今回は、BUCK-TICKの惡の華の感想を記載します。
※1990年版の惡の華の感想を記載します。
BUCK-TICK(バクチク)は、日本の5人組ロックバンド。
1985年に現メンバー(2017年の現時点におけるメンバー)でBUCK-TICKを結成。
1987年にインディーズで1stアルバム『HURRY UP MODE』をリリース。
以降、正規メンバーの変更は一切行われていない。
インディーズ活動を経て、1987年にメジャーデビューを果たす。
バンドブーム期から2017年の現在まで途切れることなくメジャー・レーベルで活動を続ける数少ない現役バンド。
惡の華(あくのはな)は、BUCK-TICKの5枚目のスタジオ・アルバム。
アルバムは1990年2月1日にビクターインビテーションよりリリースされた。
曲順
1. NATIONAL MEDIA BOYS
2. 幻の都
3. LOVE ME
4. PLEASURE LAND
5. MISTY BLUE
6. DIZZY MOON
7. SABBAT
8. THE WORLD IS YOURS
9. 悪の華
10. KISS ME GOOD-BYE
作品について
BUCK-TICKのセンスや世界観に圧倒され瞬く間に魅了されてしまいました。
要因は、やはりファンタジーやゴシックから生まれ出たBUCK-TICK特有の『音』にあると思われます。
当作品は『狂った太陽』『Six/Nine』に負けず劣らない名盤の一つです。
音質などに関しては決して良いとは言えませんが、リアリティと力強く輝くセンスがあります。
『聴く』ではなく音や世界観を『感じながら聴く』です♪
1. NATIONAL MEDIA BOYS
ダークファンタジーにゴシック感。
そこから生まれる摩訶不思議なメロディはBUCK-TICKならではの魅力です。
センスが凄いです。
アルバムの一曲目にしてBUCK-TICKの圧倒的な表現力と世界観を楽しめる楽曲です。
・LOVE ME
幻想的に響き渡るクリーンなギターの音がいつまでも耳に残る。
伸びのある鮮やかなヴォーカルとの組み合わせが絶品。
やがてこの歌声に包まれていきます。
シンプルな曲構成のため非常に聴きやすい楽曲です。
ずっと聴いていたい。
5. MISTY BLUE
怪しく謎めいたクラシカルなメロディが素晴らしい。
バウンドを効かせたリズムがクセになる。
独特過ぎるゴシックな雰囲気が堪らないです。
6. DIZZY MOON
アップテンポの軽快なロックナンバー。
金切り声のようにキンキンと鳴り響くギターが特徴的。
リズミカルに鳴り響くので、まるで生きているみたいなギターです。
メロディアスなヴォーカルラインもまた絶品です。
8. THE WORLD IS YOURS
ザクザクと刻まれるビートがクセになる。
セクシーな歌声と危険な雰囲気を併せ持つヴォーカルの表現力が凄い。
徐々に激しいサウンドへと変化していくサビが素晴らしい。
全体的に何処と無く不気味で吸い込まれそうな感覚になります。
この楽曲は静かなる狂気です。
おんすきの選曲
・PLEASURE LAND
・悪の華
・KISS ME GOOD-BYE
選曲の感想
・PLEASURE LAND
一言で名曲です。
しっとりとしたバラード調のサウンドを展開する。
スローテンポによる浮遊感とノスタルジックな世界観が素晴らしい。
目を閉じると昔の想い出や記憶が流れていく錯覚を覚えた。
聴いていて涙が出そうになりました。
・悪の華
BUCK-TICKの代表曲。
疾走感に溢れたダーク感満載のロックナンバー。
この鋭くて危険な雰囲気が素晴らしい。
イントロから続く荒ぶるギターがカッコイイです。
BUCK-TICKのセンスが力強く、荒々しく輝いています。
・KISS ME GOOD-BYE
エンドロールを彷彿させる楽曲です。
イントロから鳴り響く木琴風の音によるミステリアスなメロディが素晴らしい。
ヴォーカルとギターが透明感のある切ないメロディを披露し盛り上げる。
空間を切り裂き、聴く者を別の次元へと誘う。
神懸かり的な旋律に魂を奪われました。
- アーティスト: BUCK-TICK
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2002/09/19
- メディア: CD
- 購入: 1人 クリック: 1回
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以上、BUCK-TICKの惡の華の感想を記載させていただきました。
ではまた♪
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