まで一般大卒程度試験が受けられます。それ以降、30代40代では社会人採用試験を受けられます。つまり10〜40代以上つねに何かしらの公務員試験を受けられるということです。

公務員は国の仕事なので、採用でも公平性や民主的であることにはこだわります。その結果、受験資格での制限は、ほとんど年齢のみ。受験資格に大卒以上など学歴制限がある場合もまれにありますが、年齢制限内であれば学歴や経歴関係なく公務員試験を受験することが可能です。

5.新卒主義じゃない!経歴に傷がある既卒や第二新卒でも大丈夫

民間企業では、大学を卒業してしまった既卒や第二新卒になると応募できる求人数も減りますし、新卒にまじって就活したとしても、書類選考や面接で無慈悲に落とされ、内定率も新卒に比べ露骨に落ちます。民間企業はピカピカの新卒主義。既卒や第二新卒になってしまうと、選択肢がほとんどなくなります。

ですが公務員の場合、「既卒だから」「第二新卒だから」という理由で不採用になったり、「既卒より新卒が圧倒的に有利」ということはありません。

私が転職のお手伝いをした方でも既卒・第二新卒で公務員になった方はたくさんいます。その方に既卒の内定率を聞いてみても「私が内定した自治体の同期は既卒者の方が多かった」とのこと。民間企業と違い既卒か新卒かというより、試験の結果や、面談によってわかった人柄を重視します。

6.学歴フィルター無し!Fラン大でも公務員になれる

就活時は学歴フィルターのせいで悲しい思いをした方も多いでしょう。しかし、公務員試験なら基本的に学歴不問。卒業した学校のネームバリューで合否が判断されるということはほとんどありません。

そもそも高卒や中卒でも受験資格があります。公務員試験には難易度のレベルとして大卒程度試験や高卒程度試験などがありますが、これは受験資格が大卒か高卒かということではなく、受験内容の難しさが大卒程度か高卒程度かということです。高卒だと受験資格が無いというわけではありません。

国家公務員総合職など上位の試験ではある程度学歴フィルターもあるでしょうが、公務員試験で重視されるのは試験結果です。いわゆるFラン大出身で、大学卒業後3年目に2度目の受験で地方公務員になった方もいます。

就活であれば書類選考ですぐに落とされますが、公務員なら自分のがんばりによって学歴フィルターのハンデを乗り越えられるんです。

7.一度落ちてもへこたれるな、公務員試験は何度でも挑戦できる

公務員試験は受験可能年齢が幅広いことに加え、何度も受験できる事が魅力。就活はやり直しができませんし、第二新卒も同じく何度も転職していくうちに転職市場での価値が落ちていきます。就活は特に酷く、既卒や第二新卒になど一度失敗すると終わりだと思われがちです。

7−1.正直者はバカを見る?一度失敗したらやり直しできない地獄を生きる若者たち

就活失敗を理由に自殺してしまった若者も年間1000人を超えるという警視庁の発表もあります。

就職活動中の学生の1割が「死にたい」

今月、民間団体が行った就職活動中の学生121人の意識調査で、1割の学生が「死にたい」と考えていることがわかった。約7割が「日本社会は正直者がバカを見る世界だ」と感じていた。去年自殺した20歳代の若者のうち就職失敗が原因とされたのは149人。

http://www.news24.jp/articles/2013/03/30/07225764.html

そういった状況を変えるために、国は「既卒3年以内は新卒扱いしろ」と企業に勧告していますが、既卒3年以内を新卒扱いにすることを真面目に実行している企業はほとんどありません。

3年以内既卒者は新卒枠で応募受付を!!

いったん卒業すると新卒枠への応募機会が極めて限定されるため、既卒者の就職環境もますます厳しさを増しています。

〜略〜

事業主は、学校等の新卒者の採用枠に学校等の卒業者が学校等の卒業後少なくとも3年間は応募できるようにすべきものとすること等を新たに盛り込みました。

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000000wgq1.html

今後もこのように若者が絶望する状況が大きく変わる事はないでしょう。

ですが、公務員試験は受験可能年齢以内であれば何度でも応募できます。民間企業で働きながら公務員への転職を夢見て、毎年公務員試験を受験する方も多くいます。「新卒公務員⇒民間企業へ転職⇒公務員試験再受験してまた公務員」にという経歴に方もいます。既卒や第二新卒であることに悲観せずに、何度でも挑戦してみましょう。

8.第二新卒の社会人経験が売りになる!

