●三角洋一『中世文学の達成 和漢混淆文の成立を中心に』(若草書房)
三角美冬氏よりいただきました。
三角洋一『中世文学の達成 和漢混淆文の成立を中心に』(若草書房)
ISBN978-4-904271-16-2
A5・上製・カバー装・356ページ
○若草書房 所在地
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町 1-64 神保町ビル
○TEL 03-5281-0366
○代表者 根本 治久
【目次】
1 漢文体と和文体の間 平安中世の文学作品
2 和漢混淆文の成立 漢字と仮名による表記をめぐって
3 『海道記』の動物描写について
4 『七天狗絵』の十師像と「天狗問答」
5 『海道記』「西路の帰願」小論
6 『方丈記』の古本系諸本の関係
7 中世知識人の文学―『海道記』の一端―
8 『源氏物語』と仏教―古注釈それぞれの特色と史的展開―
9 まだまだあるある日本語文の表記法ー和漢混淆文成立の周辺ー
10 『方丈記』は片仮名文で書かれたかを考えるーさまざまな変体漢文の訓読文からー
11 和文の表記も進化する?
12 『徒然草』第一七二段雑感
13 『大鏡』の文章を考えるためにー仏典や漢詩文の表記から
14 『源氏物語』と仏教ー経文と仏教故事と仏教語の表記ー
15 中世文学における『建礼門院右京大夫集』の位置ー中世日記紀行文学の文体のバラエティにおいてー
16 物語史の新しい構想
初出一覧
解説(渡部泰明)
あとがき(久保田淳)
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