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前立腺肥大か前立腺腫瘍の疑いで治療中です。 レネバル錠15、ビオフェルミンR錠で...

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ID非公開さん

2017/1/2416:43:14

前立腺肥大か前立腺腫瘍の疑いで治療中です。
レネバル錠15、ビオフェルミンR錠で10日が経ちました。

症状は変わりません、抗がん剤治療は無謀と言われていますが、
去勢手術しか治療はないですか?
分かりやすく教えてほしいです。

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maiko_dorさん

2017/1/2417:07:39

こんにちは m(_ _)m

あくまでも個人の見解に過ぎませんので、参考程度として読まれて下さい。

前立腺がんと前立腺肥大症は、症状に共通点が多く、どちらの病気であるかの確定診断は、PSA検査だけでは判断ができません。

前立腺がんの可能性を探る、スクリーニング検査のなかでは精度が高い採血のみの検査方法です。

MRI検査・生検検査を行う事で、正確に判断することが必要になります。

犬の場合、簡単に前立腺生検を行うとい訳にはいきませんので、以下の手順を行う事が一般的になります。
長文になりますけど、よく読まれてください。m(_ _)m

良性前立腺過形成は、前立腺の肥大によって尿道が圧迫されて、症状として排尿障害などがみられます。

前立腺腫瘍の症状は、前立腺肥大に似ていますが、その多くが悪性腫瘍です。
※悪性とは、悪性新生物、一般的に言われる癌の事です。
ただし、前立腺腫瘍の発生率は非常に低く、前立腺疾患の5%程度といわれています。
※良性前立腺腫大は、前立腺がんに発展する事はないとされています。

※一般的に考えた時に、前立腺腫瘍の可能性は低いと言う事です。

検査には、一次検査(スクリーニング検査 ・ PSA値測定)として、簡単な血液検査をまず行います。
PSAが正常値を越えて高い場合は、前立腺がんの可能性が出てくるために、二次検査として、超音波検査や前立腺を触診します。

最終的な検査として、針生検を行います。
前立腺の組織を採取して、がん細胞の有無を調べますが、麻酔が必要になります。
※これらの検査を行わなければ、がんの診断の確定はできません。

※確定診断を下すには、検査を行う為に、全身麻酔が必要という事になります。

良性前立腺過形成は、4~5歳の未去勢の場合の50%で認められ、9歳齢以上の未去勢の犬の場合そのほとんどに認められます。

※前立腺の過形成は、殆どが良性のものと言う事になります。

内科療法では、寛解が見られても、殆どで再発するため、一般的な治療法は去勢手術になります。
去勢をすることで、肥大の症状が認められている場合は、2~3週間で改善が認められます。
去勢によって前立腺の大きさが減少しない場合は、腫瘍の可能性を考える必用がでてきます。

※薬による治療では完治する事は難しく、寛解しても再発する可能性が高い為、去勢手術を行う事が一般的だという事になります。

レネバル錠は、広域スペクトルの抗菌剤ですから、尿路感染・膀胱炎などの原因となる細菌に効果があるお薬です。
ビオフェルミンR錠(耐性乳酸菌)は、抗生物質に耐性のある整腸剤です。
通常であれば、便秘の改善に期待が出来ますが、前立腺が肥大して腸を圧迫している状態でしたら、あまり効果は期待できません。

投薬の目的についての記載です。
薬剤からは、感染症の可能性が推測されます。

前回の質問と治療法から考えると、前立腺肥大症の可能性が高いと推測できます。

前立腺肥大が進行すると、前立腺が膀胱や尿道を圧迫し、尿道閉塞を起こす可能性が高くなります。
そうなれば、尿毒症になる可能性が高くなり、細菌感染も起こしやすくなるため、出来るだけ早めに去勢手術を受けられることをおすすめします。

去勢手術の際に、前立腺の組織を採取をされて、病理検査に回せば、確定診断が可能です。
まずは、去勢手術が可能と判断されるまでは、投薬治療を継続されてください。

お大事になされてください。

ありがとうございました m(__)m

こんにちは m(_ _)m

あくまでも個人の見解に過ぎませんので、参考程度として読まれて下さい。...

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