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大妖怪さんの暇物語 作者:道化師
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解放か略奪か





「勝てない」



陰陽師は呟いた。その言葉の対象は、かつての仲間であり、共に闘った戦友である。



「ふっ」





夕暮れの眩しい夕日が背中をさすと同時にかつての友の嘲笑が聞こえる





「遅い、鈍い、弱い、鬱陶しい、これだけ理由があったら十分だろう。 殺すには」





「なんで、なんで裏切った!!」




枯れた喉からやっとの思いで大声を出す



「黙れ人間、、、もう夕暮れだ。還れ。」




その瞬間陰陽師の四肢が全て捥げ、ワンテンポ遅れて首が飛ぶ



「あゝ、なんで 曉」





いつの間にか日は暮れ辺りは暗くなっている陰陽師の首は深い夜の暗闇に落ちた。






「これは解放かそれともただ単なる殺しか。」





その瞬間大妖怪曉の視界は赤い背景に無数の目玉が此方を向いているものに切り替わる。




「、、、、導きか?」
















目覚めたのは森の中だった。




「あのスキマの仕業か 」



あの景色は見たことがある。前にあった時は、
妖怪と人間が共存できる世界を作るやらなんやら言っていたがここがそうか?




「正解よ。」




「紫ここがそうか?」




「ええ。ようこそ幻想郷へ。早速だけど当分私の家で暮らさない?昔の恩もあるし」



どうしようか。紫は信用できるが、いいのだろうか?




いいか。一週間程だと思うし。




「ああ頼む。迷惑をかけるな。」




多分今の季節は夏辺りだろう木と木の間から差し込む光が眩しい。






「オッケー、じゃあ行くわねぇ」





又、視界があの景色に塗りつぶされる








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日夜 曉 種族??妖怪

能力:対を操る程度の能力

年齢:10964歳

性別:男

容姿:髪:白と黒の半々 オッドアイ(白 黒

顔:若干女顔だが女と間違えられる程ではなくとても美形

身長:175cm







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