はじめまして!新入社員の片貝と板津です。
私、片貝は大学時代から夜な夜なグルメ情報を調べ漁り、食べログの行きたい店リストは1300件以上。
Instagramにグルメ情報をあげ続けていたら、周りから“エナログ”と呼ばれるようになり、オススメの店を聞かれること多数。(後輩男子からデートで使える店聞かれることが本当に多い!イライラしながら教えるけど!!笑)実家暮らしなのにほとんど外食生活で、グルメ仲間とおいしくてコスパのいい店を求めて食べ歩いてきました。
そんな片貝が、自信を持ってオススメするコスパ抜群なオイスターバー、六本木の『5坪』をご紹介します!
『5坪』はちょっと迷いやすい場所にあるので、まずは駅からの道順をご案内しましょう。
※六本木に詳しくない板津くんが、迷いながらも店にたどり着くまでをどうぞご覧下さい。
店への道順をご案内します
①六本木駅の5番出口を出て、右に曲がると六本木交差点があります六本木に初めて来た板津くんは、この時点で道を間違えていました。(六本木ヒルズ方面に信号を渡ろうとした)
②六本木交差点と高速道路を背に、ドン・キホーテやつるとんたんのある外苑東通りをまっすぐ歩き、つるとんたんの手前の建物を左に曲がります
③少し歩くと3本道に分かれています。(写真では左の2本の道のみ写していますが)
さあ、ここからが迷っちゃうところですよ~
④1番左の道に進みます
「本当にこの道で合ってる??」
(夜は電灯が少なく暗い道なので、余計に不安になるんです)
けっこう進んで…
「あ、発見!!」
足元の看板が目印ですよ!(夜はライトがある分、もうちょっと見やすいけど、足元を見ないと気づかない…。)
⑤階段を4階まで登っていって…
『5坪』 に着いたー!!
場所を知らないとなかなか見つけられないお店ですね。
片貝も初めて行ったときは3本分かれた道のあたりで10分迷いました…。
コンクリート打ちっぱなしの壁に、無数の落書き。
歴史を感じられる、古い落書きを探すのも楽しいですよ♪ 夜はさらに照明の雰囲気が、お店を素敵に演出してくれます。
牡蠣が1つ150円?!サイドメニューも豊富
メニューを見ると…牡蠣が1つ 150円!!!!
青ツブ焼き150円、白ハマグリ3個380円、ホタテ焼きが250円!サイドメニューも全て3ケタ!!日によってメニューは変わるそうです。
これがうわさの牡蠣!
1つ150円なら、生も焼きも蒸しもたくさん食べられちゃいますね。
サイドメニューで一番高価な!?厚切りベーコン(とはいっても880円!)と、片貝のオススメ・バケットピザ。
ドリンクは、ほぼ500円均一。
片貝はいつもスパークリングのボトルを1人1本以上入れます。(のんべえじゃないよ)
こんなに美味しくてコスパも抜群!そのワケは一体?
こんなに美味しくてコスパも最高なオイスターバー、どのように運営されているのか?店長の津野瀬さんに伺ってきました!
プロフィール:居酒屋、フレンチ、イタリアンなど様々な業態の飲食店に携わり、7年前に北海道・すすきの本店の「5坪」で働き始める。2013年11月に六本木店のオープンに伴い、六本木店の店長に。「5坪」は現在、北海道に3店舗、六本木に1店舗の計4店舗を展開している。
-なぜこの立地でやっているのですか?
「“5坪”を東京に出店したいと思っていたら、縁があって知り合いがミュージックバーをやっていた場所に、居抜きで借りられることになったんです。内装費をかけていないので、開店資金をおさえることができました。」
-インターネット上で公式の宣伝などを見かけないのですが、集客はどのようにされていますか?
「お客さんに助けられてきましたね。『5坪』すすきの店に来てくれたことがあるお客さんが、東京にも店があることを知って来てくれることが多いです。そのお客さんのお連れの方がまた来てくれて…というふうに広がっていった感じです。宣伝などは一切していないですね。」
「多いですが、新規の方が6、常連さんが4の割合で回すことを意識しています。常連さんにばかり頼ると、新規のお客さんが入りづらい雰囲気になりますし、常連さんの高齢化によって来店頻度が落ちるので。新規の方は、食べログやRettyの口コミを見て来てくださっているみたいですね。
-客層に特徴はありますか?
「“牡蠣を安く食べたい”と明確な来店目的を持ったお客さんがほとんどですね。また、昨年頃から女性のお客さんが増えました。以前は男性のお客様が多かったのですが、最近は女性が半分くらいです。20~50代まで幅広く来ていただいています。」
-1日何回転しますか?
「大体一回転の満席で終わらせるようにしています。牡蠣がなくなると終了するので」
「海鮮に関しては、全部漁師さんから直接送ってもらっています。北海道の厚岸、猿払、知内、八雲の漁師さんから、時期にあったものを送ってもらっていて、市場を通していない分、安く取り寄せることができています。繁忙期などは、牡蠣を300個ほど用意しています。」
-牡蠣を1つ150円で出せる理由は?
「正直いいますと…原価率60%オーバーですが、広告を出していない分、「牡蠣1個150円」ということが広告の代わりになっています。」
-最後に一言お願いします。
「席数が少ないお店ですので、ご来店予定のお客様は、日時が決まった時点で予約をしていただくと確実です。カキを○○個用意してほしい、と事前にお伝えいただければ確保しておきます。まずはカキを食べに来ていただいて、あとは時期にあったもの食材も提供しているので、旬のものを楽しんでください。」
5坪の裏側まとめ
●市場を通さず漁師さんから直接仕入れることによって仕入れ値をおさえる
●宣伝費をおさえる代わりに、原価率の高いメニューが広告代わり&顧客満足度を高める
今回のお話を伺って、「牡蠣1個150円」=広告代わり、という点がとても印象的でした。
広告費を一切使わないことで、「原価率が高くてもカキを安く提供できている」んだそうです。
安くておいしいカキを食べたいときは、ぜひ『5坪』に行ってみてください!
今回取材したお店
住所:東京都港区六本木3丁目8-10 じゃるだんビル4F
電話:03-3479-3887
営業時間:18:00~カキがなくなり次第終了
定休日:日曜日
※予約の際は、食べたい牡蠣の個数も伝えるとなおよし!