最近、女性アイドルグループのPassCodeとBiSHのクオリティが凄い事になっている。
魅力的な楽曲を兼ね備えパフォーマンスレベルが高く勢いもある。
そして、聴く者を夢中にさせてしまう『可能性』を放っています!!!
そこで今回は女性アイドルグループのPassCodeとBiSHについて記載します。
【目次】
PassCode
女性アイドルグループでありながら迫力のある爆音を轟かせ聴く者を驚愕させます。
音楽的特徴はデジタルロック、ダンスミュージック(EDM)、ピコリーモを伴奏にして歌いダンスを披露するスタイルを持ちます。
シャウト(絶叫)やスクリーム(悲鳴)を展開させてその場を熱くさせる非常に攻撃的な音楽です。
プログレッシブロックのように様々な変化をつけた先の読めない曲構成を展開していく事もまたPassCodeの特徴です。
マニアックな楽曲内容と同時に不思議な中毒性が含まれています。
EDMとは?
Electronic Dance Music 略してEDM (エレクトロニック・ダンス・ミュージック)とは、シンセサイザーやシーケンサーを用い、主にクラブないしは音楽を中心にすえるエンターテインメントの場において、その場の人々を躍らせるという目的のもと作られたダンスミュージックのことである。
ピコリーモとは?
エレクトロニカとスクリーモを足して2で割ったような音楽を指す言葉である。
あくまで俗称であり正式なジャンルでは無い。
別称エレクトリーモ。
ピコリーモは主にパンクやポストハードコア、メタルコアといったジャンルとエレクトロニカを足したものが占めるが、稀にメロディックデスメタルとの融合も見られる。
アイドルのライブでありながら、モッシュ、リフト、クラウドサーフの嵐。
会場においては、もはやアイドルのコンサートとは思えない殺伐とした雰囲気です。
その要因はやはりアグレッシブなダンスに煽り、そしてやシャウトやスクリームを交えた非常に激しいサウンドを展開するため我慢できなくて仕方がなかったと思われます。
よってラウド系の音楽が好きな方にはすんなりと聴き慣れると思います。
PassCodeのファンのことをハッカーと呼ぶ。
おすすめのPassCodeの楽曲
・Club Kids never die
PassCodeの代表曲。
ハードなデジタルサウンドを伴奏にポップでキュートなヴォーカルラインが披露される。
だが、途中から激しいシャウトが炸裂し一変してハードコアへと激化する。
スクリーモの如く非常にアグレッシブなシャウトを繰り返すため、その場が混沌(カオス)として荒れ狂う。
最もハードな楽曲の一つです。
・Never Sleep Again
EDMによるデジタル感と浮遊感、プログレのように展開が次から次へと変わり続ける。
曲の展開が目まぐるしく速く流れるのでジェットコースターのような感じです。
そして、ヴォーカルの意表をつく必殺のシャウト・スクリームが炸裂!!!
興奮が絶頂に達し、もはや収拾がつかなくなる。
見事な完成度を誇るPassCodeの傑作の一つです。
・MISS UNLIMITED
PassCode節炸裂!!!
