ちわっす豊作なすびっす。
前回の記事では、今の働き方を続けていたら体か心を壊してしまいかねないという不安を抱えながらも、生活費を稼ぐために仕方なく無茶な働き方を続けている、という状況は健全ではないよね、という趣旨の内容を書きました。
会社で働く以外にも、家事・育児・介護といった要因が重なり、体や心を壊してしまうことも考えられます。仕事以外のライフイベントに沿って、働き方を選んでいくことが重要な時代になってきています。
しかしながら、そんなに簡単に働き方を変えることってできますか?多分無理だと思います。会社の都合や生活費を考えるとフルタイムで働かざるを得ない…という悩みを抱えた方も多いでしょう。
そこで「収入ポートフォリオ」という考え方が重要になってきます。
ポートフォリオとは、「1つの鞄に数種類の書類を入れること」を意味する英語です。つまり、収入ポートフォリオとは、「収入」という鞄にいくつかの「収入源」という書類を入れるイメージです。
収入ポートフォリオは、収入源を分散させることでリスクを低減させるために必要な考え方です。
例えば、先に挙げた「働き方を選べないリスク」について、収入ポートフォリオが給与収入以外にあれば、給与収入を減らしても大丈夫な働き方を選択することができるようになります。時短勤務制度を不安なく選択することもできるわけです。
しかし、収入ポートフォリオが給与収入しかない場合、現状の生活費を稼ぐためには給与収入に頼らざるを得なくなり、無茶な働き方を続けるしか方法がないということになりかねません。育児や介護に時間を割かなくてはいけないとなると、さらなる負荷がかかります。
収入ポートフォリオを見つめ直すことで、働き方を選択する自由の獲得を目指すことは、不健全な働き方をせざるを得ない人にとって必要なことだと考えています。現在育児や介護により働き方に悩んでいる人や将来育児や介護をする必要があると分かっている人は、1度検討してみてはいかがでしょうか?
もちろん子供にもこの考え方は教えていきたいですね♪