ミラ・ジョヴォビッチ主演のシリーズ最終章『バイオハザード:ザ・ファイナル』(2016年12月23日世界最速公開)を1ヶ月後に控えるポール・W・S・アンダーソン監督が、製作パートナーであるジェレミー・ボルトとともに、世界売上累計3,800万本を誇る人気ハンティングアクションゲーム「モンスターハンター」の映画化を進めているとDeadlineが報じた。

モンスターハンター
(左から)ポール・W・S・アンダーソン、ジェレミー・ボルト

Deadlineのインタビューによれば、アンダーソン監督はすでに脚本の初稿を執筆しており、VFXについても『バイオハザード』シリーズでタッグを組んだトロントのVFXスタジオであるMr.Xの創設者であり、社長でもあるデニス・ベラルディとパートナーシップを組み、新しい会社を立ち上げて、『バイオハザード』シリーズと同様の5,000万ドル超の制作費で映画を制作するという。

公開された本作のあらすじは、先の見えない仕事に就くただ普通のアメリカ人が実はかつて英雄として活躍した”モンスターハンター”の子孫であることを知り、この世界がモンスターたちに破壊され尽くされる前に神秘的な世界を冒険し、修行を通してモンスターハンターにならなければならないというものだ。

モンスターハンター

映画化を企画しているアンダーソン監督によれば、この物語はSFアクション映画『マトリックス』のようになるという。日々あてのない仕事をし、自らの人生を失敗だと思っている平凡なアメリカ人が、あたかも『マトリックス』のキアヌ・リーヴスのように、現実世界からモンスターの存在するパラレルワールドに放り込まれる。再び現実世界に帰ってくると、そこはモンスターハンターが侵略する現実の世界に化す展開になるからだという。

本作は現実世界からスタートし、モンスターのいる世界へと突入し、再び現実世界に帰ってくるという設定上2部作になると予定だ。今回公開されたビジュアルには、リオレウスがロサンゼルス空港に襲いかかる場面が描かれており、撮影は中国と南アフリカで行われる。

この5年前から企画されてきたモンスターハンターの映画化。アンダーソン監督は、モンスターハンターは『スター・ウォーズ』に匹敵する世界観を持っていると語っており、本作の製作にとても意欲的に取り組んでいるようだ。

参考:http://deadline.com/2016/11/monster-hunter-movie-resident-evil-paul-ws-anderson-jeremy-bolt-capcom-qa-1201856946/

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