どうもキャリアコンサルタントの、ハルはる(@cccconstancy)です。
人には苦手なものが何かしらある。
苦手を克服する時が、人を成長させると僕は思う。
僕には、塩辛がそれに値する。
塩辛のヌメり、匂い、味。この三拍子が揃って苦手。
お酒のツマミと認識することが、23年間の人生で未だ僕にはできない。
これから先、塩辛を食べれないことが人生の損失を招くと思い、先日の飲み会でも挑戦したが、完敗です。秒でティシュに包みました。
食べるという段階ではないので、まずはカバンに塩辛を入れて持ち歩くことから始めます。バックが塩辛臭い。
塩辛が苦手でも、共に過ごす時間が増えれば仲良くなる。
心理学で「単純接触効果」といわれ、嫌いな対象物に繰り返し接触することで、好意や愛着が湧く理論のことです。
女性にモテたい人は、好意を寄せる女性に会いまくることが大事です。
ストーカは辞めて。
塩辛と肩を組んで付き合える仲を目指し、カバンに入れて愛を育みます。
本日のテーマ、
「苦手を得意に変える文章術」
株式会社インプレス様より、
『新しい文章力の教室〜苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング』
(著:唐木 元)を献本として頂きました。
これを読み、苦手を得意に変える文章術を紐解きます。
▼『新しい文章力の教室〜苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング』
新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング (できるビジネス)
- 作者: 唐木元
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2015/08/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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内容紹介
「書けないカギは書く前にあり」。毎月3,000本以上の記事を配信し続けるカルチャーニュースサイト「ナタリー」で実践されている文章の書き方を、一般向けに解説する初めての書籍です。通称「唐木ゼミ」と呼ばれる社内勉強会で新人育成を担当する著者が、「悩まず書くためにプラモデルを準備する」「事実・ロジック・言葉づかいの順に積み上げる」など独特の概念を通じて、文章を構造的に書くための方法をわかりやすく教えます。文章の具体的な改善ポイントも解説。企画書、報告書、レポート、ブログ、SNSなどあらゆる文章に有効です。
著者について
唐木 元(からき げん)
1974年東京都生まれ。株式会社ナターシャ取締役。大学在学中よりライターとして働き始める。卒業後は事務所「テキストとアイデア」を開設、雑誌を中心に執筆・編集の現場に従事した。2004年より編集者として、ライブドア・パブリッシング、幻冬舎、KI & Company(ジーノ編集部)と3つの出版社に勤務。2008年、株式会社ナターシャに参加し、編集長として「コミックナタリー」「おやつナタリー(終了)」「ナタリーストア」を立ち上げた。
●ナタリー
※内容紹介と著者については、Amazonより引用
文章を書く楽しさは教えられない
『書くことはあとからでも教えられるが、好きになることは教えられない』
こんな切り口から本書は始まります。
・文章が好きなんだけど構成的な書き方が分からない
・沢山書いてしまうけど、いまいち上手く文章をまとめられない
・自分らしい文章を書くために、文章の型を知りたい
・仕事の場で、相手に伝わる文章を書けるようになりたい
そんな悩みを抱える人に、ぜひ読んで欲しい本です。
活字媒体が苦手な方、文章を読むの回りくどくて別に書けなくてもいい方へ。
文章を書けるようになるうちに、好きになると僕は思います。
できないからつまらない。
勉強やスポーツだって、できないとつまらない。
できるから楽しい。
文章を書く楽しさを知り、恋に落ちたように好きになる。本です。
内容は 大きく5章に分けてあり、文章を書くことが苦手な人を得意にする1冊です。
読み進めて頂いた最後には、仕事やプライベートに役立つ文章術が身につきます。
そんな文章術がウルトラ身についてしまう本の、1章の部分をザッと紹介します。
書く前に準備する
みなさんは文章を書く時に、何を意識して書きますか?