民間企業で4年前後の社会人経験がある場合は「社会人・経験者採用試験」もあります。必要な社会人経験年数は自治体により異なりますが、30代以上〜最高でも59歳まで応募できる自治体があります。

第二新卒や既卒のフリーターでも数年の勤務経験を評価してもらえます。「社会人・経験者採用試験」では「大卒程度試験」に比べ論文や面接が重視されやすく、社会人経験をより評価してくれる試験です。

9.公務員はウハウハ!給料が凄い!

平成27年度国家公務員給与実態調査の結果から国家公務員の月収を算出してみると平均月収は41万5000円でした。対して、民間企業の平均月収は29万3,833円。大企業の平均月収が382,900円です。公務員の平均月収は大企業を上回っています。

  • 国家公務員:41万5000円
  • 大企業:382,900円
  • 民間平均:29万3,833円

公務員給与は2016年1月に改正給与法が改正し、国家公務員の給与が2年連続で引き上げたそうです。

「一般職の平均年間給与は6万円ほど増えて、667万円。本省の課長クラスで約15万円増の約1196万円になります。2年連続の引き上げは、24年ぶり、バブル期以来です」

(経済ジャーナリスト磯山友幸氏)

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48699

バブル崩壊時の91年の公務員平均月収は28万5,790円。日本の経済成長率は実質横ばい、長く続く不景気でしたが公務員の給与は上がり続けています。何か不当に上がり続けているような気もしますし、いずれ法律面でテコ入れが入る気もしますが、騙し騙し公務員の給与は上がり続ける事でしょう。

9−1.大企業並!?ボーナスが高い!

国家公務員の2016年冬のボーナスは、平均で約70万4800円でした。管理職を覗いた一般職員の額で、平均36.3歳です。

  国家公務員 大企業
2015年 夏 61.99万円 89.21万円
2015年 冬 65.86万円 88.06万円
2016年 夏 63.01万円 90.52万円
2016年 冬 70.48万円 92.79万円

ボーナス額は民間企業のデータを参考に決められているそうで、景気に左右されるとのこと。とはいえ、ボーナス額も民間企業に比べると高いです。

9−2.驚異の2000万オーバー!退職金が高い

60歳定年退職者が受け取った退職手当の平均支給額は、都道府県は約2,296万円、指定都市は約2,337万円、市区町村は約2,114万円です。どの自治体も驚異の2000万オーバー。

対して民間企業では、中小企業で1,282万円。大企業で1,718万円。悲しいことに、そもそも4社に1社は退職金精度がありません。退職金で比較しても公務員の圧勝です。

  • 地方公務員(都道府県職員):約2,296万円
  • 地方公務員(政令指定都市職員):約2,337万円
  • 地方公務員(市区町村職員):約2,114万円
  • 中小企業:約1,282万円
  • 大企業:約1,718万円

9−3.40日ってどんだけー!?有給が多い

公務員は有給も多いです。毎年20日付与されます。次年度に20日分を繰り越せるので消化しなければ40日分の有給がある人もいます!

民間企業だと、勤務半年ほどで10日前後の有給が付与され、その後一年ごとに1日づつ増えていく会社が多いです。官民で倍以上の差があります。

9−4.年金が凄かった

年金は4段階にわかれていました。

  • 会社員が加入する「厚生年金」
  • 国家公務員が加入する「国家公務員共済年金」
  • 地方公務員が加入する「地方公務員共済年金」
  • 私立学校の教職員が加入する「私立学校教職員共済年金」

会社員であれば、国民年金+厚生年金。公務員だとこれに共済年金が加算されるという手厚すぎる状況でした。ですが、官民格差があまりにも大きすぎたために共済年金は平成27年10月から厚生年金と共済年金が一本化されてしまいました。

とはいえ、2015年10月以降の退職者には加入期間に応じて年金受給権が発生する「年金払退職給付」という制度が創設されたとのこと。新たな優遇策がこっそり作られているんですね。

9ー5.謎の手当で給料アップ!手当が凄い!

