耳掃除は百害あって一利なし。でもあの快感は忘れられない
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耳掃除をしていて、ごっそりと耳垢が取れた時の快感!なんともいえません!
耳垢が取れなくても耳の穴には、快感を生じさせる迷走神経が走っており、耳かきで触れれば触れるほど、気持ちがよくなります。
その秘かな楽しみを否定する報道がありました。
「情報ライブ ミヤネ屋」で耳掃除はNGと断定的に専門医が述べられていた。
綿棒で耳掃除をするとき、自然に耳の穴に綿棒を突っ込みますよね、ゴシゴシって感じで耳掃除をしますよね、それがいけないようです。
耳垢を取るのではなくただ押し込んでいるだけ。
綿棒は外耳道に入れることなく、外耳周辺を優しく撫でる程度でやめとけと。
綿棒って耳の外側を掃除するためのものであり、耳の中を掃除するものじゃないようです。
この耳垢を故意に押し込んでしまう綿棒による作業は耳垢で外耳道を詰まらせることもあり、下手をすると鼓膜を傷つけ難聴になることもある、と言っています。
それに耳垢は外耳道を守っているからむやみには取ってはいけない。
耳垢には下記のような働きがあります。
(1)外部からのゴミを吸着する
耳垢腺から出される分泌物には粘りがあり、それによってできた耳垢が外部から耳の中に入ろうとする小さなゴミやホコリを捉える働きがあります。
耳掃除をしすぎると、その働きがなくなり異物を侵入させやすくなってしまいます。
(2)雑菌の繁殖を抑える
耳垢には、溶菌酵素とも呼ばれるリゾチーム、病原菌の毒素を中和させる作用があるIgG、病原体の感染予防に効果のあるIgAなどが含まれており、
耳の中で細菌が繁殖するのを抑えてくれます。
これらの抗菌成分は日本人に多い乾燥タイプの耳垢に多く含まれており、粘性タイプの人に比べて外耳性の疾患にかかりにくいと言われています。
(3)虫の侵入を防ぐ
耳垢には“虫よけ”の効果もあります。
耳垢のにおいや苦みのある成分が、虫が耳の中に侵入するのを防ぐ働きをするのです。
成分だけでなく、耳垢があることで物理的に虫が入りにくくなり、鼓膜への侵入を食い止めてくれます。
(4)皮膚の保護
耳の表皮や鼓膜は薄い皮膚で守られており、非常にデリケート。
耳垢はこれらの部分を保護する役割も持っています。
脂肪成分が含まれることから皮膚を保湿する効果もあり、潤滑性も高めてくれるのです。
耳垢自体が汚れから鼓膜を守っている
耳自体が自然に耳垢を外に排出する
とのことです。要は耳掃除・耳かきなんかしないでも耳垢は自然と外に排出されるし、
せっかく耳の穴(外耳道)を守ってくれている耳垢をわざわざ取り除くなんてとんでも無いことだ。
耳垢は自然と排出されるメカニズムがあるんで、耳かきは不要なだけでなくマイナス
過剰な耳垢は通常食べ物を噛むための顎の動きによって補助自動的外耳道から外側に移動し、耳垢は汚れ、ほこり、および外耳道の他の小さい粒子を含んで自然に排泄される、というメカニズムが備わっているそうです。
入り口から3分の1の所に耳あかの元となる油を分泌する耳垢腺(じこうせん)があります。
日本人の6割はこの腺が少ないのでカサカサした耳あか、4割がベトベトタイプです。
一般的な耳かき棒が有効なのは、カサカサタイプだけで、ベトベトした耳あかは綿棒でふきとるか、耳鼻科に来る以外、取ることが困難です。
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