中国に来てから「マコモダケ」という野菜を初めて知りました。日本でも売られているそうです。新たな食材に出会えるのも、転勤先での楽しみの1つです。
今回は、マコモダケの紹介や、マコモダケを使ってチンジャオロースを作った時のレシピをまとめました。家庭料理なので特別な調味料は使わず、簡単に作っています。
マコモダケとは?
イネ科の植物で、タケノコにも似た見た目をしています。旬は秋なのですが、5月でも手に入りました。(2本で約160円)
検索サイトで「マコモダケ JA」と入力したところ、日本各地で栽培されていることを知りました。栄養や保存方法などが、下記のJAグループのサイトに記載されています。
日本に帰ったら、道の駅などでマコモダケを探してみたいです!
マコモダケの下処理
中国人から「緑色の部分を取って、白いところを食べてね」と教えてもらいました。皮を剥ぎ、手で取れない部分はピーラーを使いました。下処理は簡単でした。
チンジャオロースを作る時、タケノコの代わりにマコモダケを入れても美味しいよ、とのことです。そう言われて、作ってみたくなりました。
マコモダケ入り×チンジャオロース レシピ
チンジャオロース(青椒肉絲)をきちんと作るにはオイスターソースや紹興酒などが必要ですが、今回は簡単な味付けです。お肉に下味をつけて片栗粉をまぶして…といった作業もないです。
本格的なものではありませんが、ピーマン(=青椒:チンジャオ)と、細切り肉(=肉絲:ロース)を使っているので、「チンジャオロース」とタイトルにつけました。
材料(2人分)
野菜と豚肉は細長く切ります。
- マコモダケ:1本
- ピーマン:1個
- 豚バラ肉(細めに切る):約150g
【調味料】
- ごま油:少々
- 醤油:大さじ2くらい
- こしょう:少々
- にんにく:少々
マコモダケ入りチンジャオロース 作り方
ごま油をひいてから豚肉を炒め、ある程度火が通ったらマコモダケを入れます。
その後ピーマンも入れ、しんなりしすぎないうちに醤油・こしょう、にんにくも少しだけ入れてさっと炒めたら完成です。
炒めたピーマンも美味しい!ご飯に合うおかずになりました。マコモダケはタケノコを思い出すような風味・シャキシャキした食感です。えぐみは感じませんでした。
家で食べるならこのくらい手軽な味付けでも良いんじゃないかな、と思いました。
おまけ:マコモダケの酢味噌和え
残りの1本は切った後2分間ゆでて、ネギ・キクラゲ入りの酢味噌和えにしてみました。冷たくさっぱりたべてもマコモダケは美味しかったです。
おわりに:食材を楽しむ
新たな食材に出会ったり、自分では思いつかなかった使い方を知るとわくわくします。旅先で道の駅に寄るのも楽しいです。もちろん転勤先に限らず、住み慣れた場所でもこうした出会いはありそうですね。
ちなみに、前回の「骨付き鳥」と味付けはほぼ一緒です。でも、料理や食事を楽しむにはたくさん調味料を揃えなくても大丈夫、ということにも気付けました。
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