「UR賃貸の申込条件・注意事項は?!」
「月額払いでの申込条件」
家賃を、毎月の「月額払い」で契約する場合は、申込名義人の収入は「基準月収額」以上である事が条件となります。
UR賃貸では、「基準月収額」は、次のように定めています。
・家賃の4倍、又は33万円の低い方が基準月収額 (親族2名以上での入居)
・家賃の4倍、又は25万円の低い方が基準月収額 (単身での入居)
・家賃が20万円以上の場合、40万円の固定額が基準月収額
申込名義人の収入が、上記の「基準月収額」に満たない場合は、原則として月額払いでの契約ができません。。。
ただし、下記条件をクリアすれば、契約できる場合もあります。
申込名義人が基準月収額の半分以上の収入を得ていれば、入居(同居)する家族の収入を合算することが可能です。
また、勤務先等からの家賃補助がある場合は、その額を合算することが可能です。
ハウスシェアリングの申込条件
なお、上記のUR賃貸の「申込条件」は、単身・親族で入居する場合の条件となります。
「ハウスシェアリング制度」での申込条件は以下となります。
入居者毎に、「基準月収額」の半分以上の収入が必要となります。
どちらかの収入が基準月収額の半分に満たない場合は、合算の収入額が基準月収額をクリアしていても、申込不可となります。。。
「月額払い以外の申込条件」
家賃の支払い方法としては、「月額払い」以外にも次の2つの契約方法があり、選択可能です。
①一時払い制度(契約時に、1年分以上の家賃と共益費を一括払い)
②貯蓄額証明書の提出(家賃の100倍以上の貯蓄が必要)
メリット
「月額払い」以外の方法の「①一時払い」「②貯蓄額証明書提出による契約」のメリットは、以下となります。
①「基準月収額」に満たない場合でも契約が可能
②無職・無収入でも契約が可能
③源泉徴収票等の収入証明書類が不要となり、書類を準備する負担が軽減されます。
「まとめ」
・UR賃貸の場合、家賃の支払い方法を「毎月払」を選択する場合「基準月収額」をクリアする必要がある
・家賃の支払いスパン・方法には、「一時払い」「貯蓄額証明書提出による契約」という方法もある