PCサポートの詐欺被害が急増 注意呼びかけ
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パソコンの画面に、警告音とともにコンピューターウイルスに感染したとの内容と対応窓口の電話番号が表示され、連絡すると手数料などの名目で金をだまし取られる被害が急増していることから、警視庁が注意を呼びかけています。
警視庁によりますと、先月下旬、東京・八王子市内の50代の男性が自宅のパソコンでインターネットを利用していると、突然、大きな警報音が鳴り響き、「ウイルスに感染した」という表示が画面に映し出されました。
パソコンはロックされたような状態で操作ができず、画面に表示された対応窓口と称する番号に電話をかけたところ、「遠隔操作でパソコンを調べたらウイルスを確認しました。対応には手数料が必要です」などと言われ、男性はクレジットカード番号などを伝えて2万3000円を支払ったということです。
支払いを終えるとパソコンは元どおりになりましたが、警視庁は、警報音や表示が出るように仕組み、サポート名目で金をだまし取る詐欺にあたる疑いがあるとしています。
こうした被害は、都内だけでことしに入ってから101件に上り、去年1年間の件数をすでに上回っていて、警視庁は、YouTubeとツイッターで実際に使われた手口を動画で紹介するなどして注意を呼びかけています。
警視庁サイバー犯罪対策課は「電話は絶対にしないで、ブラウザーの強制終了などで対応してほしい」と話しています。
パソコンはロックされたような状態で操作ができず、画面に表示された対応窓口と称する番号に電話をかけたところ、「遠隔操作でパソコンを調べたらウイルスを確認しました。対応には手数料が必要です」などと言われ、男性はクレジットカード番号などを伝えて2万3000円を支払ったということです。
支払いを終えるとパソコンは元どおりになりましたが、警視庁は、警報音や表示が出るように仕組み、サポート名目で金をだまし取る詐欺にあたる疑いがあるとしています。
こうした被害は、都内だけでことしに入ってから101件に上り、去年1年間の件数をすでに上回っていて、警視庁は、YouTubeとツイッターで実際に使われた手口を動画で紹介するなどして注意を呼びかけています。
警視庁サイバー犯罪対策課は「電話は絶対にしないで、ブラウザーの強制終了などで対応してほしい」と話しています。