俳優の日下武史さん死去 劇団四季の創立からのメンバー
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劇団四季の創立からのメンバーで、半世紀余りにわたって中心的な役割を果たしてきた俳優の日下武史さんが15日、滞在先のスペインで誤えん性肺炎のため、亡くなりました。86歳でした。
日下さんは東京都出身で、慶応大学在学中の昭和28年、演出家の浅利慶太さんらとともに劇団四季を結成しました。
以来、半世紀余りにわたって、第一線の俳優として活躍し、「ハムレット」や「ヴェニスの商人」をはじめとするせりふ劇から、「美女と野獣」などのミュージカルまで、幅広い舞台で、さまざまな役を演じました。また、NHKの連続テレビ小説「すずらん」など、テレビや映画にも活躍の場を広げ、個性的な脇役として高く評価されました。
平成8年に紫綬褒章、14年には勲四等旭日小綬章を受章しています。
70歳を超えてからも三島由紀夫の戯曲「鹿鳴館」に初めて挑戦するなど精力的に舞台に立ち、後進の指導にも力を注いでいました。
劇団四季によりますと、日下さんは3年前の平成26年に上演された「思い出を売る男」が最後の舞台となり、先月も舞台稽古を見に来ていましたが、15日、滞在先のスペインで誤えん性肺炎のため、亡くなったということです。
以来、半世紀余りにわたって、第一線の俳優として活躍し、「ハムレット」や「ヴェニスの商人」をはじめとするせりふ劇から、「美女と野獣」などのミュージカルまで、幅広い舞台で、さまざまな役を演じました。また、NHKの連続テレビ小説「すずらん」など、テレビや映画にも活躍の場を広げ、個性的な脇役として高く評価されました。
平成8年に紫綬褒章、14年には勲四等旭日小綬章を受章しています。
70歳を超えてからも三島由紀夫の戯曲「鹿鳴館」に初めて挑戦するなど精力的に舞台に立ち、後進の指導にも力を注いでいました。
劇団四季によりますと、日下さんは3年前の平成26年に上演された「思い出を売る男」が最後の舞台となり、先月も舞台稽古を見に来ていましたが、15日、滞在先のスペインで誤えん性肺炎のため、亡くなったということです。
浅利慶太さん「明晰な台詞で魅了」
ともに劇団四季を立ち上げた浅利慶太さんは「創立以来の同志でもあった日下さんの訃報に接し、悲しみを禁じえません。イメージ豊かな明晰な台詞で、多くのお客さまを魅了する素晴らしい俳優でした。在りし日の姿を偲び、心より冥福を祈ります」というコメントを出しました。