ピコピコとファミコンのような音を鳴らすイントロにより気持ちが高まる。
そして、激しいシャウトにより本格的に曲が開始されます。
ラウドな伴奏に流れるようなスピーディーなメロディを展開、すかさず豪快なシャウトを入れては聴く者を圧倒します。
基本的には激しいラウドロックではあるが曲の終盤、しっとりとしたヴォーカルラインに癒されてしまいます。
・bite the bullet
(2017年5月の時点の最新曲)
従来のPassCodeのサウンドに重量感のあるヘヴィネスが加わり強力にパワーアップ。
うねり続ける重低音とシャウトやグロウル(低音ボイス)が聴く者を震撼させ熱くさせる。
間髪入れず疾走感に溢れたメロディアスなポップサウンドに切り替わり、激しいEDMへと切り替わる。
今回もまたジェットコースターのような目まぐるしい楽曲構成を聴かせてくれます。
マニアックかつやり過ぎ感は否めないが、逆にそこが素晴らしいです。
最後は清々しい爽やかなサウンドを展開させ癒しをもたらしてくれます。
最後の最後まで魅了されてしまいました。
- アーティスト: PassCode,Koji Hirachi,Takahiro Hokyo
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
- 発売日: 2017/04/19
- メディア: CD
- この商品を含むブログを見る
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BiSH
アイドルらしからぬパンキッシュな行動とサウンドを披露して聴く者を驚愕させます。
音楽的特徴はパンクロックを伴奏に歌いダンスを披露するスタイルを持ちます。
どこか懐かしさのある青春パンク風の楽曲やヘヴィでアグレッシブな楽曲があります。
アイドルではあるが歌唱力が高く、アーティストとして聴くことも出来ます。
キャッチーなものからハードなものまで多種多様で特徴的な楽曲をいくつも持っているためライブでは常に大盛り上がりでいつまでも聴いていられます。
BiSHは、「Brand-new idol SHiT」(新生クソアイドル)の略。
自分たちの事をクソアイドルと呼び、ライブでは同じ曲を何度も歌う事があった。
アイドルでありながら客席へ豪快にジャンピングダイブをする。
時折下ネタを交えたトークをするなどバラエティに富んだ魅力があります。
そして、パンクバンド並みの激しいパフォーマンスを披露するので会場は熱気に包まれます。
アイドルだからといって侮れません。
ファンのことを「清掃員」(クソを掃除する者)と呼ぶ
おすすめのBiSHの楽曲
・BiSH-星が瞬く夜に
BiSHの代表曲。
イントロからテンションが上がります。
どこか懐かしい感じを受ける青春パンク風の楽曲。
疾走感もあって親しみやすいメロディなので、すぐに聴き慣れると思います。
そして単純明快な曲構成のためつい何度も繰り返し聴いてしまう。
・サラバかな
バラード寄りのパンクロックナンバー。
バラード寄りの曲調ではあるが、テンポは速めで攻め続ける押しの強いサウンドになっています。
サビの切ないメロディが素晴らしい。
後半にかけてはスローテンポで更に切ないヴォーカルを聴かせてくれます。
切ないメロディだが攻め続ける姿勢から気持ちが高ぶります。
・OTNK
BiSHの代表曲。
イエッタイガー!!なラウドロックナンバー。
スローテンポとアップテンポを繰り返す変則的な曲構成です。
それによりメリハリが生まれ、よりハードでキャッチーなサウンドになっています。
そして、何とも言えない歌詞が含まれているのもまた特徴的です。
・プロミスザスター
(2017年5月の時点の最新曲)
悲壮感が前面に表れているバラードナンバー。
『オーケストラ』で手に入れたスケールの大きいグルーヴに一段と磨きがかかっています。
切なくて物悲しいメロディではあるが、前向きで力強い想いが伝わってきます。
感動的で非常に洗練されており、終始じっくりと聴かせてくれます。
歌唱力や楽曲構成などを考慮するとアイドルとは思えない完成度に仕上がっています。
まさかここまで進化するとは、、、驚いた。
今後もまた楽しみです。
まとめ
今回はPassCodeとBiSHだけですが、まだまだ魅力のある女性アイドルグループは沢山います。
現状は女性アイドルグループが面白いです。
正統派アイドルからラウド系アイドルと様々な形態があり、それぞれが独創的です。
勢いがあります!!!
パワーがあります!!!!!
女性アイドルグループを聴いた影響なのかもしれませんが、最近では日本の音楽の本質や理想の形など色々難しい事を考えてしまいました。
将来の『日本の音楽』における重要な答えがそこにあるのかもしれないと。
是非、女性アイドルの世界を聴いてみてください。
以上、女性アイドルグループのPassCodeとBiSHについて記載させていただきました。
ではまた♪
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