最近、日本は女性が住みにくい国だなぁ~、と実感する出来事がありました。
私の女友達の話しです。
その女友達は、アパートに住んでいました。
一年ぐらい住んでいるアパートで、住み心地が良くて、引っ越しをするつもりはありませんでした。
しかし、ある日、隣に住んでいる男がやって来て、こんなクレームを言って来たんです!
「あなたの部屋から物音が聞こえる、うるさいから静かにしてもらえませんか?!」
女友達は、夜は静かに過ごしていたし、物音をたてているつもりはありません。
しかし、無意識に音を出してしまっているのかもしれない、と判断した女友達は、夜はいつも以上に静かに過ごすように心がけました。
それで、事態は治まると思っていたんです。
隣人トラブルは貧困の入り口
しかし、事態は治まるどころか、逆にエスカレートして行くようになります
またも、男がやって来て、「うるさいって言ってるだろう!、静かにしろ!」と、怒鳴り込んで来るようになるんです。
しかも、その男は必ず深夜にやって来るので、女友達は怖くて眠れなくなり、睡眠不足で仕事に影響が出るようになってしまいます。
そこで、しかたなく、彼女は住んでいるアパートを出て、ホテル暮らしを選択します。
けれど、何日もホテル暮らしをすれば、当然、貯金が無くなります。
困った女友達は、私に相談しに来てくれました。
今は、私の知り合いのシェアハウスに泊めてもらう事になったので、一安心ですが、これから引っ越しを考えなければいけません。
この話しを聞いて、皆さんはどう思いましたか?
実は、去年にも似たような相談を別の女友達から受けていて、日本では隣人トラブルが頻繁に起きている事が解ります。
そして、何よりこのような隣人トラブルは、住まいの貧困と繋がっていると思うんですよ
考えてみてください。
相談しに来てくれた女友達は、正社員で働いています。
それなのに、隣人トラブルによって、急に家を出なければならなくなってしまったんです。
それだけではありません。急きょ、アパートを出て、ホテル暮らしを始めたので、予定外のお金がかかってしまいました。
彼女の場合は、正社員だったから、まだホテル暮らしが出来る余裕がありました。
しかし、もし彼女が非正規だったら?、シングルマザーで小さい子供がいたら?
そんなふうに考えて行くと、一気に深刻な住まいの貧困が押し寄せて来てしまうんです。
どうすればいいのか?、ちょっと対策を考えてみましょう
あなたは悪くない、専門家に相談しよう
まず、大事な事を再確認しておきましょう。
女友達は悪くありません。悪いのは、男の方です。
百歩譲って、女友達が本当に物音を出していたとしても、女性が一人暮らしをしているのを解っていて、怒鳴り込んで来るのは異常です。
普通の大人の男性がやる事ではありません。おそらく、精神的におかしいところがある男性なんだと思います。
ですので、もし私の女友達と同じような隣人トラブルに巻き込まれていたら、なるべく泣き寝入りしないで、専門家に相談しましょう。
法テラスという無料、または安い料金で法律相談が受けれる所があるので、そちらに相談してみてください。
自分でセーフティネットを作っておこう!
とは言え、隣にいきなり怒鳴り込んで来る男がいるアパートに住むのはもう嫌だぁ、と思うのが自然です。
だから、一時的に非難して住める場所を確保して、引っ越しを考えなければいけません。
そこで、大事になって来るのが人脈という名のセーフティネットです。
SOSを出して、答えてくれる人がどれだけいるかが勝負になります。
私は、この数年間、この人脈と言う名のセーフティネットをつくるために、たくさんの人に会って来ました。
おかげで、私は明日、今住んでいる所から出て行かなければいけなくなっても、住む所に困りません。
友達の家や知人の家を泊まり歩けば、半年ぐらいはどうにかなるからです。その半年の間に住むところを探せばいい。
もちろん、何事もWINWINの関係が大事になって来るので、自分を泊めてくれた人に恩返しする気持ちは必要です。
そうやって、人脈と言う名のセーフティネットを作っていけば、たとえ何かあっても困る事はありません。
ぜひ、日頃からいろいろな人に会うようにしてください。
そして、困った事があったら遠慮なく、どんどんSOSを出してください。
誰もいないと思うなら、このブログのコメントに書いてもらっても構いません。
共に、助けあって行こうではないか?!