御朱印ブーム…御朱印には、意味がある!御朱印と御納経の違い
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昔からある御朱印も、何故かブームとなって、ネットで出回っていますね。
見た目が、圧倒されるので、人気なのでしょうか?
ネットで、転売する人までいる時代です。
でも、ちょっと待って!!
ブームに乗るのは、いいけれど…御朱印には、意味がありますよ!
安易に販売サイトを利用するのって…見ず知らずの他人から、御守りや護符を買うようなもの。
その真相をお伝えします!
どんな物に書いてもらうの?
基本的には、御朱印帳、御納経帳というものがあります。
入手するには、直接来訪する神社やお寺で購入することも可能ですし、インターネットでも、書店でも、仏具店でも手に入ると思います。
種類も豊富にあります。シンプルなモノから、みなさんがご存知のキャラクターまで様々なのです。
私は、不謹慎だなぁと感じますが、それも好みと寺社が栄えるためになるのなら、致し方ないと思います。
そうは、言っても…有名な高野山には、ゆるキャラこうやくんという可愛らしいキャラクターもいます(笑)
沢山の方々に、寺社の素晴らしさを知ってほしいという、寺社の願いと歩み寄りの思い遣りが、感じられますよね!
御朱印と御納経の違い
では、この2つの違いって一体何なのでしょう?その違いについて、ご説明します。(実際に私の頂いたものです)
御朱印とは…
お寺でも、御朱印と表示をされていますが…御朱印とは、そもそも、神社で頂くものです。
神社の社務所で、頂くことができます。
頂くには、参拝を済ませてから、社務所にて、お願いします。
しかし、何故、御朱印と言うのでしょうか?
御朱印とは、字の如く、朱を押して頂くという意味です。
そして、その朱とは、「御守り」を指すのです。
神様からの功徳を頂くということです。
つまり、その神社の御守りを紙に印字して頂いて、持ち帰るものということです。
御納経とは…
元々の朱印の始まりは、お寺にあるそうです。お遍路から始まったと言われています。
お寺では、正式には、納経と言うそうです。
どういうことかと言いますと、本来、写経をお寺に納めに行くのですが、その行為が、納経です。
御納経所というところで、頂きます。
そして、御納経印の意味は、あなたが書いた写経を受け取りましたよ!ということで、日付とお寺の御本尊様の名前を入れたものです。
つまり、修行の証です。
修行の証として、仏様の功徳を頂く事ができるんですね。
それぞれ概ね、朱印代は、300円ほどです。
格式の高い所ほど、遊び半分では頂けません
先程の御朱印と御納経の違いが理解できますと、スタンプラリーの感覚で頂くものではないという事がわかりますよね。
大抵のところは、御本殿、御本堂にそれぞれお参りすれば、頂く事が出来ると思います。
しかし、無心な方達の来訪により、誠心誠意を込めて書いて頂いた御朱印が、転売される事態を招いています。
厳しい誓約でお断りされることもあるかもしれません。
修行に来たわけでもない人に対し、書かないと言われる事もあるかもしれません。
そのくらい意味と価値のあるものだと心得ましょう。
ですので、最低限のマナーとルールとして、寺社で確認されるのが…
「ご参拝されましたか?」
と、聞かれるのだと思います。
私は、神様、仏様の繋がりとして、頂いて帰るというスタイルも良いのではないかと思います。
ただ、それぞれルールがあるので、そのルールに従う気持ちは持ちたいものですね!
スタンプラリー形式で、プチお遍路が楽しめる!
そうは言っても、お寺では、いろんな仲間のグループがあります。
その代表的なのが、四国八十八箇所巡りです。
このようなグループは、全国沢山あります。
この写真は、なごや七福神というものです。
(影が写っててすみません(汗))
こちらは、朱印を押して頂く三つ折り色紙バージョンです。
この色紙は、一巡で、満貫です。
アップは、しませんが…お遍路と同じような台帳もあって、そちらは、七巡して満貫です。
このような台帳を持って巡るのは、七福神の神様から功徳、御利益を頂きたい一心で巡れますよね!
ネットで調べてみると、いろんな巡礼がありますので、巡るのもオススメします。
特に、お寺の苦手な方には、どんなところか知ってみるというキッカケにもなりますよね!
また、巡礼のルールもそれぞれあると思いますので、下調べしてから、行かれてくださいね。
信仰が薄れた時代だから、自分の供養してもらいたい場所を考えるキッカケにもなる!
昔ほど、やれ後継だ…と、言われなくなり、信仰というものも、持たず生きる方が増えましたね。
そして、お墓も持たない家というのも増えたと思います。
家系代々の決まった宗派やお寺の決まっていない方は、突然の不幸にどうしたらいいか困ってしまう!
そんなハプニングに遭遇するケースも少なくないと思います。
神社でも葬儀を行う場所はあるようですが、葬儀や供養って言うと、お寺のイメージが強いですよね。
近いから、遠方だからと、それぞれいろんな理由があるでしょうが、何も決まっていない方は、自分のお寺探しにも繋がりますよ!
景色の綺麗なお寺のお墓に入りたいって、願う事だって、遺言だけでは、望み通りではないかもしれません。
そして、宗派によって、考え方も様々です。
生きているから、生きているのが当たり前で、死んだら、死んだ時…
その死んだ時に困るのは、残される家族ですよね。
御納経を頂く楽しみのついでに、自分の家探しというのは、なかなか趣きもありますよ。
私たちは、正にその決まっていない夫婦ですので、日々、子どもの負担にならない距離で探しています(笑)
永代供養に出してもらうにしても、自分で選んで、迷惑をかけない選択肢をしようと考えています。
それには、部屋探しと同じで、下見をせねばわかりません(笑)
いろんな楽しみ方を持って趣き、こちらは、敬意を払い、精を込めて書いて下さる御朱印、御納経を頂きたいものですね。
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Iris(イーリス)
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