こんにちは!秘境をめぐる治療家の中村ひろきです。
ぼく、昔から不思議で仕方がなかったんです。
どうして忙しい人ほどメールの返信早いんだろうって。
フツーに考えたら、忙しい人ほど返信遅そうじゃないですか。
でも、ぼく自身、会社以外に3つくらい複業するようになったある日気付いちゃったんです。
「おれ返信すんのメッチャ早くね?」って。
そう、いつの間にかぼくも超早くなってた。
↑「昼休みに送る」って言ったのに7分後に送ってた。
自分がコッチ側になっちゃった今、どうやら「忙しい人ほど返信が早い」理由が3つあることがわかりました。
それは1ミクロンも不思議なことじゃなかったんです。
(ちなみに、ここでいう「忙しい人」とは、自分の意志で生活を組み立てている「能動的に忙しい人」であり、命令されたことをひたすらこなすだけの「受動的に忙しい人」のことではありません。)
1.忙しい人ほど、時間の尊さを知っている。
ヒマな時って「ちょっとした時間」の価値がわからないんですよね。
でも、会社員/ブログ/不動産投資などを兼業している今、たった2分でも空き時間があればやりたいことが山ほどあります。
・患者さんのカルテを記入する。
・更新したばかりの記事のアクセス数を確認する。
・来月のブログネタをメモアプリに打ち込む。
・狙ってるエリアの新着物件をチェックする。
・不動産業者に物件見学の予約電話を入れる。
『2分』という空き時間はお宝です。
そして、2分という時間の尊さを実感すると、他人の2分もすごく尊いものに思えてくる不思議。
ぼくの返信が遅いせいで仕事の進行をストップさせてるんじゃないかと、メッチャ心配になっちゃうんです。
「他人の時間を奪う」という話でいくと、たまにLINEでこんなやり取りありませんか?
友達「来週どっか空いてる日ある?飯食いに行こうぜ!」
ぼく「来週の水曜なら空いてるよ!」
( し ば ら く 放 置 )
ぼく「来週の水曜どうなるんだよぉぉおおお!!!」
このやり取りの問題の根幹は友達に悪気がないところにあるんですよね。
平たく言ってしまえば、もはや時間の価値観が合わない。
友達は、逆にコレをされても腹が立たないくらい暇人なのでしょう。
「忙しい人ほど返信が早い」は何も不思議なことじゃなくて。
— 中村ひろき@秘境をめぐる治療家 (@you_chiryoin) 2017年5月12日
忙しい人ほど1分1秒の大切さを理解してるから、相手の時間も大切にできるんだよね。
他人の予定を仮押さえしたまま放置できる人は、逆に自分がされても大して腹が立たない暇人というわけであります。
スピードは誠意。
(上記のケースに対処するため「来週の水曜なら今のところ空いてるよ」と答え、万が一返信が遅い場合に別の予定を入れられる体制を整えています。)
2.忙しい人ほど、人生における取捨選択ができている。
「忙しいのに返信が早い人」に遭遇すると、その人がさも聖徳太子のように多人数を同時に相手にしてるんじゃないかと思いがちですよね。
でも、それは大きな勘違いです。
忙しい人は付き合う人を極めて限定しているので、人生において不要な人からの連絡はまるで相手にしていません。
ぼくのブログの師匠であるやぎぺーの例を見てみると・・・
LINE@でこんなん来たから即ブロックした pic.twitter.com/NnLC6iL6jz
— やぎぺー🐐 (@yagijimpei) 2017年5月11日
清々しいほどの断捨離速度です。
かくいうぼくも、必要性を感じていない人への返信はことごとく鈍くなるので、もはや無意識レベルで人間断捨離を行っています。
不要な人間関係を断捨離すると、その分の時間を必要な人とのコミュニケーションに回せるので、ますます返信スピードが早くなります。
こうして、忙しい人は人間関係を量より質にすることで生まれる好循環の中に生きているというワケ。
3.忙しい人ほど、「めんどくさい」の本質を知っている。
例えば、LINEで気が乗らない飲み会に誘われたとしましょう。
「断る」という結論は決まっていても、なんとなく悪い気がして「ちょっと考えるね」と保留にしてしまうと、次のようなデメリットが生まれます。
・返信するまで「早く返さなきゃ」と考えるストレスを負う。
・返信すること自体をすっかり忘れてしまうリスクを負う。
・単純に返信が遅いことで先方に迷惑をかける。
そもそも、直感的に「行きたくないな」と思った飲み会を保留にして「やっぱり行きたい」と考えが変わることは滅多にないので、 サッサと断るのが双方にとって最良の選択なのです。
忙しい人は、このように「めんどくさいことは放置するとめんどくささが倍増する」という本質を理解しています。
よって、忙しい人は皆、めんどくさいことは結果的に今すぐやるのが一番ラクという境地に達しているのです。
ぼくの友人で、四六時中働いてるはずなのに返信が超早い幹也くんもこう言っていました。
冒頭でLINEのやりとりを載せた友達のるってぃに、この記事に掲載許可を取ったときも・・・
0分で爆速返信がありました。
「類は友を呼ぶ」とかいうイケメン過ぎる名言
こないだも、知り合いからお誘いを受けたので、
ぼく「今のところ◎日と△日が空いてるよ」
と返信したところ、一週間近く返事がないことがありました。
幸いにも本文に今のところという魔法のフレーズを入れておいたので、返信がない間にサッサと予定を埋めてしまいました。
誘ってきた向こうの都合で自分の予定を仮押さえさせたまま放置プレイを受けるほどツライことはないのです。
こうして、いちいちキャッチボールに時間のかかる人を意識的に遠ざけてたら、ぼくの周りには爆速で返信する人だけが残るようになってきました。
ぼくの時間を「取り置き」できるのはせいぜい1日なので、それを越した場合はサッサと別の予定を入れさせて頂いてます。
— 中村ひろき@秘境をめぐる治療家 (@you_chiryoin) 2017年5月12日
それを続けると勝手に「毎日充実しまくってるエネルギーに溢れた人」だけが周りに残るという、最もカンタンな人間断捨離ライフハック。
5歳の甥っ子が駒の検定で2段に受かったらしく、最速で10段目指すんだとよ。
10段になったら人に教えられる資格もらえるんだってよ。
なんだコイツ。「好きなことが仕事になる」を地で行きやがって。
やばい。
返信遅いヤツ相手にしてる時間マジでねーわ。
そいではまた!!