この章では、書く前の準備で良い文章か決まることを教えてくれます。
文章を書く時に、構成や語彙、エピソードをある程度は意識して書ける。
読み手に伝わるように、読んでもらえるように書く。
そう思って良い文章を書いてきました。僕自身も。
良い文章の定義は、読んで面白い文章だと思っていました。
が、中々読んでもらえません。
この本を読んだことによって、何が原因か分かりました。
この章の最初では、
『良い文章=完読される文章である』
と定義しています。
読み手に最後まで読んでもらえる文章こそが、最高の文章である。
こんなに明確で良い文章を例えている考えには、魅了されました。
僕は良い文章を履き違えて、自己満足で文章を書いていました。
じゃあ完読される文章を書くためには、何をすべきか?
読み手が完読すれば、それはよい文章になる。
毎月3000本以上の記事を配信しているナタリー社のノウハウから、完読される文章術を覚えさえすれば、完読されるよい文章に近づきます。
次に、その完読される文章について突っ込んで説明します。
完読される文章は完食されるラーメン
ダメな文章は「食べきれないラーメン」である。
完読される文章といわれても、いまいちピンとこない。
「完読」という言葉をいきなり切り出されても、なんだかさっぱり。。
では「完読」=「完食」と捉えてはどうだろう。
具体的な食べ物で「ラーメン」をここでは当てはめます。
ラーメン屋で何となく注文した味噌ラーメンが、いま目の前にあるとします。
あなたはどんなとき、食べきれず残しますか?
いくつか書き出してみましょう。
1.量が多すぎる
2.麺が伸びてる
3.具が少ない
4.お店が汚い
5.店員の態度が悪い
これを文章で当てはめ直すと、どうでしょう。
あなたはどんなとき、読みきれずにページを変えますか?
1.文章が長すぎる
2.タイムリーな話題じゃない
3.内容が薄い
4.誤字や用語の不統一がある
5.書き手の主観を押しつけてくる
これらの逆をいけば、完食されるラーメン、すなわち完読される文章に近づきます。
おいしく完食できる一杯を
適切な長さで、旬の話題で、テンポがいい文章。事実に沿った内容で、言葉づかいに誤りがなく、表現にダブりがなく変化の付けられた文章。読み手の需要に則した、押し付けがましくない、有用な文章。こんな文章がもしあったら、引き込まれたままおしまいまで読んでしまいそうですよね。
『新しい文章力の教室〜苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング』
本文引用
読み手が最後まで読み抜く文章を書く。
お客さんに提供したものは余さず味わってほしい。
それが料理人の性。
文章の書き手も、読み手がストレスがない文章を提供したい。
料理人も文章の書き手も、心意気は同じはず。
どんなに素晴らしいことを書いていても、読まれない文章はもったいない。
素晴らしいことを世の中に読まれるように届けたい。
そんな文章で綴られた記事を、毎日届けるナタリー。
ナタリーという会社の気遣いに、僕の嗚咽が止まりません。涙もろい。
書けない自分とサヨナラしよう
「書けない」。
文章を書くのが苦手な人は悩む。
何を書けばよいか分からないし、まとまらない。
伝わる文章を書いたはずなのに伝わらない。
そんな悩みを、この1冊で吹き飛ばしてくれます。
5章で構成される内の1章について、ザッと紹介しました。
本の価値でいうと、まだ2%くらいの内容になります。
この本を読んで、残り98%の文章術を体得してほしい。
文章を書けない自分が嫌なら、書ける自分になろう。
書けないんじゃなくて、正しい書き方を知らないだけ。
誰だって最初はできない場所からスタートする。
自転車を補助輪なしで最初から乗れる人はいないのだから。
もっと人に伝わる文章を書きたい。
僕もちょっとですが、苦手だった文章が好きになっています。
得意気に。
ソイヤッソイヤッ!
キャリアコンサルタント ハルはる。
▼『新しい文章力の教室〜苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング』
新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング (できるビジネス)
- 作者: 唐木元
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2015/08/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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