フリーターが就職して正社員になる方法とは
当サイトは、フリーターから正社員就職を目指す人のためのサイトです。
いつまでならチャンスがあるのでしょうか?
フリーターを続けていると感じるのが『年齢が高くなるにつれて就職するチャンスが減っていく』ということです。
20代半ば頃から「このままフリーターで良いのかな?」という気持ちが大きくなり、正社員への就職を考える方が多いです。
25歳くらいで正社員経験のない方は珍しくありません。しかし、そこから正社員になるために就職活動を始めた方は誰もが苦労しています。
人材紹介や求人の現場では27歳が一つのラインとして考えられています。30歳を超えると大きく落ち込み、非常に厳しくなるのが35歳からです。
20代ならチャンスは沢山あります。
若さが武器になる20代なら良い会社に就職できる可能性は十分にありますし、30代前半でもチャンスは沢山残っています。
早ければ早い方が就職しやすいのは間違いありません。しかし、焦ってブラックな会社に就職したものの、劣悪な環境で身体を壊してフリーターに逆戻りというケースも珍しくありません。
「フリーター生活から抜け出したい」と思ったあなたは、一体何から手を付ければ良いのでしょうか?フリーターから正社員になる方法について確認しましょう。
この記事の目次
フリーターから正社員になる方法
フリーターから正社員になる方法は主に5つあります。
1.ハローワークを利用する
ハローワークは厚生労働省が運営する職業紹介所です。日本における転職活動としては最も一般的ですね。
よく指摘されている問題点はブラック企業やカラ求人(求人する気のない企業に求人募集を勧めること)を紹介される点です。どちらも公的機関であるハローワーク独特の問題ですね。
ブラック企業に就職してしまうことを防ぐためにも、出来る限りハローワークではなく転職サイトや転職エージェントの求人に応募することをお勧めします。
2.転職サイトや転職エージェントを利用する
一般的な方法が求人サイトですよね。マイナビ転職やリクナビNEXTに登録している方も多いと思います。
転職エージェント(人材紹介会社)と呼ばれる会社を活用してみるのも一つの手です。転職エージェントは社員を募集している企業と求職者をマッチングさせる会社のことで、一人だけで就職活動を行う時よりも効率がグッと上がります。
ハローワークのようにカラ求人に当たることもありませんし、第三者である就職のプロが客観的に見てアドバイスをしますから、貴方に合った企業に就職できる可能性が高くなります。
その中でも社会人経験のないフリーターや既卒に強い転職エージェントを紹介します。
いい就職.com
いい就職.comは日本で初めて既卒者や第二新卒者に特化したエージェントです。就職個別相談はもちろん、自己アピールセミナー・ビジネスマナーセミナーなどを無料で受講することができます。
『未経験者(or社会人経験無し)でも積極的に採用したい』と思っている企業の求人を沢山抱えており、少数採用や内定辞退による欠員補充など、一般的な就職サイトに掲載されない非公開求人が見つかります。
JAIC(ジェイック)
20代のフリーターを専門としている人材紹介会社の中でも、営業の仕事に強いのがJAICの特徴です。
経歴不問・社会人経験なしでも正社員になれるという触れ込みの通り、営業研修をしっかりと受けられる「ジェイック営業カレッジ」は定着率の高さに繋がっています。
経歴不問・社会人経験なしでも正社員になれるという触れ込みの通り、営業研修をしっかりと受けられる「ジェイック営業カレッジ」はとても役立ちますから、一度話を聞いてみるのも良いでしょう。
なお、ジェイックは20代女性限定の就職支援サービス『女子カレッジ』も運営しています。
ウズキャリ
キャリアコンサルタント全員が元既卒or元第二新卒というウズキャリは、他社よりも時間をかけた就活サポートが特徴です。
初回のキャリアカウンセリングに2時間ほどかけてくれるので、あなたのアピールポイントが見つかりやすいです。
「若手社員の離職率」「残業時間の慢性的な長さ」などの独自の基準でブラック企業を排除しています。
ハタラクティブ
利用する人の9割が20代、そのうち半数は正社員経験なしという20代フリーター専門の人材紹介会社です。
未経験OKの求人を1,000件以上抱えています。東京の渋谷ヒカリエか立川の事業所へ訪問できる方のみが対象です。
