こんにちは、てつです。
先日、クラウド会計サービスのfreeeを使って株式会社を作ったら思いの外、簡単だったのでfreeeを使った会社設立の流れとか感想を。
法人化してみた
もともとWebで飯を食べてきたわけですが、去年の12月位から「そろそろ法人化するか・・」と考えるようになりました。
理由は主に2つ。
- 税金的な面でのメリット
- 法人として動いた方が何かと仕事がやりやすい
確定申告が終わった段階で、法人化に向けて動き出しました。
あ、ちなみに台湾でマンション借りて仕事をしていたんですけど、そっちの方は思ったように成果が出せず・・・
国内の方が思いの外伸びてきたので、それなら日本で法人化するかというのが流れです。
海外で仕事を展開するのは諦めていないですけど、日本で仕切り直しますmm
台湾生活は楽しいこともたくさんあったけど、振り返ると辛いことの方が多かった( ;∀;)
会社設立freeeとは?
日本で株式会社設立しようと思ってお世話になったのが、確定申告でお馴染みのfreeeさん。フィンテック系の企業として知っている人も多いはず。
そのfreeeが確定申告や企業の会計サービス以外にも、会社設立のサービスも展開しているんですね。
通常、株式会社を設立する際は司法書士の先生にお願いするケースが多いと思いますが、freee使ったら全部自分で出来ますよ。
freeeを使って会社設立をするメリットを3行で説明すると
- 会社設立の費用が最安(自分が知る限り)
- 設立に必要な書類や流れを全てfreeeが説明してくれている
- 5分で書類が本当に作成できる(5分で会社が設立できるわけではない)
実際に使ってみた感想ですけど、軽く感動すら覚えてしまいました。
freeeで株式会社を設立する流れ
freeeにアクセスして、そのまま画面に従って作業をしていくだけです。
大まかな流れは、
①会社の基本事項を決める(商号や資本金額、事業内容など)&会社印の作成(freeeで注文できます)
②定款の作成&認証(freeeの司法書士が公証役場と調整してくれる。あとは、公証役場で定款を認証するだけ)
③資本金を個人の銀行口座に入金→法務局で登記申請
だいたい、こんな流れです。freeeが5分で作成できる!と言っていたのは、定款の元になる会社の基本事項の作成作業のことですね。
実際の画面ですけど、空欄を埋めていくだけで定款が出来上がります。
これは確かに5分で終わる。
それ以降の②〜③の作業は公証人役場に行ったり、法務局に行ったりして手続きをします。
とは言ってもfreeeで作成した書類を出力して印鑑押したものを役所に持っていくだけです。
受付の混み具合にもよりますが、自分が行った時はガラガラに空いていたので5分位で完了しました。
会社設立でこちらで用意しないといけない書類
会社設立に必要な書類はほぼfreeeで出力可能ですが、こちらで用意しないといけないものもあります。
- 個人の印鑑証明書
- 会社の印鑑(freeeで購入もできる)
- 資本金を入金した銀行口座のコピー
- 電子定款を利用するので、CD-Rを1枚
個人の印鑑証明書
代表者の個人の印鑑を市役所で登録した書類を準備します。
印鑑登録書は2枚必要です。市役所でゲットしておきましょう。
会社の印鑑
個人印とは別にこれから会社の取引や手続きで使う会社の印鑑も用意します。
こんな感じのやつ。
ちなみにfreeeでも印鑑の販売もしています。自分でネットショップで揃えるのもあり。
資本金を入金した銀行口座のコピー
銀行口座に資本金額を入金した後にそのコピーが必要になります。
ネットバンクでもOKみたいです。
ちなみに資本金の入金と会社印の準備は
②定款の作成&認証(freeeの司法書士が公証役場と調整してくれる。あとは、公証役場で定款を認証するだけ)
この段階では必要ないです。最終③の作業の時に必要になりますので、その時までに用意しておきましょう。
CD-Rを1枚
freeeでは電子定款と紙定款を選択できます。専門家じゃないので説明し辛いですが、定款を保存する媒体が電子媒体か紙媒体かという違いみたいです。
ちなみに電子定款にすると、紙定款と比較して収入印紙代が4万円浮きます。
特別な事情がない限り、電子定款一択ですね。で、この時に保存媒体でCD-Rが1枚必要というわけです。
freeeの会社設立にかかった費用
電子定款で登記をすると会社設立の費用を抑えることができるみたいです。
だいたい、会社設立をする際には諸々含めてけっこうなお金がかかるみたいですけど、freeeで全部自分でやったら安く設立できます。
内訳)
電子定款代行手数料 | 5,000円 |
定款認証代金 | 52,000円 |
登録免許税 | 150,000円 |
会社の印鑑 | 15,900円 |
合計 | 229,000円 |
この中でも青字の部分はお国に支払うお金なので、どのルートで会社設立をしても変わりません。
登録免許税は資本金の額で変わるけど、だいたい15万円の会社が多いと思います。
これは法務局で収入印紙を購入し書類に貼り付けます。
こんな切手みたいなやつ。高い・・・
赤字のものが、こちらで調整できるもの。
電子定款でなければ、印紙代がプラス4万円になってしまうし、司法書士の先生によってはそこから手数料が加算されると思います。
freeeの場合だと5000円ポッキリ。
会社の印鑑もピンキリです。freeeが用意しているのは2つ。
楽天で8000円のセットもあるみたいなので、ここら辺は自分の好みで。
おわりに
freeeを使っての会社設立簡単でしたよ。
株式会社以外にも合同会社にも対応しています。
ゆくゆくは会社設立しようかなと考えている人は、freeeを使って全部自分で登記すると設立費用を安く抑えることができますよ。
自分で色々やるのは面倒だ!という人は司法書士の先生に全投げしてもいいでしょうし。
会社設立をする時は何かとお金が必要になるので、こういったサービスも選択肢に入れておくといいかも。それでは今日はこの辺で。