ようこそ、ゆつんです。
目次
- 苦手とされやすい理系科目
- 僕自身がどのくらいできるのか
- そのたった1つの考え方とは
- 結局全ての問題を覚えれば解けるんじゃないか?
- 実際に覚えてみる
- 応用してみる
- 実際数学や物理は1問1分くらいで覚えられる問題が多い
- シャーペンも持たなくとも理系科目は勉強できる!
- 理系科目には暗黙の了解がある
- おわりに
苦手とされやすい理系科目
数学、物理などの理系科目はどうしても苦手とする人が多いですよね。僕自身もそうだったのに、なぜか理系を選んでしまって後悔したことがあります。確か「理系は後から文系に変えれるから」っていう逃げの考えで選んだと思います。笑
そんな状態から色々と考え抜いて、なんとか理系を得意科目にした勉強法を書いていきます。
この記事はもちろんテスト勉強だけでなく、受験勉強を必要とする方も対象にしています。なので受験勉強に臨む方も安心して読み進めていってください。
僕自身がどのくらいできるのか
こんなことを言うのに僕自身が理系科目を苦手としていたら元も子もありませんので、おおよそどの程度点数取れるの?ということを親しみやすい「センター試験」を挙げて説明します。あんまりブログでこんなことを書きたくなかったですが…笑
おそらく数学、物理、化学に関しては9割は安定して超えると思います。
また、10月頃には50点にも満たない点数だったのでおよそ3ヶ月ほどで上げたことになります。
もちろんもっともっと上の方がたくさんいらっしゃるのは当然分かっています。ただ、僕なりの勉強法が誰かに届けば良いなと思い書かせていただきます。
そのたった1つの考え方とは
ずばり
「理系科目は暗記科目だ」と思い込むことです。
もうすでにそう考えて勉強している方はすみません。笑
簡単に言えば社会や英単語、英文法と同じように暗記範囲だと思って取り組めば良いということです。化学が暗記だというのはなんとなく分かる人が多いと思いますが、物理や数学はなんで?という人もいると思います。それを解決するために以下で詳しく解説します。
結局全ての問題を覚えれば解けるんじゃないか?
僕はそう思ったんです。実際それが上で説明した「理系科目を暗記だと思い込む」ということなんです。
ただ、全部の問題を覚えるなんてどれだけ時間がかかると思ってるの!と思う方もいると思います。その通りです。
だから数学や物理に関しては「解き方」だけ覚えればいいんです。
実際に覚えてみる
例を出します。
問題1
以下の二次関数の最大値、最小値を求めなさい。
よくある二次関数の問題です。この問題、どうやって解きますか?
解答1
答えはこうです。
①与えられた関数を平方完成して
-4+5をして
②ここでこの関数の軸、頂点が分かりグラフが書ける。
③グラフより最小値はx=-2のときに1、最大値はなし(グラフは割愛します)
(微分をすでに習っている方は微分で解く方法もありますがこちらが一般的)
もちろんこの答えを丸ごと覚えるのが大変なのは分かります。ただ、これって計算はその時々によって違いますよね?だから覚える必要なんてないんです、計算方法を知っていれば。
そのことを考えるとこの答えはこうなります。
①与えられた関数を平方完成する。
②軸、頂点が分かりグラフが書ける。
③グラフから最大値、最小値がわかる。
これはみなさんが
- 平方完成の方法を知っている
- 足し算、引き算の方法を知っている
- 軸、頂点の意味を知っている
- グラフの読み方を知っている
という前提のもと省略できました。もちろん人によって知っていることは違いますよね。
なのでもしこの中で知らないことがある人は、それを上に追加して覚えてください。逆に上に書いた①②③のうち、もうすでに覚えていることがあればそれは覚えなくて良いですよね。
だからもし
②グラフを書けるし、③グラフから最大値、最小値ぐらい見たら分かるわ!
という人は①さえ覚えればこの問題は解けるようになるわけです。
つまり「与えられた関数を平方完成する」ということを暗記するだけの問題です。「理解してないと覚えられないだろ」と思う方もいると思いますが、僕はそうとは思いません。本当に自分にとってどうしようもなく分からないことは覚えてしまえば良いと思っています。実際、僕は現役時代確率の範囲の意味がよく分からないまま「こういう言い回しの問題はこう解く」とだけ覚えていました。
応用してみる
もう一つ問題を出します。
問題2
以下の二次関数の最大値、最小値を求めなさい。
さて、この問題も前の問題と同じように覚えることを極限まで少なくできます。
例えばです、問題1の解き方をすべて覚えていたとしましょう。
そうすると覚えることは
①問題1と同じようにグラフを書く
②グラフを定義域内だけ実線で書く
③問題1と同じように最小値、最大値を書く
これだけになります。
これって実質②しか覚えることがないわけです。
30秒で覚えられそうですよね?
実際数学や物理は1問1分くらいで覚えられる問題が多い
上の例もそうですが、数学の問題や物理の問題は、基本的に前のページで見た問題に少しだけ要素を追加したりして出すことが多いです。だから1問1分で覚えることができる、というのも嘘ではありません。
もちろん応用問題などもありますが、そんな問題でも長ったらしい解答を略して
①
②
③
と頭で整理していくと、だいたいの問題がおよそ3つほどの過程で作られていることが分かってきます。そうなれば1分とは言いませんが、そこまで時間はかからないと思います。
シャーペンも持たなくとも理系科目は勉強できる!
このようにすべての問題をおよそ3つほどの過程に分けることができれば、計算なんてわざわざしなくても例えば問題を見て
「この問題は①平方完成して②グラフを書いて③最大値、最小値を読み取る ことで解ける」
と考えて解答を見て流れが合っていればOKですし、間違っていれば覚え直すだけで大丈夫です。
特に受験などを考えている人は時間も大切で、計算ミスなんかはほとんどないような人が多いと思うのでますます『見るだけ勉強法』の効果がでてきます。
これで僕は青チャートという参考書の全部の基本例題を1冊2週間ほどのペースで覚えました。笑
理系科目には暗黙の了解がある
特にセンター試験に関してはこの傾向がかなり強いですが、
教えられていないことは出ません。
だからやったことのある問題を少し変形させた形が出たりしますが、ごく普通の人間が応用可能なくらいの変形です。
だから問題集の問題の解き方を覚えていれば解けるんです。
ぜひ一度青チャートなどの網羅系の問題集で試してみてください。
おわりに
まだまだ書きたいことはたくさんありますが、この方法の知ってもらって少しでも「気持ちが楽になった」と思ってもらえたら嬉しいです。これからもおそらくおすすめの参考書などまとめると思うのでぜひまた来てください。
ではでは!