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2017-05-15

[]キン肉マン完璧超人始祖編」のベストバウトを5つ選んでみる。

 キン肉マンの新シリーズ「完璧超人始祖編」がついに完結してしまった。

 キン肉マンである。元々の連載は30年前に終わってしまったキン肉マンである。

 一般的にこの手の2世ものだったり、続編だったりは、だいたい当時の勢いが失われていたり、昔に比べて絵が衰えていたりしがちで、漫画そのものの面白さよりも当時を懐かしんで楽しむという意味合いが強かったりするのだが、キン肉マンは別だった。

 当時の読者だって、この30年で数々の漫画を読んで、すっかりすれっからしになっていたはずだ。キン肉マンより面白い漫画だってたくさん目にしただろう。歳を取って嗜好もある程度変わっただろう。

 それなのに、多くの読者が毎週毎週更新直後のキン肉マンを読んでは、日曜に深夜にリアルタイムで熱狂していたのだ。

 この大成功には様々な要因がある。

 まず、ゆで先生の絵が格段に上手くなっている。

 たとえばこのプラネットマンを見てほしい。

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右から左に現在の絵に近づいていくのだが、初登場時のおもちゃみたいな外見だったプラネットマンが*1凄くスタイリッシュなキャラになっているのだ。

 週刊連載をやった作家は連載時に画力のピークが来ることが多いのだが、ゆで先生は連載終了後も絵画教室に通い、今でも画力を向上させようと努力を続けてきたのだ。

 その結果生み出される試合の数々はどれも迫力満点なのだが、それ以外でも絵の巧さを感じることはある。

 たとえば普段から面を被っているストロング・ザ・武道。

 その表情は面で隠され、目しか見ることができないのに、読者にはその感情がはっきりと伝わるのだ。

 これはなかなかできることではあるまい。

 怒る武道

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 悩む武道

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 次にストーリーが面白い。

 本筋自体は、かつて対立していた正義超人と悪魔超人が手を組んで、完璧超人の新勢力を迎え撃つという至ってシンプルなものだ。

 だが、本作はそれを描く上で過去に使われてきた数々の設定を引っ張ってきた。

 死んだ超人が玉を4つ集めることで復活できる超人墓場、子供の些細な一言をきっかけに兄弟喧嘩を始めた戦いの神と平和の神、そしてどこからともなくやってきて二人に剣を渡して殺し合いを強要する裁きの神ジャスティス、数億年前に全宇宙の超人を絶滅寸前に追い込んだカピラリア七光線、その他色々……。

 今となっては、いろいろ荒唐無稽で当時の漫画界のおおらかさを実感できるのだが、本シリーズではそんな荒唐無稽な設定の数々を自然な形でストーリーに組み込んでいったのだ。

 その結果、毎回「この設定をこんな風に持ってくるのか」という新鮮な驚きがあった。

 個人的に印象に残っているのは「肉のカーテン」誕生秘話である。

 キン肉マンが防御に使う技である肉のカーテン。それはキン肉マン祖父・キン肉タツノリが三日三晩敵に捕らわれた際に、拷問に耐えるために編み出した技と言われていた。

 だが、キン肉族であり今回の敵役の一人ネメシスはここにある指摘をする。

「おかしいとは思わぬのかその話! キン肉族の大王タツノリがひとり捕虜となり、しかも三日三晩にわたってさえも誰も助けに来ない? なぜたったひとりで拷問に耐えねばならなかった? どう考えてもおかしいだろう!」

 そう、この肉のカーテンという技にはキン肉族にまつわる忌まわしい秘密が隠されていたのだ!

 しかし、私にはそれよりもっと驚いた部分があった。

 キン肉マンでそういうまともな突っ込みを入れてもいいんだ!

 これは大発明である。そりゃネメシスの言うとおりだけどさあ、そんなこと言ったらおかしいと思うところばっかりじゃん、この漫画!

 しかし、この一連の話がネメシスというキャラの魅力を何倍にも引き立てる実にいいエピソードになっており、過去にそこまで深く考えないで書いたであろう話をここまで見事に昇華させてストーリーに組み込むあたり、今のゆで先生のストーリー作りはキレッキレである。

 これだけでも十分に現在の漫画界でもやっていけるのだが、そして何より本作はキャラクターが良い!