民間企業とは違い、公務員になると手厚い手当があります。自治体によって手当の内容は違うのですが、主なものに「扶養手当」「住居手当」「通勤手当」などがあります。

いまだに存在する!? 地方公務員のトンデモ手当

かつては、メガネ手当(2年に1回、購入したメガネの半額が支給)や背広手当(背広の購入費として年間5万円程度支給)、元気回復手当(親睦会などの会食で1人5000円支給)などのトンデモ手当といわれるものもありました

https://allabout.co.jp/gm/gc/445665/

民間では考えられないような手当もあるようですね。いずれは無くなると思いますが、いまだに公務員が優遇されています。

10.公務員は倒産しないし、リストラもない

大手企業に、なんとか潜り込んでも倒産や業績悪化によるリスクなど民間企業には常にリスクがあります。リストラ・自宅待機などが常態化している会社もあり、近い未来どうなるかわからない不安定な中をなんとか生きています。

しかし、公務員であれば、その地位は法律で保証されています。「自治体が突然潰れる」「明日から仕事もなければ給料ももらえない」ということもありません。また公務員ならリストラもありません。

とはいえ、公務員もかつてのようにあらゆる面で優遇されていた状況とは時代が変わり年々厳しくなっています…といっても民間企業よりは圧倒的にあらゆる面で守られ優遇されています。

11.おいしすぎます公務員!どうすればなれる?

魅力的すぎるほど魅力的な公務員ですが、どうすればなれるのでしょうか?ズバリ!「試験を受験して受かる」これにつきます。

試験日程や募集要項など詳しい情報は専用サイトからどうぞ。

大学受験のようなものなので、予備校に通ったり参考書で勉強し、まずは受験対策をしましょう。

その際、仕事を辞めて勉強一本にするのはおすすめしません。未来はどうなるかはわかりません。保険として会社に勤めながらの勉強、そして何度か挑戦する想定の数年計画の長期戦で公務員試験に挑みましょう。

社会人経験が評価される経験者採用もありますし、会社を辞めるような早とちりの失敗はしないでください。

それでは、公務員試験のおすすめ予備校をご紹介します。

平成28年度公務員採用内定者 55名!公務員試験なら「伊藤塾」

伊藤塾は弁護士や国家総合職をはじめとした公務員試験にに強い予備校です。他の公務員専門学校や資格予備校と異なり、伊藤塾では一流の講義とノウハウを「個別指導」という形で受講することができます。通信受講生でもインターネットで24時間質問することが可能ですし、WEBや電話でカウンセリングを受講できるなど、通学受講生と同じサポートを手厚く受けることが可能です。受講生と一人ひとりのフォロー体制がしっかりと整備されていることも、難関国家試験の合格実績が高い一つの理由となっています。

公務員試験「伊藤塾」についてさらに詳しく

公務員試験なら「LEC東京リーガルマインド」

LEC東京リーガルマインドは、資格受験指導37年の実績とノウハウを持ち、司法試験、司法書士、弁理士をはじめとする、各種国家資格および検定受験の対策講座を全国展開する資格取得・通信教育のスクールです。

圧倒的な情報量と蓄積されたノウハウで、数多くの合格者を出してきた実績を元に、常時10,000近くの商品ラインナップを揃えています。

また、インターネットによるWeb通信講座、音声ダウンロード講座、スマートフォン講座など学習スタイルが多彩で、話題性の高い学習教材が常に注目を集めています。

公務員試験のLEC東京リーガルマインドについてさらに詳しく

12.公務員と同等の安定を求めるなら「公社、団体職員」もおすすめ

公務員のような安定を求めるなら「公社」「団体職員」もオススメです。

公社とは?

国家的な事業経営のために設けられた特殊な企業形態の一つ。国が全額出資する公法人で、直接国の監督を受ける。

団体職員とは?

農協、生活協同組合、NHK、相撲協会など、
営利団体と公務員を除いた組織で働いている人のこと。

公社や団体なども公務員に準じる仕事です。国や自治体が出資しています。農協や生協やNHKが潰れる事が無いように、公社や団体職員も公務員のように倒産などのリスクは低いといえます。さらに、公務員に準じた手厚い待遇があります。

安定を求める方は、公務員と平行して公社や団体職員を目指すのも良いでしょう。

第二新卒のおすすめ転職エージェント17選

公務員なみの安定!「公社」「団体職員」を目指すなら転職エージェントを活用しよう

第二新卒のおすすめ転職エージェント17選についてさらに詳しく