ハグ・ミィ脱退から1年
またBiSHの話題かと思わないで欲しい。
タイミング的に仕方がないんだよ。
↑左がハグ・ミィ
2016年5月16日。
この日はBiSHの初期メンバーであった“危ない熟女担当”のハグ・ミィの脱退が発表された日だ。
BiSHに関しては今までもこのブログで取り上げてきたので、そちらも観て欲しい。
ハグ・ミィ脱退後の新メンバーオーディションにより、アユニ・Dが加入した。
担当は“僕の妹がこんなにかわいいわけがない担当”。
熟女の代わりに妹が入ってきた。
その後はアユニが新規ファンを多く獲得したり、アンセム的な曲オーケストラが発表されるなど楽曲にも恵まれたこともあり、一気に飛躍した。
今のBiSHのファンにはハグ・ミィの存在を知らない人も多いかもしれない。
しかし、ハグ・ミィは忘れられてしまったのか?
そんなことはない。
ハグ・ミィについてツイートするファンたち
5月16日。
ハグ・ミィ脱退から1年経った日。
Twitterでは多くのファンがハグ・ミィに
ついてのことや、ハグ・ミィとの思い出をツイートしていた。
@GUMi_BiSH ワイはハグ・ミィにあいたいよ
— らんすろー (@LAnthLAw) 2017年5月16日
#母の日#ハグ・ミィ pic.twitter.com/U7ixNHrgTO
— プロミス☆ザ☆ルンルン (@lingling6_) 2017年5月15日
あぁぁ……ハグミィさぁん
— ポッター (@kabu_0913) 2017年5月15日
脱退して、今は一般人になっているとしても、ファンにとってはいつまでも忘れられない存在で、いつまでもアイドルなのだ。
バンドの解散も同じ
バンドの解散もアイドルの脱退と似ている部分がある。
バンドの解散もアイドルの脱退と同じぐらいにいつ起こるかわからない。
2017年5月現在もすでに多くのバンドが解散をしたり、解散を発表した。
例えば10年ほど前の青春パンクブーム時に彗星の如く現れ、ポップなメロディと意味不明だがキャッチーな歌詞で人気になったB-DASH(2月17日解散)
高い演奏力とボーカルのハイトーンボイスが特徴的で、海外のロックバンドに負けないクオリティの楽曲を作っていたWHITE ASH(3月31日解散)
切ないメロディと歌詞が印象的でブレイク候補と言われ、新メンバーも加入し、順調に見えていたplenty(9月16日解散予定)
他にもたくさん解散してしまったバンドはある。
どのバンドもファンに惜しまれながら解散していった。
解散してもファンは聴き続ける
よくネットニュースで“復活してほしい解散してしまったバンドランキング”なるものが記事になっていることがある。
そして、解散して年月が経ってもベスト盤や企画盤が発売されるバンドもある。
ファンは、解散したとしてもバンドの存在を忘れないのだ。
それはオリコンの上位にランクインしたバンドだけではない。
例えばNUMBER GIRL(ナンバーガール)はオリコン上位にランクインすることはなかったが、多くのフォロワーバンドがあり、解散して10年以上経っても企画盤などが発売されている。
今年に入ってからなら、SPALTA LOCALS(スパルタローカルズ)というバンドが再結成した。
去年再結成したTHE YELLOW MONKEYと比べると全然人気のなかったバンドだ。
一番大きなキャパのワンマンライブですら日比谷野外音楽堂をやっと埋めたぐらいの人気だ。
それでも再結成となれば多くのファンは喜んだ。
もちろん、解散してからもずっと聴き続けていたファンもたくさんいるだろう。
人間は2ど死ぬという話
仏教の教えだったが、永六輔だったか、松田優作だったか、ONEPIECEだったか、 元ネタは何だったかは忘れたけども、よく聞く話がある。
人間は2度死ぬという話。
1回目は肉体が滅びたとき。
2回目は現世を生きている人に忘れられたしまったとき。
存在していたことを忘れられない限りは、その人の魂は死なないという話。
この考え方ってバンドやアイドルにもあてはまるのではないかなと思う。
バンドは2度解散する。アイドルは2度脱退する。
その、なんだ、バンドが再結成したけどまた解散するとか、他のアイドルグループに入ったけどまた脱退するっていうことではないよ。
バンドが解散したとしても、ファンが存在を忘れずに、音源でも楽曲を聴き続けている限り、そのバンドの音楽は続くんだよ。
解散してからもファンになる人もいるかもしれない。
バンドマンでも解散したバンドから影響を受けてデビューするバンドもたくさんいる。
そのバンドの音楽を聴き続けている限りは、そのバンドは解散していないようなものなんだよ。
そのバンドが存在していたという事実を忘れない限り、ファンにとって解散したとしても、ずっとロックスターなんだ。
アイドルだってそうだと思う。
脱退してしまって、今は何をしているのかわからないかもしれない。
でも、存在を忘れずにそのアイドルの声が入った音源を聴いたり、映像を観て元気をもらっているのならば、ファンにとっては永遠にアイドルなんだよ。
たとえそのアイドルがアイドルを辞めてしまっていたとしても、存在を忘れない限りは永遠にアイドルなんだ。
まとめ
正直、とても良い音楽をやっていたバンドが解散してしまうことは寂しいし、その存在が若い世代が知らない存在になってしまうことは寂しい。
押していたアイドルが脱退してしまって、その後のそのグループのファンになった人たちが存在を忘れてしまったり、そのグループが飛躍してしまったら、それはそれで寂しい。
それでも、存在を忘れずに、思い返して、音楽を聴き返してみると、いつも以上に感動したり、新たな発見があるかもしれない。
音楽は永遠だし、それを作り上げた人たちの存在もきっと永遠なんだ。