少年向けコミック誌「週刊少年ジャンプ」の2017年1〜3月間の平均発行部数(印刷証明付き)が1号あたり191万5000部となり、200万部を割り込んだことが分かりました。
この数字は日本雑誌協会が発表したもの。同誌の最高発行部数は1990年代に記録した653万部とされているため、ピーク時から3分の1以下に減少したことになります。なお、2016年10〜12月間の同誌の発行部数は200万5833部でした(関連記事)。
また、2017年1〜3月間の各大手少年向けコミック誌の発行部数は週刊少年マガジンが96万4158部、コロコロコミックが76万3333部、週刊少年サンデーが31万9667部で、いずれも前期から減少。電子版普及の影響は考えられるものの、漫画雑誌界の苦境が垣間見られる形となっています。
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