働きたくないのは鬱のせい?
働きたくないと考えているのはうつは関係なく、労働者全員に言えることです。
うつだから働かなくていいというものではないと考えています。
うつで働けない場合
私はうつになり、正月休み明けから途端に会社へ行きたくなくなり、その日から休業に入りました。
年明け早々からの休みで会社へお客様へは多大な迷惑をかけてしまい大変申し訳なく感じていましたが、なんせベッドから起き上がれない状態が続いていました。
毎日ベッドの中でぼーっとしているだけの日々が続き、もう会社へ行けない!と思った時には
傷病手当へ、障害年金についてベッドの中で検索ばかりしていました。
長期休暇から一度も出勤せずに退職
傷病手当を離職後も受給するためにはその間一度も出社してはいけないとサイトに書いてありましたので、人に迷惑をかけることを承知でそのままドロンしてしまいました・・・
経理や総務の方とは仲が良かったので、事情を説明すると
「うちの会社はそういう人が多いから大丈夫だよ。」と言っていただき、少し安心したのを覚えています。
その後傷病手当を貰いながら今後どうやって生活していくかを考えていました。
妻に病院へ付き添ってもらったり、障害年金について調べてもらったりもしましたが、やっぱり人様のお金で生活するのは心苦しいというのもありましたし、働かずして生活していいものか?と自問自答するもお金がなくては生活ができません。
障害年金の申請
妻としては元気になって、仕事に復帰してほしいという思いがあったようですが、自分でも理解不能な不安感に押しつぶされ人前に出ることさえままならない状態でした。
そこで、妻が一度ダメ元で障害年金の申請をしてみる?と声をかけてくれました。
障害年金の受給には色々と条件があり、年金の滞納がないか・初診日の確認などでした。
なぜかこの作業には意欲的というか、こんな形でも生活するお金を得なければならないという使命のもと調べていくことになります。
初診日の確認が難しかった・・・
初診日は現在通っているクリニックへの初めて行った日ではなく、他の心療内科へ初めて行った日ということでした。
私は10代の頃に社交不安障害で心療内科へ初めて行きました。
この頃は良い先生に巡り会えず市内の病院をコロコロ変えていたので、どこが始めて行った病院なのか?
全ての病院を覚えているか?病院は当時の通院履歴をまだ残しているのか?など不安でいっぱいでした。
おそらく5件ほどのクリニックへ電話をかけたと思います。
その中で一番古い履歴が残っている所を参考に書類を提出し、待つこと3ヶ月くらいだったと思います。
まさかの障害年金受給!
申請後3ヶ月くらいで年金事務所から連絡があり受給できるとのことでした。
月額8万円をありがたく頂戴し、そこまでの間に貯金をほぼ使い果たしていた状態でしたので
仕事が決まるまでは節約生活で頑張ろう!と妻は言ってくれました。
障害年金を貰いながらの就職活動
障害年金を貰えたのは本当に助かりました!
このままいけば、妻と子供を残して自死ということも少しは頭の中にありました・・・
サラリーマン時代は何も考えず、欲しい服を買い・外食をしというような生活をしていましたが
年金生活が始まると妻のパートと月8万円の年金ですので、かなり生活水準が変わりました。
節約生活スタート
生活保護の方が高いお肉を半額で買っている画像を皆さんも見かけると思います。
本当に節約をするならあんなレベルじゃないですよね・・・
妻へ子供にはこんな生活から早く抜け出して、良いものを食べさせてあげたい!と思いつつも
買い物では100g 50円の鶏胸肉を半額になるまで待ってから買いに行ったり
野菜もくたびれた商品がワゴンに並ぶまで待っていたりしていました。
例の生活保護の方がお金がなくてこんなものしか買えないんです!という画像を見るたびにそうかなぁ?と思っていました。
同じ経験をしたことがある方や、一般の労働者の方でもそんなに滅多に買える物ではないと思います・・・
どうしても苦しいなら障害年金も考えてみて
私はその後3ヶ月ほどで、不安はなんとなくおさまり自分ができる仕事ということで在宅の仕事を始めました。
障害年金は貰わずにすんでいます。
本当にあの時は助かりました。
うつや不安でどうしようもないと感じたら、公的な相談所へ出向き障害年金の受給について相談してみるのも良いと思います。