滋賀の81歳、サイバー攻撃被害 「ランサムウエア」感染
滋賀県警は15日、長浜市内の無職女性(81)のパソコンが、世界各地で被害が相次いでいるウイルス「ランサム(身代金)ウエア」に感染したと発表した。一連のサイバー攻撃で県内の被害は初めて。
県警によると、女性が14日午後2時ごろ、自宅のパソコンでインターネットに接続中、画面上に突然、日本語で「私のコンピューターに何が起こったのですか?」などの文章が現れた。翌朝、テレビ報道で被害を知った女性が長浜署に相談した。女性のパソコンの基本ソフトは「ウィンドウズ7」だった。個人情報の流出など被害はないという。
県警サイバー犯罪対策課はウイルス対策ソフトを更新し、不審なメールを開けないよう呼び掛けている。
【 2017年05月15日 23時12分 】