 昔懐かしいキャラクターと再び誌面で会える。これがリバイバル系の作品を読む上で何より喜びだ。

 しかも今のゆで先生の画力を当時を上回っている。ましてや今回はかつて敵だった悪魔超人が味方になっているのだから、ますます盛り上がる一方だ。

 だが、本作で魅力的なのは過去のキャラクターだけではない、それが今回のシリーズ名にもなっている『完璧超人始祖』だ。何億年も前から生きてきて、その力は悪魔超人編のボスである悪魔将軍と同等とも言われている超人たち。

 彼らは一部を除けば皆今シリーズが初登場、言ってしまえばポッと出のキャラクターなのだが、みんな非常に強く、そして誇り高かった。

 この誇り高いというのは実に重要である。キン肉マンの敵キャラクターというのは初登場ではともかく、終盤になると卑怯な手を使うようになってくるのが、ある時期からのお決まりの展開であった。

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 そんな卑怯な奴らを正義超人たちが正面から叩きのめすことでカタルシスが生まれるのだが、今回の完璧超人たちは、お前ら下等な超人相手に小細工は必要ないと、皆最後まで正々堂々と戦いを続けた。

 だからこそ、彼らはたとえ戦いに敗れてもその気高さが地に落ちることはなく読者に強く印象を残すのだ。そして、彼らが正々堂々と戦ったからこそ、今回のキン肉マンが単なる正義対悪という単純な構図ではなく、正義・悪魔・完璧という複数のイデオロギー対立というところにまで物語を進化させることできたのだ。

 そして彼らが最後まで魅力的な敵役だったからこそ、今回のシリーズで正義超人たちが終始主張し続けた「わかりあうために戦う」という言葉に重みを増したのである。

 キン肉マンという過去の名作を土台にこれらの要素が加わったことで、紛れもない傑作になった今シリーズ。その今シリーズのベストバウトを私的に5戦選ばさせていただいた。

 正直5試合に絞るのはなかなか難しかったのだが、そうしないとほぼ全試合解説することになるので、ご了承いただきたい。

5位 キン肉マンピークア・ブー

 主人公であるキン肉マンの試合である。

 正直キン肉マンって強すぎて戦わせづらいと思うんですよ。前シリーズの時点でも強すぎるから「火事場のクソ力」を封印ってハンデが与えられていたんですけど、今シリーズではその「火事場のクソ力」が戻っているうえに、師匠から52の関節技を追加で教わっているわ、奥義であるマッスル・スパークを習得したわ、フェイスフラッシュという謎の光線を出せるわで、スペック的にも最強だし精神面でも立派に成長していて弱点がほとんどない。普通に戦ったら、苦戦するような相手はほとんどいないわけで。そのせいか主人公なのに、超人たちの試合が28戦あったこのシリーズでも2回しか戦ってないんですよ。

 で、そのうちの一戦であり復帰戦がこのピークア・ブー。

 このピークア・ブーというのがなかなかの曲者で、最初は赤ちゃんのように何もできずに相手の攻撃を一方的に喰らうだけ。しかし、試合が進むにつれて相手の技や戦い方を学んでいって、最終的には相手の攻撃を一方的に返したり、相手の技を無効化するという一方的に敵を苦しめるキャラで、強敵ではあるんですけど、プロレスラーという視点から見ると凄くしょっぱい男なんですよ。しょっぱくはあるけど、宇宙最強であるキン肉マンと戦うならばそれぐらいの相手じゃないと話にならない。

 そしてキン肉マンピークのペースにすっかりはまってしまい、キン肉バスターを始めとする得意技を次々と破られ、一方的にやられるばかり。そんな中キン肉マンピークア・ブーが急成長と引き換えに基礎的な技が身についていないということに偶然気付く。

しかし、基礎的な技だけでは勝負に勝つことができない……と思いきや出てきた技がこれである。

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 そう、風林火山。原作では一回しか使われていないのに、アニメでは毎試合のように見た記憶のある必殺技だ。キン肉マンって漫画は全巻読んでないけど、アニメは見てたってファンも意外と多いと思うんですよ。そのアニメで使われていた技を、キン肉マンの久々の復帰戦で持ってくるあたりに、漫画を追いかけてきたファン以外も楽しませようとする、ゆで先生の懐の深さが感じられたのと、風林火山を持ってくる理由として、ただの必殺技でもなく基礎技の集合体だからピークア・ブーにも通用するというロジックが素晴らしかった。



4位 ステカセキング対ターボメン

 今悪魔超人が再登場。え、この21世紀に? ステカセキングが? それってどういうこと?