3.紹介予定派遣から正社員になる
いきなり正社員だと…と躊躇してしまう方は派遣で働くのも良いと思います。そんな方にお勧めなのが紹介予定派遣です。
紹介予定派遣とは派遣期間(通常は3ヶ月から6か月)の終了後に、本人と企業の合意があれば社員となる働き方です。派遣期間は最大で6ヵ月ですが、3ヵ月で設定している企業が多いです。
直接雇用されることを前提に働くため入社後のギャップがないというメリットがあります。
紹介予定派遣を多く抱えている派遣会社でオススメできるのがリクルートスタッフィングとハタラクティブハケンです。
リクルートスタッフィング
紹介予定派遣からの正社員就職を目指すならリクルートスタッフィングをお勧めします。
リクルートは人材会社としての長い実績がありますし、とにかく求人数が豊富でキャリアアドバイザーも優秀です。
一定の条件を満たせばリクルート健康保険組合への加入ができるなど、リクルートグループらしい手厚い福利厚生が受けられます。
ハタラクティブハケン
就職支援サービスの「ハタラクティブ」で行っているキャリアカウンセリングと同じ内容のカウンセリングを受けることができます。
ビジネススキルアップ研修やAOスキルアップ研修を実地しており、利用者の約82%が派遣から正社員になっています。
関東限定となりますが、今よりもスキルアップしたいと考える方にお勧めです。
4.アルバイトから正社員になることを目指す
この場合、正社員登用が盛んなアルバイト先を選ぶことが第一です。
「正社員登用制度がある」というだけではダメです。登用ありというのは可能性でしかありません。
基本的に正社員が欲しい会社なら最初から正社員として雇います。面接で正社員希望であることを伝えて、正社員登用制度の実績と条件を確認しておきましょう。
5.知人のコネで就職する
正社員経験や人脈のある方のみの方法ですが、出来ればこれが一番良いですね。採用する側としても安心です。
コネ入社は紹介する人間の信頼に関わりますから、能力の低い人を紹介することはできません。求職者の性格や能力を知っているからこそ紹介するのです。
求職者と企業の相性という点では、前述したエージェントはコネ就職に近いです。
資格を取ってから就職活動を始める
がっつりアルバイトを入れない限り、フリーターは『時間を確保しやすい』というメリットがあります。
そのメリットを活かして資格を取得するのは一つの選択肢です。特に運転免許は持っていた方が良いと思います。
注意して欲しいのは『○○という資格があれば就職するのは余裕』という考えは間違いで、実際は『資格はあれば尚良い』という程度だということです。
宅建を取ると有利って本当ですか?
実は私がこのケースに当てはまります。フリーターの時に宅建を取得して不動産仲介会社へと就職しました。
宅建を取ると就職に有利なんて良く言われてますよね。不動産会社では従業員5人に1人以上の割合で宅建士がいなければなりませんから、確かに持っていた方が有利ではあります。
契約時に必要な『重要事項説明』を出来るのは宅建士だけですから、お客さんとの契約がある日には宅建を持っている社員が出勤していなければなりません。(ま、宅建ない人間が重要事項説明を行っている会社もありますけどね。賃貸仲介業界ではまだまだ名義貸しで営業しているケースも多いです。)
私の個人的な意見としては、宅建の有無はそんなに関係なくて『あれば尚良い』という程度です。取得するのがそんなに難しい資格ではありませんし、なにより大切なのは営業成績を残せそうかどうかだからです。
宅建士が足りなくて名義貸しで営業している会社でさえ、宅建を持ってる20代の方を面接でバンバン落としています。
私の経験上、面接では『宅建を持ってるから不動産屋で働こうと思いました』とは言わない方が良いと思います。「宅建なんて誰でも持ってるよ」と言われたら返す言葉もありませんから。
フリーターが就職して正社員になる方法まとめ
最もオススメなのは人材紹介会社(エージェント)か紹介予定派遣を使うことです。
社会人経験のないフリーターならプロからのアドバイスを受けた方が絶対に良いです。
一人で悩みを抱えこむよりは相談した方が上手くいきますし、何よりも貴方自身が楽になると思います。
【転職エージェント】
【紹介予定派遣】
2017/04/05