新聞の紹介記事を読んで気になっていて、川崎丸善でゲット!
>>読書メーターの感想。
学生時代から性の講演会をしてきた医学生、通称えんみちゃんの本です。彼女が一貫して伝えたいことは、「自分を大切にして欲しい」「男女の関係は自分を必要として欲しい気持ちを満たすのには手っ取り早いが、一瞬であり傷つく可能性も高い」「SEXを早まらないで」「付き合うのは両性だが、妊娠し、傷つくのは女性」など。私も性の授業で同じようなことを伝えている。しかし彼女あてに寄せられた高校生からのメールを読むと、同世代の人間が経験を伝えて訴えること、ピアエデュケーションのすごさに驚きました。その文面だけでも読んで欲しい。
そう、ピア(同世代)が伝えるメッセージは本当に強い。
同じく性教育を行っているものとして・・・完全敗北宣言。
学校で呼びたい!
と思ったら、すでに研修医として活動しており、多忙のようです。
残念。。。
なるほど!メモ
読書メーターの感想に載せられなくて、でも気になった部分を紹介します。
刺青でHIV
妊娠して性感染症のチェックをしたところ、HIVに罹っていた!
性交ではなく、イベントの露店で入れてもらった刺青の針で感染していることが分かった。
刺青を入れる卒業生もいるので、これは言っておかないと!
唯一、先進国でHIVが増え続けている国
日本。
それなのに、エイズのキャンペーンも下火。
しかも、ほとんどが異性間の性交で感染してるんですけど。
性感染症のキャンペーンでよく言われる、「不特定多数」って何人か知ってますか?
2人ですよ?!
中傷があっても続けていった
活動をねたむ人たちから、ネットでたたかれたり電話番号など個人情報を晒されたりしたようです。
中傷を恐れたらいけないのね。
というか、中傷する人はそんな暇があったら自分の活動を充実されたらいいのにね。
やってみたい実践
水の交換で、性感染症がどれほど感染するのかを実験。
フェノールフタレインを使う、以前から知られているものです。
>>えんみちゃんが実際に行ったときの記事
知っているだけではダメですね。今度やってみたいと思います。
一度の講演で人を動かす
「私に語りかけられているのかと思った」
「やっぱセックスしたいんじゃなくてさびしいんだよね、私もう彼氏と別れる」
1時間半の講演で・・・すごいなー
一年間20時間近くの授業をしていても、深まりがないように感じる今日この頃です。
どうしたらよいのか、悩みますわ。。。
海外(特にヨーロッパ?)では、地域にティーンの集まるセンターがあり、
そこで同世代や専門家が相談に乗ったり、検査してくれるような場所があるそうです。
日本ではずーーーーっと見ないふり。
性の問題、こんなに放置していて大丈夫?
他の国はどうなってるの?という方は
こちらを読んでみて♪
αブロガー、ちきりんさんの紹介記事はコチラ。
性の話は続けて書いてみようかと思います。
ではまた☆