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 つまりこういうことである。それが一目でわかる1ページ。

 キン肉マンの新しく始まったWEB連載、正直な話連載当初はそこまで期待していなかった人もいたと思うんですけど、悪魔超人の本格的な参戦、そしてこのステカセキングの試合をきっかけに一気に注目度が跳ね上がった気がします。

 今のゆで先生が描くと、オモチャみたいなステカセキングがここまでかっこよくなるんだとか、設定上できるはずなんだけどまさか本当にやるとは……とか読者に色々驚きと感動を与えたこの1ページ。

 この後ステカセキングは色んな強豪超人に変身した後に、最終的に本来この場で戦うはずだったウォーズマンに変身するわけですが、結局それが原因で負けてしまうんですね。

 それに関してターボメンとの間でこのようなやり取りがあるわけです。

「ステカセよ あれだけ多彩な変身能力をもちながら なぜ正義超人ウォーズマンの技に固執した?」

「ケ…ケケ 変な勘繰りはやめてもらおう オレたち悪魔超人は せ…正義超人の助太刀にき…来たんじゃねえ… あくまでウォーズマンの わ…技でおまえを殺れると オレが ふ…踏んだからだ…」

「それだけ聞けばけっこう!」

 このあえて言い訳をしないステカセもかっこよければ、それ以上踏み込もうとせずに敬意を払ったかのようにトドメを指すターボメンもかっこよく、このシリーズは本気で面白くなるのではないかと思わせる1戦でした。



3位 アトランティス対マーリンマン

 アトランティスがめちゃくちゃかっこよかった(小学生並みの感想)

 アトランティスっていうやつは悪魔超人の中でも一番ヒールレスラーらしい男で、以前に登場した時も人質を使ったりしてロビンマスクを倒した本来嫌われるタイプ、つまりどちらかといえば不人気な超人のわけですよ。今回彼はその因縁の相手ロビンマスクに代わって戦うのだけど、もう客席も誰も彼を応援しない*2。けど、そんな中、彼に声援を送る者がいた。それは子供! 

 嫌われ者だったアトランティスが子供の声援でピンチを脱し、致命傷を負ったのに子供の声に反応して立ち上がる。

 そして、自分を応援していた子供に対して彼が言った言葉がこれ。

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 日曜深夜にキン肉マンを読んで悪魔超人を応援している大人たちには耳の痛い言葉だ!

 そんなツンデレっぷりを発揮したアトランティスだが、自分の技は全て破られており、マーリンマンに2度も胸を貫かれてもはや命が尽きるのは時間の問題。そんな彼が最後の最後で見せた技がこれ。

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 前シリーズのロビンマスク戦の再現、さらにそのロビンマスクの技を使うという掟破りも含めて、ヒールながらもかっこいい悪魔超人アトランティスの良さがグッと詰まった名試合だった。



2位 ブラックホール対ダルメシマン

 今シリーズ前半戦の立役者といっても過言ではないブラックホール、通称BH。

 BHの技なトリッキーな技が多く、それを今のゆで先生が描くことで試合そのものが格段に面白かったのもあるんですが、BHの試合の時点で急遽参戦した七人の悪魔超人は、完璧超人の前に既に2敗。

「ああ、悪魔著人は今回はかっこいいけど、やはり正義超人の引き立て役なのかな」と思った読者もいたと思うのですが、そんな読者たちの予想を完璧に裏切ったのが大きい。

 そしてなんと言ってもこのゆで理論。

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 このキン肉マンだからこそ納得できるこの理屈!

 この展開の何が凄いかって、確かにBHは確かに前の週で自分で傷をつけていたんですけど、その時は傷の形がIじゃなくてXだったんですよ。つまり前の週の段階ではゆで先生はBHをどうやって勝たせるかを細かいところまでは考えておらず、一週間でこの理論を編み出したということになるんです。すげえや!

 そしてこの流れからの「くらえーーっ これはオレとステカセ…カーメンからの…悪魔のギフトだーーっ」という台詞と共に放たれる新必殺技が本当にかっこよかった。

 あと、BHはこの後もう一戦するわけですが、その試合でもとんでもない大技を見せるのでやはり前半戦のMVPは彼だった気がしますね。



1位 シルバーマン対サイコマン

 完璧。

 前半のMVPがBHだとするなら、後半のMVP候補がこのシルバーマン。

 シルバーマンというのは謎の多い男だったわけですよ。今でこそ首だけになって正義超人の守り神的存在になっている彼ですが、そもそも平和の神のくせに「戦ったらどっちが強いの?」という煽りで大喧嘩を始めて兄貴の首を剣ですっ飛ばしたり、テリーマンに「お前が命を捨てればウォーズマンが助かるよ」みたいなこと言ったりと、設定ほど平和って感じがしないというのは、しばしばファンからネタにされてきたわけですが、今回のシリーズで彼の色んな一面が明かされるわけです。実は完璧超人だった。実はキン肉族の祖先だった。実は虐殺王だった。実は完璧超人のスパイだった……。

