いくらまでなら払う?
まだまだ値上げできる
3000万人割れもある?
微減でも大ニュース?
「東京ディズニーランドの入場者数が減った」と大騒ぎしていますが、実際はどうなんでしょうか?
よく比較されるのがUSJで、USJが絶好調であるため、余計にTDRが悪く感じられるのでしょう。
年間の入場者数が3000万人を割るとも言われていますが、逆に毎年これだけの数を確保できているのがすごいです。
この数字が少しでも減ると本当に大変なことなのでしょうか?
入場者減の原因は?
顧客満足度の低下?
入場者減の要因は次のことが言われています。
・入場料の3年連続値上げによる割高感
しかし、USJは4年連続値上げしており根拠とするには乏しい。
・年間パスポートが高額すぎる。
これは、USJとの比較なので、一概に高いとは言えない。
・待ち時間が長すぎる。
今に始まったことではないし、みんな覚悟して行ってるので、これも根拠とするには乏しい。
・顧客満足度の低下
抽象的だが、具体的には上記のことと、スタッフの対応も悪くなっていると言われており、支払うコストに見合う満足が得られていない、ということだと思われる。
実際のところは?
企業としての内容は盤石
入場者が減っても、客単価を上げたり、待ち時間が減ることにより顧客満足度が向上し、リピーターが来てくれれば、商売としては十分やっていけますので、TDRとしては、入場者が減ること自体はそんなに気に留めてないのかもしれません。
そしてなによりも、TDRの運営会社のオリエンタルランドの財務内容は全く問題なく、むしろ超優良会社になるのではないでしょうか。
ただ、今後も何の不安もないか、というとそうでもありません。
日本の少子高齢化
外国人の伸び悩み
どんな分野でも少なからず影響を受けるのが、日本の少子高齢化です。
幅広い年齢層に人気のあるTDRといえど、この問題は避けて通れません。
普通に考えれば、入場者は減るでしょう。
その穴を埋めるべく外国人をもっと呼び込みたいのですが、意外と比率は増えてないようです。
この辺りの対策次第では今後苦戦を強いられるかもしれません。