NVIDIA、HPC向け演算プロセッサ「Tesla V100」を発表 1
ストーリー by hylom
プロ用 部門より
プロ用 部門より
NVIDIAがGPUベースの演算プロセッサ「Tesla V100」を発表した(4Gamer、PC Watch)。
Tesla V100は64基のCUDAコアを備えたSM(Streaming Multiprocessor)ユニット80基を搭載、トータルのCUDAコア数は5120基となる。各SMユニットは128KBのL1キャッシュと6MBのL2キャッシュを持つ。メモリ帯域幅は900GB/秒。
同社のGPUベーススーパーコンピュータ「DGX-1」もアップグレードされ、従来のDGX-1は8基のTesla P100を搭載していたが、これらがTesla V100に置き換えられる。価格は14万9,000ドル。また、新たに廉価版の「DGX STATION」も発表され、こちらはTesla V100を4基搭載。価格は69,000ドル。これらに加えてPCI Expressカード型の製品もリリースされるようだ。
DGX-1は理化学研究所などで採用されている。
無償アップグレードも提供されるらしい (スコア:1)
ハードウェアなのに今現行品を買うと将来今回発表された新商品に無償アップグレードできるらしい。
引き取った旧製品はNVIDIAが自社で使うということだがこれには新社屋の設計ミスにより暖房設備を強化する必要が生じたためではないかと個人的に睨んでいる。