 話だけ聞くと正義超人なのか、完璧超人なのかよくわからない男であり「果たしてシルバーマンとは何者なのか?」が中盤の大きなテーマだったのですが、実際に登場していざ戦ってみると、恐ろしいことに彼を示した上記の様々な言葉が全て正しかったことが証明されるのです。

先ほどキン肉マンみたいなキャラは強すぎて描きづらいと言いましたが、シルバーマンってそれ以上に描きづらいと思うんですよ。だって、設定上ほとんど最強キャラみたいな扱いなので下手に苦戦させるわけにはいかない。しかし圧勝したら圧勝したで試合が盛り上がらない。しかし、読者の期待はついに拝めるシルバーマンの戦いにパンパンに膨れ上がっている。この状況で読者の期待するものを描かなければならない。

そんな超高難易度の試合の相手を務めるのは、完璧超人始祖の一人サイコマン。このサイコマンはこの試合が4戦目。主人公のキン肉マンがこの時は1戦しかしていなかったのに、4戦目! それなのにほぼ無傷! さらにマグネットパワーを使いこなす。このマグネットパワー、キン肉マンが前シリーズで最も苦戦した試合の一つで登場した能力ですが、このときキン肉マンはマグネットパワーを正面から打ち崩せず、封印するという変則的な形でしか対処できなかったんですね。しかしサイコマンのマグネットパワーは封印が不可能。まさに相手にとって不足はなし。

 スペックだけで見ればほぼ最強同士の戦いなのですが、さらに二人には完璧超人始祖として何億年もの積み重なった因縁があって、それが試合をより面白くするわけです。

 未来を見据えて後進を育成しようと仲間の下を去ったシルバーマン、いつまでも楽しかった過去の記憶に固執するサイコマン。決して重なることはない二人の思い。

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 そして試合中シルバーマンはマグネットパワーを操るサイコマンにこう訴えかけるのです。

「ダメだ 君は間違っているよ! 命を弄ぶような力なんて使うもんじゃない! 目を覚ますんだサイコマン!」

それに対してサイコマンはこう返す。

「目を覚ます? お断りします これが夢なら私は永遠に眠り続けましょう この覚めない眠りの果てにこそ 私たち11人が見た夢の続きがあるのですから」

 このやり取りを見た瞬間、僕はあることに気づきました。

 これは百合なんだ……。そしてどこからともなく流れ始める「君の銀の庭」。

幼い眠りを守りたい番人

大人になる門は固く閉ざされて

君は気付いていたかな?

ほんとのことなんて

いつも過去にしかない

未来や希望は全て

誰かが描く遠い庭の我が侭な物語

まだ誰もしらない

 え……? これサイコマンとシルバーマンの歌じゃん! タイトルに銀って入ってるし!!

 そうか、梶浦由紀はこの展開を予想していたのか……。

 そんな感動も含みつつ、2人の戦いはクライマックスに向かうわけですが、その結末がこれ。

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 一同ドン引き

 その凄まじさに読者も正義超人も観客も口をぽかーんと開けるしかない。

 美しくも悲しい二人のすれ違いから凄惨すぎるこの結末。あれだけ上がりきった読者のハードルを軽々と飛び越えていき、シルバーマンという謎多き超人の正体が誰の目にもわかる結末に、当時の僕はゆで先生すげえやと手を震わすしかありませんでした。

 ちなみにこのシルバーマンとサイコマンのやり取りにはもうちょっと続きがあって、キン肉マンでここまで感動することがあるなんてという展開になっているので是非そちらも読んでほしい。サイコマン、僕たちは君を誤解していたよ……。



 というわけで以上が、今回のキン肉マン完璧超人始祖編の私選ベストバウト5戦となります。

 悪魔超人の試合が多かったのは、正義超人の試合もいい試合・名勝負が多かったけれど、やはり悪魔超人の試合はどちらが勝つのかわからないブックが多く、リアルタイムで読んだ時の意外性が強かったのが要因でしょうか。

 それに今週のシリーズ最終回の見開きを見ても、やっぱり悪魔超人の試合を選らんでしまうのは仕方がないよ!

 とはいえ、どれも甲乙つけがたい名勝負ばかりで、こんな素敵な漫画を6年間描いてくださったゆでたまご先生には感謝の言葉しかない。

 そしてキン肉マンを全く読んだことがない人にはさすがに勧めづらいのだけど、昔キン肉マンを読んだり、アニメで観たことがあって好きだったという人には是非読んでほしい。絶対面白いから。そう胸を張ってお勧めできる最高のシリーズでした。

 ありがとうゆでたまご先生。6月からの新シリーズも期待してます!

*1:これはこれで味があって好き

*2:半分くらいブラックホールのせい

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