豊洲市場問題 都副知事らが水産事業者からヒアリング
築地市場の豊洲への移転について議論する、東京都の「市場のあり方戦略本部」は水産事業者に対するヒアリングを行い、業者からは「豊洲への移転は、水産が変わるきっかけになるのではと関心を持っていたが、実現しないのはつらい展開だ」といった意見が出されました。
東京都の「市場のあり方戦略本部」は、築地市場の豊洲への移転について、小池知事の総合的な判断につなげるため各業界へのヒアリングを進めています。
16日は都庁で、本部長を務める中西副知事らが水産事業者から話を聞きました。
宮城県気仙沼市に本社がある水産事業者は、サンマやかつおなどの生鮮品や加工品を扱っていて、社長の男性は「商品の価値はいちばんに鮮度だ。地元の市場では温度管理を徹底している」などと、鮮度へのこだわりを強調しました。
そして、築地市場について、「商品が野ざらしにされ、管理ができていない。豊洲は地下の汚染などの問題があるようだが、それ以上に実際に流通している魚に気を遣ってほしい」と述べました。
そのうえで、「豊洲への移転は水産が変わるきっかけになるのではと関心を持っていたが、実現しないのはつらい展開だ」と述べ、豊洲への移転を求めました。
これらの意見について、中西副知事は「産地が鮮度に気を遣っていることがよくわかった。意見は知事に報告し、検討に生かしたい」と述べました。
16日は都庁で、本部長を務める中西副知事らが水産事業者から話を聞きました。
宮城県気仙沼市に本社がある水産事業者は、サンマやかつおなどの生鮮品や加工品を扱っていて、社長の男性は「商品の価値はいちばんに鮮度だ。地元の市場では温度管理を徹底している」などと、鮮度へのこだわりを強調しました。
そして、築地市場について、「商品が野ざらしにされ、管理ができていない。豊洲は地下の汚染などの問題があるようだが、それ以上に実際に流通している魚に気を遣ってほしい」と述べました。
そのうえで、「豊洲への移転は水産が変わるきっかけになるのではと関心を持っていたが、実現しないのはつらい展開だ」と述べ、豊洲への移転を求めました。
これらの意見について、中西副知事は「産地が鮮度に気を遣っていることがよくわかった。意見は知事に報告し、検討に生かしたい」と述べました。