サイバー攻撃 JR東日本の被害は高崎支社 運行影響なし

サイバー攻撃 JR東日本の被害は高崎支社 運行影響なし
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世界各地で大規模なサイバー攻撃の被害が広がる中、群馬県にあるJR東日本高崎支社のパソコン1台が、今回のサイバー攻撃に使われているコンピューターウイルスに感染していたことがわかりました。これまでのところ、運行への影響などは確認されていないということです。
群馬県高崎市にあるJR東日本高崎支社によりますと、被害を受けたのは、支社にあるインターネットの閲覧専用のパソコン1台で、今月12日に社員がインターネットを閲覧していたところ、仮想通貨「ビットコイン」による金銭の支払いを要求するメッセージが表示されたということです。

このパソコンは社内のネットワークにはつながっておらず、メールのやり取りにも使用されていないため、これまでのところ運行への影響や情報の流出、それにほかのパソコンへの被害などは確認されていないということです。

JR東日本高崎支社は、今回のサイバー攻撃に使われているコンピューターウイルスに感染したとして、15日、警察に被害の相談をするとともに、専門の業者に依頼してパソコンの解析を行っています。