「適切かつ必要なところまで」
大きな困難や到底解けそうにも無い問題に直面した時、人は様々な反応を示す。
まずは立ち止まってしまう保留・停滞型。
これには幾通りかのパターンがあって、
・熟考するために集中している。
・周りの動きや出方、事の次第を観察している。
・打つ手無く、ただ呆然としている。
段取りや方法はそこそこに、何らかのアクションを起こす行動型。
・突撃して、どんな事になっても自分の手で解決出来ると思ってる自信派。
・瞬時に自分の手に負えないと判断が出来、逃げ出す算段をする人(これも一種の才能)。
・玉砕覚悟がすばやく出来る、男らしい人。
「われ思う、故に我あり」
の超有名なフレーズを残したデカルトがさらにナイスな言葉を残してくれてる。
難問は、それを解くのに適切かつ必要なところまで分割せよ。
まさに金言で、難問・困難に立ち向かう時に大きな指標になる言葉だと思う。
大きな塊に見える問題も、パソコン・デスクの裏でこんがらがって、どうしようもないケーブルのような難問も、この要領で解決しようじゃないか!
そう、細分化して一つ一つを見ていけば、解決出来ないことは無い。
絡まったケーブルも人間関係も、はい、この通り!
でも、ここでちょっと重要なのは「適切かつ必要なところまで」分割するという件。
必要以上にバラバラにしてとっちらかすと、ますます出口は遠のく。
必要以上に首を突っ込むと、抜けなくなる。