患者さんがつい、同調してしまう妊活カウンセリングはこれです。


妊活の方との具体的なカウンセリング法!

こんにちは! 日本妊活協会 小池 勇一朗です。

妊活協会メンバー畠山氏と

 

普段あなたは院においてどのようなことを 意識し、不妊のクライアントさんと 向き合っていますでしょうか?

今回は実際に私自身が不妊のクライアントさん に向けてどのような在り方で向き合い寄り添っているかなどの具体的な手法を用いてご紹介 していきますので、ぜひ今後のご参考にされて くだされば幸いです。

経営スタイルはさまざま

 

まずは私の現在の経営のスタイルについて簡単にご紹介いたします。

私は現在、院においての子宝整体の施術の他に県外出張の際に、ブログやご紹介経由からいただいクライアントさんに個別の子宝カウンセリングをご提供させていただいております。

課題は明確に

そして、

院での新規のクライアントさんの場合は、主に初回から3回目までをカウンセリングによる現在地の確認と目標設定あるいわ妊活をする上においてのクリアにしておきたい事柄においてのクリアリングを行っていきます。

ここではできる限り具体的に妊活に取り組める ようにご夫婦でのご来院を推奨しております。

この意図は奥様側のご意見とご主人側のご意見 をカウンセリングにより組み上げ、今後向かう方向を明確にし、迷いをなくして前進していく意図があります。

では、具体的な手法について ご紹介させていただきたいと思います。

本質の引き出し方

カウンセリングに関しての手法について は私はさまざまの手法を使って本質を引き出して いるのですが、ここでは比較的再現性が高く真似のしやすい方法についてシェアいたします。

その具体的な手法の一つが 【 コーチング 】 を使っての手法です。

コーチングは相手の中の本質を引き出し 行動や考え方に気づきを与える手法として 有効と考えております。

これは、妊活をする上で目先の方法や手段に 意識が取られ、結果を出せずにいる方に何のために妊活をされているのかの目的に帰っていただくことでご夫婦が前向きに取り組んでいただけるためにも有効です。

コーチングにおいてもさまざまな手法が あるのですが今回はその中からお一つ ご紹介させていただきます。

その手法は

【 傾聴(けいちょう)】 です。

傾けて聴くと書いて傾聴ですが、 聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが 普段あまり聞きなれない言葉かと思いますので 簡単にご説明すると "きく" ということです。

きくときくと簡単そうに感じますが、 しかし、普段から以外と相手の話をしっかりと 聞けていない方はどうやら多いようです。

それは
相手が話している時は

「次に何を質問しよう、話そう」

「これを聞いたら相手はどんなことを感じるのだろうか」

「どうやってゴール、クロージングしよう」

など

案外話を聞きながら自分の内側との会話が存在しているようです。

傾聴で気を付ける事

 

私が傾聴をする際に気をつけていることは2つあります。

1つ目は事柄などの出来事を聴くのか?

2つ目は人の気持ちの面を聴くのか? です。

1つ目の質問に関しては事柄を扱うので

「どこのクリニックに行っていますか?」

「何年通っていますか?」

「どんな症状をお持ちですか?」
などの比較的相手からの情報を引き出す 質問がメインになってきます。

2つ目の質問に関しては人の内面を扱うので

「 クリニックから言われたことをあなたは どう捉えていますか?」

「今の取り組みに関してどんなことを感じていますか?」

「本当はどんなことをしたいのですか?」

などという形で相手の気持ちに立って聴く ことによって相手の中に気づきを与える質問となります。

この違いはなんでしょうか?

質問する側とされる側の視線に立って 解説していきます。

質問する側の視点としてはどのような目的(在り方)で臨むかがポイントになります。

傾聴には3つの在り方レベルが存在します。

1つ目の視点は自分に矢印が向いてる状態

2つ目は相手に矢印が向いてる状態

そして3つ目はパラボラアンテナのように 相手のバックボーンや状況などが感じられる状態 という3つのレベルが存在します。

私は主に3つ目のレベルで関わります。

この3つ目のレベルの在り方で特に私が意識していることはズバリ 【 好奇心 】 を持って関わることです。

好奇心をわかりやすく実践するには 子供のような無邪気な気持ちを持つこと がわかりやすいかと思います。

読んで字のごとく邪気を持たない素直な 心ですね。

思考型の方の場合は自分が知っている情報だと 無意識に情報にブロックがかかり枠をもって相手を見がちと言われています。

ここを意識し自分がどこか別の国から来た 異国の人にでもなったかのように、または 違う星から来たかのような意識で大げさでは なく関わることが重要となりますね。

質問される側はというと、 事柄を聞かれると比較的答えやすい質問かと思いますが人という目線で内面を聞かれると 自分を立ち止まって考えさせられるような 現状に気づきがある質問になるという方が 多いようです。

傾聴の場合はレベル3で聴くことで帰ってくる答えが異なってきます。

多くの場合は、質問された側に気づきを与えられることにより相手の中の内面に変化が生まれます。

そして、自分自身で答えを導き出すことが可能となり、その結果気持ちの面で前進をする結果につながっていくようです。 それは表情の変化や声のトーンなどでも感じ取ることが可能です。

ぜひあなたもこの無邪気という在り方を意識し、 傾聴に取り組んでみてはいかがでしょうか?

きっとクライアントさん自身の信頼や関わりにも 変化が訪れることでしょう。

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