今日は、先週診てもらった皮膚科の経過観察で、夕方再びお医者さんに行く予定だったのですが、急いでいつもより15分早く会社を出て園に着いてみると、どうも様子がおかしい。
友人Aくん:「ほら、もうお父さん、来ちゃったよ!」
息子くん・友人Bくん:「......。」
保育園の先生:「二人とも、帰る前に何か言うことがあるんじゃないの?」
む。どうやら、息子くんと友人Bくんはケンカの真っ最中だったようです。
もっともこの年代の男の子同士では、ケンカは日常茶飯事のようで、毎日のように小競り合いをしたり、ふざけあったりして、小さな生傷が絶えない息子くん。保育園の先生もお迎えで会うたびに、親御さんへ事情の説明に追われていて大変そうです...。
しかし、実際にこういう場面に立ち会うのは初めてだなぁ。しばらく様子を見てみようっと。
そのうちに「ほら、お前ちょっとこっちにきて!」と、友人Bくんの手を引っ張って、息子くんの前まで連れて行く、友人Aくん。
おー、Aくん仲裁してくれるの?えらいな〜。年長児ともなると、単にどちらがいい・悪いだけでなく、より複雑な立場に立った行動を取ってくれるようになるのですね。
それでも、お互いいっこうに相手の目を見ようともしない、息子くんとBくんのガンコな二人。何やらそう簡単には引き下がれない出来事が二人の間にはあったようです。
ええっと、今日私はお医者さんに行くためにどうにかこうにか、15分早く会社を出てきたところなんですけど......よし、分かった!ならば、待とうではありませんかホトトギス。二人が納得して仲直りできるまでね!
...結局、そのあと二人が「ごめんなさい」できるまでに5分くらいかかりました。その間、保育園の先生と私は、二人に見えない角度でニヤニヤしっぱなし。
小さい子どもの意地っ張りといい、頑張って仲裁に入ってくれた友人Aくんといい、小さい子どもの小さな社会は、見ていてとても微笑ましいな〜、と思ったのでした。
おまけ
会社を半端な時間に早引けしたら、思わぬ場面に立ち会えた話はこちら。