格安スマホに使われているのは、ほとんど全てAndroid OSです。これに各社でカスタマイズがされ使えるようになっています。新しいバージョンのAndoidがリリースされると各社で再度カスタマイズが必要となり、新しい機能やセキュリティ面のアップデートに時間がかかります。それが解決される機能が搭載されることになりました。
スポンサーリンク
「Project Treble」とは
今までのAndroidスマホは図のように、Androidとベンダーの各種ソフトウェアが一体化されていました。これをアップデートしようとすると、GoogleがAndroidをアップデートした後、ベンダーの各種ソフトウェアもアップデートする必要がありました。
これを完全に分離し、Android部分だけをアップデートできるようにする。これが「Project Treble」です。これによってベンダー(格安スマホメーカー)はアップデートの費用を削減することができます。
格安スマホにも恩恵はあるか?
アップデートの費用が削減されるということは、格安スマホをアップデートする障壁が低くなることになります。あくまでも低くなるだけで費用はやはりかかりますが、恩恵を受けられる可能性は高いでしょう。
この機能は次期Androidからの機能になりますので、これまでに買った格安スマホでは利用できないかもしれません。しかし次期Androidからは標準の機能になりますので、買い替えの時期によっては、この機能が搭載されているかがポイントになってきそうです。