「スマートフォンを操作している父親のすぐ近くで子供は誘拐できるのか?」そんな実験動画が公開されました。様々な社会実験を行なっているYoutuberのジョエイ・サラズ氏が実際に実験を行います。さて、子供はどうなったのでしょう。
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実験の概要
「夫がいつもスマホに夢中で息子に注意を払っていない」そう訴える妻のエミリーさんの協力で行われました。実験のことを知っているのはサラズ氏ら仕掛け人グループとエミリーさんだけ。父親と息子さんは何も知りません。
いつものように父親が公園へ息子を連れて行き、子供が遊具で遊び始めると、父親はすぐにスマホを操作し始めます。スマホに集中してしまい息子に注意を払っている様子はありません。
そこで仕掛け人のサラス氏が登場。「キャンディはどうだい?」と声をかけます。息子さんは特に不審に思うこともなく受け取ります。「もっとキャンディ欲しい?じゃあ、行こう!」とサラスさんは誘います。さて、この後、息子さんはどうなるのでしょうか。
あっさりと誘拐に成功
「よし!行こう!」と手を引っ張ると、子供は無邪気について行きます。急いでその場を離れますが、息子さんは不審に思わず、少し楽しそうについて行きます。
やっと気づいた父親はその場を探し始めますが、時すでに遅し。子供の姿はどこにも見当たりません。最終的にはネタばらし、妻のエミリーさんは激怒して父親を責めます。サラス氏が子供を連れて戻ると、やっと父親は安堵しますが、これが実験でよかったというよりありません。
動画でご覧いただくと、その様子がわかります。40秒くらいから息子さんに声をかけるところが始まります。大人から見ると不審に思えるのですが、子供にはわからないようです。
日本で起きない話ではない
日本でも子供を狙った犯罪が現実としてあります。この公園は人が少ないからたまたまではないか、そういうこともあるかもしれませんが、知り合いのふりをして連れて行かれることも考えられるでしょう。公園に限らず駅などでもスマホの操作に夢中になっている親御さんをよく見かけます。もしお子さんをお持ちなら、このようなことがあると気に留めておく方が良さそうです。